息子の小学校と娘の幼稚園が、5月6日までお休みになりました。
これまでもそうでしたが、生きている中でこんなことが起こるとは思ってませんでしたね。
一番大切になってくるのは、家族のストレスコントロールでしょう。
自分自身がぶっ壊れない程度に、何とか舵取りをしていきます。
1つだけちょうど良かったな〜と思っていたことがありまして・・・
それは、娘がとっても勉強が苦手だってことです。
苦手っていうか、嫌な事はとことんやりたくない性格。
息子と、ここが全く違っていて、あまりの違いに驚くばかり。
息子は小学校一年生なのですが、この小学校は受験で入りました。
もともと、通っていた幼稚園から内部入試で、小学校にそのまま上がっていこうとしていたんです。
しかーし!
内部入試なので、多少は一般より優しい基準になるとは思いますが、それでも華麗に不合格でした。
受験の時まで、勉強は妻と幼児教室に任せっきりだったんですね。
模試判定なんかは合格ギリギリで「どうかな〜」って所だったのですが、私、楽天的な性格でして、大丈夫っしょと甘く見てたんです。
そして、不合格で現実を見るって感じ。
いや〜、これは参ったなと、そこで初めて息子の学力の状態を、しっかりと確認したわけですよ。
マジで父親失格。
その冷静なジャッジからすると、1ヶ月後に行われる同じ小学校の一般入試はまずムリだなと。
ここはかなりギャンブル。
というか、何とか間に合わせても、入学後に本人の学力的にしんどそうだなーと思ったんです。
そして、そこから本人のレベルや性格的に、校風が合いそうな小学校を急遽探して、そこに照準を当てました。
完全に妻と幼児教室に任せっきりだったのを心から反省し、そこから1ヶ月間は毎日早く帰宅し、息子の勉強を見ていました。
そして、試験では無事に合格して、今に至るって感じです。
そしてーーーーー、我が娘!
息子は幼児教室の模擬試験で20人中、16位って感じでした。
それが、娘はですよ・・・
20人中、ダントツの20位!!
もはや、何らかの才能が隠れているのではないかと思うくらい、気持ち良い最下位です。
先日、宿題をやっている様子を観察していたんですね。
それで分かったのが、すぐに考えるのを放棄するって感じだったんですよ。
分からなければ一瞬で諦めて、もう、その問題放置するみたいな。
まあ、ビジネスコミュニティをやっていると、大人でもそういう人たくさんいます。
「あ、分かんない。嫌だ。やめた。」みたいなね。
息子は分かんないなりに一生懸命に向かうタイプなので、兄妹のあまりの差に妻が疲れちゃって。
もう、受験はやめようと。
普通に近所の公立に通ったら良いじゃないかと。
まあ、それは私も別に良いとは思うんですよ。
私立でも公立でも。
そんなんで、そこまで人生が変わるとは思えませんしね。
だけど、娘はお兄ちゃんと別の小学校に行くことは嫌じゃないのかなーって所が、一番のポイントだと思ったんです。
私立だ公立だなんてのは、子どもは分からないじゃないですか。
そこは、今の年代ですと親が道筋を立てるところでしょう。
ただ、お兄ちゃんと同じかどうかは、本人の気持ちを確認せねばと思ったんです。
特に、今年もう1人生まれて、3人兄弟になりましたし。
それで、娘と2人でお風呂に入って、ちょっとだけ真面目な感じで話し合ったわけでございますよ。
「お教室はどう?」
「うーん、お絵かきは楽しいよ」
「絵は上手だもんね!
でも、勉強嫌いだよね〜?」
「うん・・・」
的な感じで話し始めて。
最終的には「勉強は嫌い。でも、お兄ちゃんと別の小学校には行きたくない。」って所になりました。
そうしたら嫌な勉強も頑張らなきゃねって感じです。
それを本人も理解しました。
あ、話を誘導したとかってのは、マジでないですよ。
そんなに嫌ならば、幼稚園のうちから無理して幼児教室なんて行かなくていいし、やめちゃっても仕方ないので。
それよりも、絵が好きだったら絵を書いていればいいんだし、お人形遊びしてたらいいし。
だけど、お兄ちゃんと小学校が違うってことについては、本人が理解し了解しないと、ちょっと物事が分かるようになったら後悔しちゃうかなーと思って。
まあね、息子も別に私は小学校受験とかなんてのは、元々は考えていませんでした。
私自身が、秋田の田舎で小学校からずーっと公立。
高校も推薦で入って、ちゃんと試験受けたのは大学受験が初めてでしたし。
ただ、環境ってのは凄いもので、たまたま入った幼稚園が、何だかよろしい感じの幼稚園で、受験が普通の感じだったんですよ。
周りが受験前提みたいな雰囲気。
その普通の感じの流れで、息子も幼児教室に通い出して受験をしたって感じなんです。
そこに関しては、本当に私も甘い考えで任せてしまって、「不合格」という・・・判定というかなんというか、そういったダメ認定じゃないけど、あんな小さい子どもにつけられて。
息子がダメ認定されたような感じは、親として辛かったですね。(自分が悪いんだけど)
なので、そのまま受験はやめて公立って考えもありました。
でも、ここで負け癖というか、負けたまんま終わったら何かパーソナリティに影響が出るかなと思ったわけです。
不合格で終わってはいけないと。
だから、ギャンブル的に同じ小学校の一般受験をするのではなく、頑張れば合格する可能性が高い小学校を選んで受験したんですね。
そして、見事合格。
あの日はホッとしたなあ・・・
と、そんなこんながあったりで。
娘は「お兄ちゃんと同じ小学校に行くために勉強をする」という意思を示したわけですね。
今、かなり勉強は苦手な感じですが、あんなものはコツと慣れです。
特にうちの子らが受けるとこくらいなら。
ならば、今から私が毎日勉強見たら、全くもって余裕の時期ですよ。
それ以上になると、生まれもっての資質が大いに関わると思います。
もしくは、もっと小さい時から学力のつく育て方をしたとか。
うちは子育て雑だから・・・
あとは、知能の7〜8割は遺伝で決まりますので、そこはお父ちゃんの遺伝子がアレですまなかったな!とう話ですね。
ただね、小学校受験の問題を見たことがない人は、一度見てみてくださいよ。
あんなのを幼稚園児が解くんだと、ちょっとびっくりしました、私は。
それを、あのポケッとした息子がやってたんだから、こりゃ凄いよな〜と思います。
娘は、今は本当に厳しい感じですが、軌道に乗れば大丈夫だと思います。
それは、1ヶ月もかからないかな。
ただ、その手前で心が折れて「お兄ちゃんと同じ小学校じゃなくてもいいから勉強したくない!!」ってなったら、それはそれかなと。
何が言いたいかといいますと・・・
今は土日にやっているような、セミナーなんかもできないでしょう。
会社もテレワークにしているわけです。
そして、子どもたちの小学校や幼稚園も、5月6日まで休みになったと。
色々と最高じゃないかと思ったわけですよ。
少なくとも1ヶ月はしっかりと、毎日勉強を見てあげられる体制です。
ラッキー!!
何だかんだで世界は良い感じで、折り合いをつけてくれるんです。
いつもそう。
物事の捉え方かもしれないですけどね。
何にせよ、色んなことが色んなタイミングで、面白く絡んでくるわけですよ。
それを楽しみながら、全てを良い世界に進めていきます。
そうしたら未来の人生も、より良いものになるってもんです。
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