起業してある程度うまくいくと、2つ目、3つ目と事業を作ろうとすると思います。
ですが、これは非常に難しいです。
特に自分ではなくパートナーや社員に任せたりすると、ほとんどの場合に収益化に至りません。
というのは、起業をする人とそうで無い人というのは、根本的なパワーが100倍違うからです。
能力が100倍違うのではなく、パワーが100倍違うのです。
事業立ち上げのパワーとういうのは、かなり特殊なものであって、その有無はどうしようもありません。
昨日こんな記事を見かけて、改めて確認をしました。
→ http://thestartup.jp/?p=16691
そのパワーがどんな時に、見えるかというと色々あるのですが・・・
とにかく時間ばっかりかかって、なかなかお金にならないというのが、一番大きなところです。
それで、結局事業が立ち上がらずに、時間ばかりが過ぎていき、機を逃しテンションも落ちていきます。
実際うちの会社も最近までは、小玉歩の情報発信に関わる事業が利益の99%で、社員はそのサポートでした。
ですので、他の事業に関しては、私もそこまで厳しい目で見ていなく、相当なことが無い限り怒りません。
サイトアフィリが進まなかろうと、天然石の利益が小さかろうと、厳しく言うことはありませんでした。
それは上記の理由で「仕方無いかな」と思っていた部分があるからです。
そもそも違う生き物なので、怒ったところで意味が無いのです。
基準値がはるか違うので。
ただ、ここ半年くらいでSNSの事業が爆発的に大きくなりました。
取締役の内田と柴くんが、半年で1億円以上のアフィリ報酬を生み出してくれたのです。
そもそも、内田を取締役にしたのは、「パワー」があるからなんですよ。
事業を立ち上げて収益化する力、そして、それをスピード感を持って
やり遂げる力があるんです。
ベンチャーは何と言っても、稼ぐ力が重要です。
彼は入社してから一貫して、
「自分の給料は最低でも稼いで、そこから会社に還元しなきゃいけない」
と言っていました。
後に入ってきた社員にも、彼はその言葉を言っていました。
案外、この感覚を持っていない人間って、世の中に多いと思います。
社員にかかるお金ってのは、給料だけではありませんから。
それこそ、社会保険は労使折半ですし。
今は生み出した利益の割には、多めの給料やボーナスを社員には設定しています。
それは、「将来への期待」という「投資」がかなりある感じです。
来期に年商40億円を目指そうと思ったのも、内田の存在が大きいです。
「パワー型」が私1人だったら、やろうと思っていません。
しかも、彼は「サポート型」も兼ね備えています。
私がパワー100だとしたら、彼はパワー60、サポート40な感じ。
世の中のうまくいった会社も目立つ社長だけでなく、必ずこういう人間の存在があるはずです。
こんな事を考えているので、社員に任せたものが上手くいかないのは、ある程度仕方無いと思っています。
そりゃあ、人間ですから頭にきますが、基準値が違うので色々な前提説明が無いと怒っても意味不明に感じられます。
実際、弊社の事業でも12月にスタートしたサービスが全く立ち上がっていません。
今月始めるサービスも、立ち上がる雰囲気がありません。
ただ、それは能力の問題ではなく、仕方無いことなんですよね。
ですので、そろそろ私が入って、本格的に立ち上げようと思います。
弊社内でも超重要なサービスで、直近の収益源としても将来の面でも、あまりに大きいですからね。
ただ、ここまでの頑張りはちゃんと見ていますし、私も彼らを評価してます。
ほぼ全て任せられた状態で、よく頑張ってくれました。
この後、私がしっかり立ち上げさえすれば、オペレーションはバッチリでしょう。
彼らの能力は高いので、そこは問題無いはずです。
昨日は久しぶりに、ゆっくり過ごさせてもらいました。
英気も養ったところで、気合い入れてがんばります。
小玉のパワーを見せてやるー!!
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