先週の土日に泉忠司さんとベストセラー作家スパルタ合宿を開催しました。
この合宿は商業出版をしたい方が参加する合宿で、合宿中に企画制作から編集者へのプレゼンまでを行いその場で出版を決めてしもうという物です。
泉さんとの合宿は、「その場で結果を出す」という事にこだわっています。
ですので今月は「時間とお金から解放される 」というテーマでの合宿を名古屋で行いましたが、合宿中に19万円の利益を生み出したという凄まじい結果を出しています。
ベストセラー作家スパルタ合宿は今回で2回目。
第1期である12月の合宿では、18名中6名が合宿中に商業出版を決めています。
私もそうでしたし勘違いしている方が多いのですが、商業出版というのは出版社がその企画に会社の資源を投資する物であり、本を出す人が何百万円とか出す物ではないんです。
それは、自費出版ですね。
だから企画・著者がしっかりしていて、出版社が「売れる!」と判断すれば何だか良く分からない人に何百万円とか払う必要がないのです。
最近自分の周りで300万円とかポンと払う人がたくさんいて、かなりもったいないなと思っています。
ただ、問題が「企画」ですね。
これはなかなか一筋縄ではいかないんです。
だから、この「企画」を立てるという部分において上記の方々の存在意義はあるのでしょう。(ただそれもまたしょぼかったりするのですが・・・)
そういう所にお金を払うのであれば、価格的にも自分の力のためにも水野さんのスクールでしっかりと勉強した方がいいと思います。
で、話は合宿に戻すのですが、これ本当にスパルタなんですよ。
なんせ全くの素人状態からプレゼンに通る「企画」を作り上げる訳ですからね。
参加者それぞれをとことん深堀りしていき、売れる企画を作り上げていくのです。
合宿では講義をした後に、まず各々に企画書を書いてもらいます。
しかし、これが本当にひどいんですね。
誰1人として「これはいい!」というものがありません。
ただ、これは今回も第1期も同じ。
初めて企画書を作ると大体そういう感じになります。
この企画をプレゼンできる状態までもっていくので、最終的に初日が終了したのは朝の6時でした。
翌日は10時開始なので、睡眠時間は3時間も取れればいい方でしょう。
編集者が欲しがる企画にしなければいけないので、完成するまで寝る事は許されません。
それは参加者だけでなく講師も一緒です。
なので、講師の我々もスパルタ。
そして、翌日13時から編集者の方々へプレゼンを行います。
プレゼンが終わると、編集者の方々からすぐに「○」「△」「×」の札が上がります。
「○」は「具体的に話を進めましょう」
「△」は「もっとブラッシュアップすれば可能性がある」
「×」は「うちでは無いですね」
という感じです。
この緊張感はなかなか味わえる物ではありません。
参加者も力が入りますが、当然我々も力が入ります。
「もっと落ち着いて大丈夫!冷静に!」
とか
「今の所をもっと強調してー!」
とか
我が子を見るような気持ちでプレゼンを見ていました。
今回の結果ですが、10名の参加者で6名が商業出版を決定させました。
我々は誰1人として手を抜いていないので、当然10名全員の出版を決めたいと思っています。
それがかなわなかったのは悔しいのですが、それでも60%の確率で商業出版を決める合宿というのは凄まじい結果だと言えるでしょう。
出版が決まらなかった方も、ダメな企画だとは思いません。
今回頂いたアドバイスを元に企画をブラッシュアップして行けば、まだまだ可能性は十分にあります。
ここで諦める事無く、ぜひこれからも出版に向けて企画も自分も磨いて行っていただきたいと思います。
「小玉歩×泉忠司」の企画は、これからも「最短最速で結果を出す」ということにこだわって行きたいと思います。
もちろん「ベストセラー作家スパルタ合宿」の第3期もやりますし、名古屋で行った「時間とお金から自由になる」をテーマにした合宿の東京版も開催しますのでご期待ください。
「ベストセラー作家スパルタ合宿」参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした!
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