無意味な恐れは今すぐ消す

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小玉 歩

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人間の行動を最も鈍らせるのは「恐れ」です。
これがある故にあらゆる事にブレーキがかかり、思い切った決断や行動ができなくなってしまいます。

何かに取り組む時には大小様々な恐れがあると思います。

例えばですが、サラリーマンが最も恐れている事というのは、実は「上司から叱られる事」です。
失敗を恐れているというより、失敗によって叱られる事を恐れているケースが非常に多いのです。

はっきり言いますが、こんなものを気にする必要は全くありません。
よくよく考えて下さい。
上司に叱られる事によって何か大きな不都合があるでしょうか。短期的に気分を害す事があるかもしれません。
しかし、そういった物はごくごく短期的なもの。

指導の為に上司が叱るとしたら、それは意味のあるための物ですし、引きずることは無いでしょう。
いつまでもネチネチと言い続けるような上司だとしたら、その上司は人の上に立つ資格はありません。
その程度の人間なので、仕事を続けていれば、その上司があなたの部下になる日もそう遠くないはずです。

そう考えると、上司に叱られる事を恐れて決断や行動が鈍るとしたら何ともったいない事なのでしょうか。
そもそも上司に叱られることを恐れているというのは非常に視野の狭いことです。

今の世の中、同じ職場に居続ける事なんて少なくなっていますし、そもそも人間関係は職場だけの物ではありません。
上司とあなたの関係なんて物は、長い人生、沢山の人間関係の中でのほんの小さな一部分でしかないのです。
ですから、気にする必要はありません。

ここまではサラリーマンの代表的な「恐れ」の例でしたが、その他にも私たちは非常に多くの事に恐れて生きています。
これを無くす事によって、かなりダイナミックに生きる事ができるのですが、よくよく考えると私たちが恐れている事は本当に取るにたらない事である場合が多いのです。

もし今あなたが、「何か行動にブレーキがかかっている」と感じているのであれば、知覚しているものしていない物を含め、恐れを消していく作業をする事をお勧めします。

この作業は簡単です。

まず、あなたが不安に思っている事、心配に思っている事、気にかかっている事を50個紙に書き出して下さい。
50個という数は非常に多いのですが普段知覚していない物も書き出すために、どんな些細な事でもいいので書き出して下さい。
そして、書き出した所でそれぞれに対して「それが起こるとどうなるのか?」「なぜそれがあなたにとって不都合なのか?」をじっくりと考えてみて下さい。
そうすると、50個のうちの殆どは大した事が無いという事に気づくでしょう。

『心配事の9割は起こらない』という書籍がヒットしましたが、正にそういう事です。
私たちの心にある「恐れ」は取るにたらない物であり、全く気にする必要はありません。
ですから、何事にも果敢にチャレンジしダイナミックに行動した方が、間違いなくトータルではプラスになります。

あなたが何かに恐れて行動にブレーキがかかっているのであれば、すぐにその「恐れ」の正体を明らかにしてください。
そして、それを「取るにたらない」と理解し、今日からダイナミックに生きていきましょう。

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