白玉の話。
これは与太話ではなくて、ネット集客のネタの1つです。
先日ですが、妻と鎌倉に行きました。
何か地味に「遠くに行きたいな〜」なんて漠然と思ってたんです。
ただ、半日くらいしか時間が取れなくて、どうしようか考えたところ「鎌倉行こうぜ!」となったんですよ。
そして鎌倉で食べたのが、こちらの「宇治白玉クリームあんみつ」です。
美味しそうでしょ〜?
まあ、実際に美味しかったんですよね。
それで、聞いていただきたいのが、どうやってこのお店にたどり着いたのかってこと。
この流れが、また新しいネット集客にヒントになりそうなんです。
そもそも何でここに言ったかというと、鎌倉に行くって話をしてて妻が「ここ行きたい!」と白玉あんみつの写真を送ってきたんですね。
「おおー、うまそー!」となって、妻が店名も調べていたので場所を検索して行った感じです。
注目したいのは、その妻が送った画像です。
この画像にどうやって辿り着いたかなんですよ。
これがInstagramなんです。
そもそも投稿がスマホからしか出来ないって時点で、私はめんどくさくて触っていませんでした。
だから、全くInstagram研究をしてなかったんですね。
ですが、今回はInstagramの可能性を普通に感じましたよ。
まず、「鎌倉行くぜー!」となって妻が何をしたかというと、Instagramで「鎌倉」ってハッシュタグ検索をしたんです。
すると、鎌倉に関係する画像がばーっと出てきます。
そして、それをなんとなーく見ていると、さっきみたいな超美味しそうな白玉が出てくるんですね。
この美味しそうな白玉をタップすると、画像にいくつかハッシュタグがついています。
そのハッシュタグを見てみると、「これは店名かな??」というものがあるんです。
この店名っぽいのををタップすると、そのお店で撮った画像がざーっと出てくるんですね。
ここまで来たら完落ちですよ。
普通に店名をGoogle検索して「よし行こう!」となるわけです。
スマホ文化と写真文化。
さらに言うとInstagramの、ハッシュタグをつける&ハッシュタグ検索文化。
これはTwitterやFacebookではあんまり無い文化だと思います。
もちろん機能自体はありますし使っている人もいますが、Instagramほど主流ではないです。
そして、もっと言うとInstagramの豊富な写真加工機能。
素人が撮っても食べ物が超美味しそうに見えます。
いや〜、素敵ですね。
再現性ありありです。
まず大前提として最も重要なのは、思わず写真に撮っておきたいビジュアルのメニューを用意すること。
実はこれだけである程度戦えちゃうと思うのですが、そこは軽くしかけを入れておくとしましょうか。
じゃあ、白玉で行きましょう。わかりやすいので。
さっきのお店みたいに、大きくて柔らかそうな、他には無い感じの白玉にしておきます。
あんなのは思わず写真に撮って「見て見てー!」と、Instagramに投稿しちゃいたくなる訳です。
それを促進する施策をぬるっと打ちます。
ハッシュタグに「地域名」「店舗名」「メニュー」を入れて、Instagramに投稿したら白玉1個サービスとかをやります。
そうしたら毎日一定数の人が投稿してくれるますよね。
そもそも美味しそうな物を投稿する文化があるところに、投稿してくれた人に何かをあげる感じ。
ただ、これは正直悪い方に転ぶ可能性もありますよ。
何か投稿に対して店舗側の「意図」が見えると、そういう事を嫌がる層もいないわけではないですから。
このあたりの「ぬるっと感」のさじ加減は、まあーいい感じのセンスでやっていければいいでしょう。
SNSの時代になって特にスイーツ系のお店が流行るかどうかって「写真を撮ってアップしたくなる見た目か」がかなり重要です。
というか、再重要項目。
だって、「ふなっしーカフェ」とかSNSにアップする写真を撮りたいがために何時間も並ぶんですよ。
もう、私には何が何だかわかりませんが・・・。
飲食系は、この流れでの集客はかなり効くと思います。
他も工夫次第ですよね。
超机上の空論ですが例えば美容室。
カットが終わった後に「髪切ったよ〜」みたいな感じで、写真とともにハッシュタグで「地域名」「店舗名」を入れて投稿としたら、お会計から1000円値引きしますとか。
うまくいくかはわかんないですけど。
もっとイケてる策は考えればいくらでも出てくると思います。
とにかく、この白玉の一件で私は俄然Instagramに興味が出てきた訳です。
使っている芸能人が多いですし、若い女性層と完全にセグメントが明確。
何か出来るに決まってますからね。
そんな感じで、ちょっと色々と実験してみようと思います♪