今日は『クビでも年収1億円』プロデューサー長倉顕太さんが主催する「ナガクライズムキャンプ」で講義をやらせていただきました。
テーマは「お金の稼ぎ方」
ネットビジネスのテクニックというよりは「考え方」の部分を3時間バシッとお話ししました。
講義をしていて思ったと言うか、再確認した事があります。
それは「みんな、お金を稼ぎたいと思っているくせに、お金の稼ぎ方を全く考えていない」という事です。
私の投稿を読んでいるという方というのは、かなりの割合でお金を稼ぎたい方だと思います。
では、あなたに問題。
来月100万円稼ぐ方法を、いますぐ5個以上答えて下さい。
それも、もやっとではなく具体的にステップも。
・・・って、言うと殆どの人が1つも答える事ができません。
Twitterでも書いたんですけど、ちょっと前に堀江さんの『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』を読んだんです。
そうしたら、身近にある物事や出来事から、ビジネスのヒントを山のように見つけているんです。
これ読んで「そうだよなー」と思いました。
やっぱり稼ぐ能力の高い人って、常にビジネスの事を考えているんですよ。
よくよく考えると、私もそうですし私の周りの人間もそうなんですよね。
ウイイレやっているとき以外は、常にビジネスの話。
「金儲けの話ばかりなんていやらしい!」と思う人もいるかもしれませんが、そんな事言っている人は一生稼げませんからね。
いや、だってしょうがないじゃないですか。
ビジネスが趣味であり最高の楽しみなんですもん。
と言いますか、そこくらいまで行かないと稼げないと思いますよ。
例えば、先日こんなことがありました。
タクシーに乗って「リッツカールトンまでお願いします」って言ったんです。
そしたら場所が分からないと言うんですよ。(この時点で結構衝撃的だったりしますが)
分からないなら仕方ないかなと思って、住所を調べて伝えたんですね。
そうしたら、カーナビの使い方が分からないって言われたんです。
「これ、マジか!」と思って、かなり驚きました。
ちょっと個人的にはあり得ないと思いますね~。
でも、タクシーってかなり色々ありませんか?
運転手さんの接遇がもの凄く良かったり悪かったり。
車内がもの凄くおっさんくさかったりフローラルの香りがしたり。
料金が同じなのにクオリティにかなり差があるんですよ。
そして、最大の問題点は、乗ってみるまでそのクオリティが分からないってこと。
乗ってがっかりというケースが多いんですよね。
じゃあ、乗る前に分かったらいいじゃないですか。
なので、タクシー業界共通の検定制度みたいな物を作ったらいいと思ったんです。
1級、2級、3級みたいに作って、その級をタクシーの車体だったり、てっぺんのアレに表示して一発で分かるようにしたらいいじゃないですか。
そうしたら、始めから3級を避けて1級に乗れば問題無いですよね。
タクシーの料金規定は分からないのですが、サービスの質が高いのが分かっていたら1級は高くてもお客さんはつきますよ。
そんなことをしていて3級のタクシーがお客さん取れなくなると、全員でサービスの質を上げて1級を目指すようになりますよね。
で、ここからが妄想が突っ走って、その等級を認定するタクシー検定協会をやったら儲かるなーとか考えるんです。
検定料いくらで、更新料いくらとか。
さらに講習も開催して講習料金いくらとか。
じゃあ、こういうのをやるためにはどこに話を通す必要があるのかなーとか、浸透させるためにまずは大手何社かを丸め込まなきゃなーとか考えていきます。
こういうことを、タクシーに乗った10分くらいで考えます。
何の裏付けも推敲も無いので、「そんなビジネス無理でしょ!」という突っ込みは無しで。
もの凄く重たいビジネスなので、ちょっと私にはできないですしね。
何を感じて欲しいかと言うと、そうやって色々とビジネスの妄想を楽しんでいるということです。
自分がそのビジネスをやるかどうかは置いといて、私のiPhoneのメモ帳にはこういうどうでもいい事がたくさん書かれています。
今見たら、「オシャレなティッシュ箱」と書いてましたね。
これは、単純にティッシュの箱ってダサいじゃないですか。
オシャレな部屋に置くのはちょっとあれなんで、それを隠すためにオシャレなティッシュケースとかありますよね。
だったら、「最初からオシャレな印刷された箱のティッシュを売ったらいいじゃーん!」とか思ったのです。
こういうのは普通のティッシュよりも高くても、それなりにというか結構売れてしまうと思うんです。
まさに付加価値です。
まあ、こんな感じで私は日々ちょっとしたことから色々と妄想しています。
多分ビジネスやっている人って、多かれ少なかれそういう所があると思うんですよね。
だから、「お金を稼ぎたーい!」なんて言うのであれば、もっとお金の稼ぎ方を考えて欲しいなと思いました。
そんな事を感じた本日の講義でした。
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仕事2.0 ~これからの新しい働き方~