日本語の悪い所って知っていますか?

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小玉 歩

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突然ですが、、、

日本語の悪い所って知っていますか?


これを理解すると良いメルマガや、良いセールスレターが書けるようになるので、知っていただきたいなと思います。


実は、この投稿をするために1つの実験をしました。

その実験はFacebookで行いました。


こちらです。





さて、こちらの投稿の、どこが実験か分かりますか??

分かった人は頭良いと思います。


日本語の凄いところって、事細かに全てを話さなくても、相手には意図が伝わるって事です。

10を言わなくても5から6を言えば、そこそこ伝わるって事ですね。

これは日本語というより、日本人の特質かもしれません。

いわゆる「察する力」が、他言語圏の人間よりも高いんです。


英語圏の人なんかですと、「そこまで言うか?」ってくらい言わないと伝わらないんだそうです。

「いやいや察してよ・・・」が、全く通じないわけなんですよ。



というところで、先ほどの投稿を、もう1度見て頂けますか?





「意外と安いと思った。
普通にそんなもん?」

と言っています。


これ、人間の発言としては、メチャメチャ情報が少ないです。

もちろん、画像はありますけどね。


では、この投稿にどのようなコメントを頂けましたでしょうか?


「日本より高いッス(*_*)」

「カヌー?やるんですか??」

「要らないけど安っ!!って思うもの多いです。モニターとかビビるくらい安いです。」

「日本が高杉る( ^ω^ )」

「このカヤック、耐久性が低いみたいだよー!30万で高性能なカヤックが買えるみたいだからあんま使えないかもー。」

「安いですね~^^」

「要らないから安いんですねー、きっと笑」


はい、こんな感じ。


Facebookに何かを投稿する時って、何かしらの反応を期待して、投稿をするわけじゃないですか。

それで、この中で私が期待していた、ドンピシャの反応はこれです。


「要らないけど安っ!!って思うもの多いです。
モニターとかビビるくらい安いです。」


このコメントなんですね〜。



この投稿に関するコメントは、色々な方向性からいただいています。


「日本より高いッス(*_*)」

→ 日本と海外で価格比較をしているという前提。


「このカヤック、耐久性が低いみたいだよー!30万で高性能なカヤックが買えるみたいだからあんま使えないかもー。」

→ 安いからカヤックを買おうとしているという前提。


「カヌー?やるんですか??」

→ 商品に興味を持って投稿したという前提。



誤解しないでいただきたいのは、誰が正解で誰が不正解とか、そういう類の話ではありませんよ。

ここで重要なのは、多様なコメントを頂いたという点です。


これは、それぞれの人が、こちらの背景・考えを察してくれて、その上でコメントしてくれてるんです。

なぜならば、あまりに情報が少ないから。



今回の投稿は、

「意外と安いと思った。
普通にそんなもん?」

というものです。


もし、こちらが求めるものを正しくコメントしてもらうためには、このように投稿しなければいけません。


「グアムでスーパーマーケットに行ったら、どーんと大きなカヤックがありました。

私は特にカヤックなどには興味は無いのですが、スーパーマーケットで普通に売っているのは、さすがグアムだなーと思いましたよ。

ただ、カヤックって私の想像だと超高いんだと思っていたのですが、ここだと200ドルちょっとで買えるんです。

意外と安いと思ったのですが、カヤックの値段ってそんなものなのでしょうか?

知識も何も無いので、相場観がありません・・・

このスーパーマーケットはKマートというのですが、他にも本当に色々なものが販売されていて、思いの外安いものがたくさんありました。

ビックリするような値段のものもあって、見ているだけで楽しいスーパーマーケットでした。」


はい!

ここまで書いてやっと7割の人に、意図が伝わるという所でしょうか。


ですから、私のあの投稿でコメントの方向性にばらつきが出るのは、当然のことなんです。

悪いのは私です。


日本語って察することで多くが成り立つ言語なんですよ。

それは便利ではありますが、一方では伝達ミスも起こりやすい言語でもあります。


年齢、性別、育った環境、社会経験、その他諸々は人によって異なります。

これが異なれば異なるほど、察するための前提知識・条件も異なってくるわけです。

ですから、何かを伝えるのは「正しく伝える」という点から言うと、とっても難しいんですね。


「今日から気合い入れて本気でビジネスに取り組みましょう!!」

これすらも伝わりません。


今まで週に2〜3日やってたのが毎日やるようになるのが、「気合い入れて本気で」かもしれません。

会社終わって帰ったら、テレビを見る時間を全て無くしてビジネスに取り組むのが「気合い入れて本気で」かもしれません。

睡眠時間を削りに削って、毎日3時間睡眠で取り組むのが「気合い入れて本気で」かもしれません。



「今日から気合い入れて本気でビジネスに取り組みましょう!!」

という言葉すら、100%の正しさで自分の意図を伝えられないのです。


これが日本語の悪い所です。

伝わりやすい言語であるのですが、「正しく伝える」のは難しい言語です。


では、どうしたらいいのか!?


・・・って、どうしたらいいと思います???



ちょっと考えてみてください。

もし分かったら、こちらにメールを送ってくださいね!

mail@flmk.jp

「日本語で正しく伝える方法」というタイトルでメールを下さい。

明日か明後日かの投稿で、解決策をシェアしたいと思います。


ではでは、メールをお待ちしています^^

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