私はブルーオーシャンには興味が無く、レッドオーシャンに参入するのが好きです。
といいますか、基本そればっかりです。
レッドオーシャンでもマーケティングが幼稚園レベルな業界ですと、これは本当にご馳走にしか見えない世界です。
タイトルの、
「後発で業界に参入して、トップ層をなぎ倒す方法。」
ですが、実は難しいことはありません。
ポイントは2つしかなくて、
・トップ層のいい所を参考にする
・自分の武器を注入する
ということだけなんですよ。
例えば弊社で参入した天然石業界。
参入時には明確にターゲットとしたネットショップがありました。
本当に素敵なショップでして、「この世界でこんな感じでやる人がいるんだ!」と感動を覚えたほどでした。
ですから、まずはこのショップがやっていることを研究し、それを120%で実践しました。
そこに加えて私が得意としている、ネットマーケティングの要素をどんどん投入していったわけです。
具体的には、
・ネット広告
・情報発信
・動画の活用(生放送含む)
という所です。
この辺に関しては得意過ぎるので、負ける気は全くありませんよね。
研究したことを120%実践して、得意な事を加えていくわけですから、ターゲットとしたショップに実績も評判もグングン迫っていくわけです。
そうすると、何が起こると思います?
ターゲットとしていたショップが、私たちのショップを意識しだします。
意識して、真似をするわけです。
YouTubeで動画を配信してみたり、LINE@を始めてみたりするのです。
私たちのショップの「ような」セールを、いきなりやったりするのです。
ところがところが、マーケティングというものはそんな簡単なものではないので、真似なんてできないんです。
特に情報発信というのは、知識と経験とカンが要るので、とっても難しいです。
そんな感じで、意図している「狙い」を理解せずにやるので、劣化コピーどころの話ではありません。
そうこうしているうちに、ペースを乱してしまい、元々持っている良い部分が薄まり、お客さんが離れる事になります。
トップ層は前だけ見て走ればいいんです。
後ろを振り返っちゃうから、曲がって進んでしまうんですよね。
私の大好きだったショップは、残念ながら今は虫の息です。
ですが、こちらも遊びではなく、市場も限られているので、仕方のない事だと思います。
弊社は天然石業界で、ショップを2つやっています。
1つは高級天然石のショップで「premium stone gallery」というもので、もう1つは今年始めたものです。
もちろん、こちらのショップも、ターゲットとしているショップがあります。
このターゲットとしているショップが、LINE@を開始しました。
実は少し前からペースを乱している事を感じていましたが、LINE@の開始はかなり大きいと思います。
弊社としても一気に勝負をかけるタイミングがやってきたと感じています。
後ろを振り返って意識してしまうと、破滅に向かってしまうということには、唯一の「決定的な理由」があります。
それは、、、
お客さんの方向を
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向かなくなるからです。
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私たちが一番考えるべきは、お客さんのことです。
お客さんのためになる事を、お客さんが楽しめる事を、お客さんが喜んでくれる事を、第一に考えなくてはいけません。
マーケティングも、全てそこに向かっているからこそ、売り上げにつながるんです。
追いすがるライバルを見てペースを乱すと、ライバルばかりを見て、お客さんを見なくなります。
見るべきはライバルではなく、お客さんです。
綺麗事でも何でもなく、商売の基本はお客さんを見る事です。
これ無しで上手くいくわけがないんですよね。
トップを走るのは大変です。
背後から追いすがって来る新参者が気になるのは、それはもちろん分かりますよ。
ただ、そんな時にでもペースを乱さず、前を向いてお客さんを見て、走り続ける事が重要です。
新参者を見るのもいいですけど、それが今のお客さんにとって本当に必要なものかということは、常に考えなくてはいけません。
そんな事を思った、とある秋の祝日でした。
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