選挙ってあるじゃないですか。
あれで物凄く嫌いなというか、超冷める事があったんですね。
それは、最終日の土下座&泣き落とし。
「どうか私を当選させてください!」
「みなさんの力で私を男にしてください!」
最近だと、
「最後のお願いに参りました!」
というのが定番ですよね。
本当にこれが意味不明で大嫌いでした。
いやいや・・・選挙ってお願いするものなのかい?
みんなが納得する人間であって、みんなが納得する政策を掲げれば、普通に選ばれるでしょう。
お願いして選んでもらう物でもないでしょうし、ましてや泣き落としとか完全に意味不明だろうと。
そんなのどうでもいいから、自信のある政策を堂々と主張すれば、それでいいじゃないかと思っていたんです。
・・・ええ、はい。思って「いたんです」ね。
明日は新刊『あなたはまだ本気出してないだけ』の発売日です。
一部書店では今日から並んでいるようです。
今回はこれまでで最も時間をかけて取材もしましたし、多くの勉強もしましたし、原稿の推敲もかなり突き詰めました。
何よりも自分が一番言いたい事を、何のストッパーも無く言い放っています。
そして、これが多くの人の心を突き動す「熱い物」を呼び起こし、人生を変える本になるという自信があります。
書籍なんて伝えたい事が溢れ出してくるようではないと、1人でも多くの人に読んでもらいたいなんて思わない。
何もかも投げうって書籍のプロモーションに打ち込めない。
もしかしたら「人を変えたい」というエゴがそこにはあるのかもしれませんね。
「印税目当てだ」とか「売名のためだ」とか言われますが、全くそんな事はありません。
印税は全額とさらにそれにプラスして寄付しますし、これ本当は著者名とか読み取れないくらい限りなく小さくしたかったし、電車広告も著者名載せる必要が無いと考えていました。(出版社からそれは勘弁してくれといわれました)
それぐらいに「伝えたい」という想いだけが突っ走っているのが本書。
これで出版もお休みすると決めているので、1人でも多くの人に何かを感じてほしいと悔いを残さないように、準備としてやれる事は全てやりました。
そして、明日が発売日。
今、どういう気持ちだと思います?
「どうしても読んでほしい。書店で手に取ってほしい。」と、みんなに土下座してお願いしたい気持ちでいっぱいです。
いくら自信のある物を作っても、やっぱり最終的に手にしてくれるのは自分ではなくて、みんな。
そして、この書籍が更に広がっていくためには、自分だけではどうしようもなく、みんなの力が必要。
そうしたら、もう今の自分に出来る事ってお願いしか無いんです。
ですから、土下座する候補者見て「サブっ」って思っていた「今までの自分」こそがまさに「サブっ」という感じだったんですよ。
必死でなりふり構わないと、そうなると思います。
意味は無いかもしれないし、逆に「サブっ」って思われたとしても、やっぱり最後にはお願いしかありません。
ですから、そういう人間にに対して冷めた目で見ていた自分が最悪だったんです。
もちろん、お願いする事無く世の中の多くの人が書籍を買うために列をなすような、私がそんな大先生であればお願いなんていりません。でも、自分はそうでなない。
ですので、お願いです。
どうか明日お仕事が終わったらお近くの書店に立ち寄って、せめて立ち読みだけでもしてみてください。
そして、家に持ち帰ってじっくり読んでみたいと思ったら購入していただければ嬉しいです。
そんな超ダサい投稿でした!!
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