コンサルティングあれこれ。

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小玉 歩

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私らって基本的には、お金を稼ぎたいじゃないですか。

ゴールデンルールで行くと、最初は物販プレイヤーだったのが、先生として教える人になります。

となると、稼ぎ方を教える事で、稼ぐようなお仕事になるわけです。


稼ぎ方を教える事を「ねずみ講だ!」なんて言う人もいたりしますよね。

あとは「そんなに儲かるなら人に教えるわけない!」とかね。


そういう人は頭が変な考えで凝り固まっているので、とりあえず置いておきますね。

FMCのメンバーだったり、私の発信を追っている人だったり、頭の良い人であれば、ここは説明不要だと思います。



今日は別の所のお話。

稼ぎ方を教える事で稼いでいる人のバランスについてですね。


最近のトレンドとして物販で稼げるようになった後は、それのコンサルをする流れが多いかと思います。

情報発信をスタートして、まだリーチが狭い時には、そちらの方が収益が大きくなるからです。


例えば・・・

メルマガの読者が100人いて、50万円を稼ごうとしますよ。

その時に2万円の教材を25本販売するのと、25万円のコンサルを2件受注するのとでは当然後者の方がやりやすい。


ですから発信当初の段階では、コンサルを販売した方が、大きな収益を得やすいですよね。

そいうわけで、コンサルを販売するということを、みんながやっています。

実際、私もメルマガ読者が少ない段階ではコンサルを販売した方が収益大きくなるよーと、FMCの中でも話しています。


ただ、ここで私の指導不足な所がありました。

それはコンサルのなんたるかを伝えきれてなかったという事です。

少し悪い表現で言うならば、手っ取り早く高額をチャージできる商品ということしか頭にないのかな?と思うのです。


ですから、ウン十万円のコンサルを、いかに沢山受注できるかに躍起にり、重要な事を見落としているんです。

極端な例になると既存のお客さんを半ば放置気味にしながらも、新しいお客さんを獲得しに行ってる。

そんな姿も見えて来たりします。


もちろん、稼ぎ方を教える事で稼ぐのが収入源だとしたら、新たなお客さんを見つけなければ収入は途絶えてしまいます。

ですから、新規のセールスをするというのも分かります。


でも忘れちゃいけないのは、コンサルってのは自分にとっての最高峰の商品だという事。

そしてお客さんは、その最高峰の商品を買うために大金を出しているという事です。


もちろん、教材だから安いからいい加減でも良いという事ではありません。

ですが、コンサルというのはお客さんのこちらに対する期待が、まるで違うわけです。

最高峰の商品ですから。

そこにきて、自分が稼ぐことに躍起になり、コンサルを受注しすぎて指導の手が回らなくなるなんて、はっきり言ってアウトです。


ただ、これも確かに分かる。

最初のうちは自分が稼ぐことに、どうしてもフォーカスしてしまう。

私もそういう時期がありました。


いかに沢山売るか。

そして、いかに沢山稼ぐか。


でも、やっぱりどこかで壁にぶつかり上手くいかなくなって気づく訳です。

そんなのお客さんが納得するわけがありません。

炎上したこともありまして、大いなる反省をしたことがあります。


結果が出ないコンサル、サービスなんて、そのうち売れなくなるに決まっています。

となると、常に新規のお客さんを探したり、裏に回って次々と新しい人を前に立ててローンチしたりするしかなくなります。

まあ、これが今の業界の大多数なのですが・・・

そうはなりたく無いわけで、お客さんに結果を出させる事にフォーカスを強めて行くのです。

私も一通り失敗したりしながら今に至っています。

偉そうに色々と言っていますが、私のスネは傷だらけです。


世の中には教え子が結果を出すかどうかに、全く興味がない人もいます。

それは、詐欺とかそういう話ではなく、約束したサービスをしっかり提供すれば、全く問題無いというスタンスです。

もちろん、ノウハウも非常に優れており、サポートにも落ち度はありません。

これはこれでアリだと思います。

スタンスの問題ですので。

「やらなかった当人が悪い」と言えば、そこまでの話ですからね。


でも、最近のコンサルの話を聞くと、そこまで至っていないと感じます。

最高峰の商品であるコンサルの中で「当然やるべきこと」ができていない。


とはいえ、コンサルも人それぞれ。

何をどこまでやるかは人それぞれ。


だとしたら、コンサルを受ける前に「何をどこまでやるか」という事を双方で明確にすべきだと思います。

そして、それをしっかりと果たす。

顧客の期待しているものと、実際に提供されているものに大きなズレが生じているのが現状です。

一般の世界では信じられない事で、おそらく大した契約書も結ばずにコンサルが行われているはずです。

ですから、最低限「何をどこまでやるか」を明確にした契約書を結ぶのが良いでしょう。


ただ、これらもすべてひっくるめて、最も意識しておくべきことがあります。


それは、

・カスタマーサクセス
(顧客の成功)



・カスタマーサティスファクション
(顧客満足)

です。


何をもっても、これを第一にすること。

そうすれば、必ず上手くいきます。

上手くいかなければ力量不足なので、そもそもお金をもらって人に教えてはいけないわけです。


コンサルを申し込んでいる人は、先生のコンサル売り上げには全く興味はありません。

むしろ、自分の成果が伸びないのに、先生のコンサル売り上げが伸びるのは、不快でしかありません。

それを頭に置いておきましょう。

先生が必死になるべきなのは、コンサルを沢山受注し効率よく指導する事ではなく、カスタマーを成功させてカスタマーが満足する事です。


これをバッチバチにやって、聖人になれという事ではありません。

大前提として自分の中に置くと、色々と行動が変わると思うのです。

私もまだまだ未熟で改善すべき点が多いですが、過去の失敗や今やっていることから、これは間違いないです。

ですから、何か感じるところがあれば取り入れていただければ幸いです。

これからも共に学びながら前に進みましょう!

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