編集者って店頭見てるの?それともバカなの?

今日は自分の書籍が大詰めということで紀伊国屋新宿南店、紀伊国屋新宿本店、ブックファースト新宿店、三省堂新宿店へリサーチに行きました。

出版の世界は2年しか経験していませんが死ぬほど勉強したので、とてもとても普通の人の2年ではなかったと思います。

本当に皆様のお陰でなんだかんだ著者累計は25万部を超えさせていただきました。広告や宣伝は色んな実験をしまくってトータルで1億円以上使いました。恐らくその半分程度は結果的に効かなかった広告に使っているでしょう・・・。

2年間の中で色々と分かった事があるんですが、1番分かりやすく面白いのは、ヒット作が出ると二番煎じ三番煎じがどどどーーーっと出る事です。タイトルだったりデザインだったり。

自分が出版をするまでは、そこまで気にしなかったんですけど、リサーチ目的に書店に通いまくると本当に物凄く見えてきますよ。
クビ億が出た後に書店にピンクの本が増えたり、ちょっと前なら「~が9割」みたいなタイトルとか、「~の力」とかですね。もっと前なら「~は止めろ」とか「~はしてはいけない」みたいなね。
今日ふらふら見ていたら勉強本がめちゃくちゃ流行っている感じでした。クビ億みたいなライトな本はあんまりな感じで、ちょっと偏差値高い系の書籍が書店では推されていたイメージです。

それで、この流行に乗っかるのは全然悪くないんです。

日本の音楽の世界でも二番煎じと、あとギリギリ三番煎じまでは行ける感じでした。だから、戦略的にヒット作にぶち込んでいくのは大正解。特に書籍の場合は関連書・類書みたいにヒット作の近くに展開される可能性が高く、この恩恵はかなり大きいのです。
ですから、ヒットの兆しが見えた瞬間だったり、「あ、今こっち系が来ているな」という空気を敏感に察知してぶち込んでいくと結構いけたりします。

青木さんの『35歳になったらマクドナルドでバイトしろ!』の時は、ライトなノリが全然行ける感じで、しかもディズニーとか大企業に絡めた書籍が結構推されてたんです。同時期にマック本も出てましたけど、青木さんのが圧倒的に目立ってましたね。
あとタイトルに年齢絡めるのもギリギリいけるくらいでした。小説仕立てというのは完全に泉さんのアイディアです。おかげでかなり読みやすく面白い書籍になりました。

藤下さんの『すりおろしキュウリダイエット』の時は酵素ダイエットが結構来てて、そこに「発掘!あるある大事典」みたいに普通にスーパーで買える食材でいったのがよかったんです。
あのタイトルは夜中の3時に電撃的に天から降りてきたなあ・・・奇跡でしたね。
藤下さんはテレビに出まくって凄かった!!

小山さんの『5分の使い方で人生は変わる』の時は小手先テクニック系が下火になっていたので真面目な自己啓発ど真ん中の内容で行きました。あと、あの時くらいから白い装丁が来ていましたね。白地に蛍光ではない鮮やか文字みたいな。なので完全に乗っかりです。申し訳ないくらいに乗っかりです。
でも、素敵なブランドが作り上げられたと思います。
ちなみに2作目は私は完全にノータッチですが『人生の悩みはお風呂で消える』というかなり可愛くてイケてる書籍が昨日発売となっていて、「本タワー」が出来ていました。(写真参照)

高嶋さんの『あなたの1日を3時間増やす「超整理術」』は、あの頃って仕事術系の本がじわじわ出てきてたんですよ。残業しないための~みたいな感じの書籍ですね。
実は私が関わった時にはもう殆ど出来上がっていたんですけど、なんか方向性的に「片付け本」と並べていたんです。そして、タイトルと装丁がかなりヤバかった感じでした。狙いに行ったけど見事に外しちゃったみたいな。だけど、内容が素晴らしかったので見せ方を変えて完全にパワーアップした感じです。
ひねりを見せながらも正当感を出したかったんです。やや偏差値高め。だけど、テクニック系の人も気になるみたいな。

他にも書籍は色々あるんですけど、大体こんな感じで自分が関わる時には完全に「ブーム乗っかり系」です。
ブームを作り出す才能があれば良かったのですが、残念らながら自分にはそれが無かったので素敵に乗っかる・・・というより、さっきから言いましたが「ぶち込む」って感じですね。

それで、ずーーーーーっと書店リサーチしてて思うんですけど、明らかに時期を外しまくって二番煎じとか三番煎じとかいうレベルじゃなくて十番煎じみたいな本が山ほどあるんですよ。
なんというか、何か流行った本があったとして、それをいち早く察知した人がぶち込んで、それにいくつか続いて、もう書店にいっぱいになった頃に同じ感じのを出すみたいな。

「いやいやいやいやいや!今更それ系は寒いって!」みたいなのが普通にいっぱいあるんです。
ちょっとミスったのが何冊あるかとかのレベルじゃないんですよ。本当に超いっぱい。

アレなんなんですかね?
普通にしっかり書店をリサーチしていたら、そのタイミングでそれを出しても超絶滑りまくるって分かるはずなのに、何でその感じで出してしまえるのか。思考回路と言うかセンスが分からん。

会議とかで何となくパブラインのデータ出して、「○○が流行っているから、この系統でいきましょう」みたいな感じで編集者が適当なプレゼンして、現場なんて一切見ないエラい人が「うむ!それで!」みたいな感じで、結局誰もしっかりとした意見も無く、書店もリサーチせず、何も考えずに売れた本の感じで出すんでしょうかね?

あーーーー、わかった。

チャレンジして失敗した時に責任追求されるのが嫌なんだ。
それで、売れた本に倣っときゃいいやって安易にやってるんだ。そんな気がする。

まあ、一冊も著書読まないで出版のオファーとかする編集者が山ほどいる業界だからなあ。意味不明MAX。

業界関係者の方、どうなんでしょうか?
今夜の素朴な疑問を誰か解決してください。





Profile

名前:小玉歩
性別:男性

1981年生まれ、秋田県出身。

ネットビジネス界の異端児。一部上場企業で勤めながらも、副業で始めたネットビジネスで年収1億円を稼ぎ、会社をクビになってしまう。

この経験を書籍として出版した『クビでも年収1億円』(KADOKAWA)は処女作にして10万部という異例のヒット作となり、コミック版・実践編とシリーズ累計15万部を記録する。

その後も出版依頼が殺到し『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』(幻冬社)、『仮面社畜のススメ』(徳間書店)、『あなたはまだ本気出してないだけ』(朝日新聞出版)と立て続けにヒット作を生み出す。

現在ではネットビジネス界にとどまらず、某日本No.1口コミサイトの運営から50店舗超の美容室グループの集客コンサルティング、メジャーアーティストのWEBプロデュースや某テレビ番組のDVD販促キャンペーンのプロデュースを手掛けるなど、多岐に渡る事業において事業を展開。

経営者・事業家・マーケター・プロデューサー・コンサルタント・講演家と、決して一つの枠組みで括る事の出来ない存在だが、何より説得力のあるアウトプットとどんな人をも惹き付ける人間力を兼ね揃えた「エンターテイナー」として、日々ビジネスシーンに多大な影響を及ぼしている。

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その後も出版依頼が殺到し『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』(幻冬社)、『仮面社畜のススメ』(徳間書店)、『あなたはまだ本気出してないだけ』(朝日新聞出版)と立て続けにヒット作を生み出す。

現在ではネットビジネス界にとどまらず、某日本No.1口コミサイトの運営から50店舗超の美容室グループの集客コンサルティング、メジャーアーティストのWEBプロデュースや某テレビ番組のDVD販促キャンペーンのプロデュースを手掛けるなど、多岐に渡る事業において事業を展開。

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