貧乏に転落する成金の見分け方5選

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小玉 歩

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この記事は約18分で読めます。
今回お伝えするテーマは「貧乏に転落する成金の見分け方5選」になります。

いつもは、お金持ちになるための方法をお伝えしていますが、今回は、いつもと違った趣向の角度からお伝えしようと思います。

今この文章を読んでいるあなたも一度は「お金持ちになりたい」と考えたことがあるはずです。

ただ、一瞬だけお金持ちになれたらいいってわけじゃないですよね。

お金持ちになったら、お金に困らない状態をキープしたいじゃないですか。

でも、この「お金に困らない状態をキープする」のが、実はお金を稼ぐことよりも難しいかもしれないって話なんですよ。

ちなみに、起業して10年後の生存率が、何パーセントか知っていますか?

起業して10年後も生き残っている確率は、わずか4%しかないんです。

つまり、96%の人が、起業しても何らかの理由で貧乏になってしまうんですね。

僕の場合は、会社が10期目で、その前も入れると起業して12年目になるので、4%以内に入っていることになります。

借金もありませんし、自分で言うのもなんですが、割と優秀なほうなんじゃないかな~と思っております。

でも、この10年間だけでも「一瞬だけお金を稼いで彗星のごとく消えていった人たち」を何人も見てきました。

むしろ、リアルなことをお伝えすると、消えた人のほうが多いんですよね。

あんなにブイブイ言わせていた人が「あの人は今⁉」状態なわけですよ。

中には借金まみれになって、どうしようもなくなって命を絶ってしまった人さえいます。

もしかしたら、その人はお金持ちにならなかったほうが良かったのかもしれません。

それで、今回のテーマとつながっていくわけですが、そうした彗星のごとく消えていった人たちを何人も観察していますと、面白いほど共通点があるんですよ。

成功には、本当に色々な、それこそ多種多様なパターンがあるわけですが、失敗には、本当に面白いほど共通のパターンがあるんですね。

つまり「成功の法則」はないけど「失敗の法則」はあるんじゃないのかなと思っています。

そんな「失敗の法則」は、明太子の粒の数と同じくらいあるんですけど、今回はその中から厳選した5つを紹介したいと思います。

ちなみに、もしあなたの会社の社長がひとつでも当てはまっているとしたら、近い将来、絶対に会社が傾くので、今すぐに転職活動を始めてくださいね。

それでは、いきましょう。

転落する原因その1「夜のお店でGO YOU‼」
「GO YOU‼」ですよ。

「今日も君に会いに行くからね!」ってやつです。

これは本当に分かりやすいパターンですが、こうなると、100%没落します。

小学校の社会の教科書にも載っているレベルの典型的な例ですね。

でも、なぜかみんな夜の店にハマり込んで、シャンパンの泡のように消えていくんですね。

僕が知っている人で、一流大学を出て大手企業のエリートサラリーマンで、副業で月収1000万円以上稼げるようになり、独立した人がいました。

彼は、すごく真面目なタイプだったんですけど、悪い起業家仲間から六本木のキャバクラに誘われて連れて行かれたのがきっかけで、夜のお店にハマり込んでしまったんですよ。

そこからは教科書通りの展開です。

ある女の子に入れ込んで毎日「GO YOU」ですね。

会社には全く行かないくせに、夜の出席率は100%だったようです。

そんな彼は、あっという間に資金難になって、ついには借金まで抱えて、ビジネスは一瞬で崩壊でございます。

夜の街に泡のように消えてしまいました。

今頃どこで何をしてるんでしょうね。

夜のお店って、どんなに屁理屈こねても、マジでいいことないんですよ。

無駄にお金は掛かるし、夜も遅くなるし、次の日のパフォーマンス落ちるし。

それこそ、今まで没落した人を何人も見てきたわけですけど、40~50代になってお金に余裕が出てきて遊び始めた人は、完全に要注意です。

失われた青春を取り戻すかのように、夜のお店にハマり込んでいきますからね。

「夜のお店」と「青春」って真逆なんですよ。

もし、あなたの会社の社長が青春を取り戻そうとしていたら、今すぐ転職を考えることをオススメします。

転落する原因その2「他分野への節操のない投資」
これはビジネスに熱心な経営者でもハマってしまう落とし穴です。

ビジネスで成功すると、何でもできる気分になってしまう時期があるんですね。

僕も最初に年収1億円を超えた頃は、完全に自分のことを「フリーザ様」と同じくらい無敵だと思っていましたからね。

そうなると「俺はビジネスのプロだ! どんなビジネスでも成功できるぜ」っていう状態になっちゃうんですよ。

その状態の時に、本業が順調で資金も潤沢にあるとなれば、別の事業にもガンガン手を出したくなるわけです。

たとえば、今までインターネット系の事業で結果を出してきた人が、いきなりアパレルのお店を始めたり、通販事業で結果を出していた人が、いきなり焼肉屋を始めたり。

こんな感じで、まったく違う業界や業種のビジネスに、節操なく手を出し始めるんですね。

しかも、そういう経営者はひとつだけならまだしも、同時にあれこれ手を出します。

「経営の多角化」と言えば、聞こえはいいんですけど、フタを開けてみたら、ほとんどが不採算事業だったってことは、よくあるパターンなわけです。

その結果、不採算事業が本業の足を引っ張って、会社全体がダメになっていく負のスパイラルですね。

ここで大事なのは「ある業界で成功しても別の業界では初心者だ」ってこと。

たとえば、僕の会社では天然石の事業を行っていますが、この業界に参入した当初、インターネット関連ではプロ中のプロでしたが、天然石事業についてはまったくの初心者だったわけですよ。

ですから、天然石事業が軌道に乗るまでは、やっぱり4~5年はかかりましたね。

こういったことが起こってしまう根本的な原因を突き詰めていくと「経営者の見栄」なんですよね。

やっぱり、経営者って見栄っ張りの人が多いので、自分のことをマルチな才能を持っている天才みたいな感じに見せたい人がすごく多いわけです。

もし、あなたの会社の社長が、自分をマルチに見せようとしていたら、今すぐ転職を考えることをオススメします。

転落する原因その3「運と実力を勘違い」
このパターンは、最近全国で大量発生しています。

ビットコインや株が急騰したことで、資産が一気に増えた人が続出していますからね。

ちょっと前までは「ただのおばちゃん」だったのが、ビットコインが増えてお金持ちの仲間入りをしたケースもあるわけです。

でも、結局のところ、中身は普通のおばちゃんのママなわけですよ。

そんなおばちゃんが、勘違いしてカフェなんかを開業しちゃったりするんですね。

つまり、運を実力と勘違いしちゃうわけですよ。

以前、ある地方で超有名な飲食チェーンの経営者に「成功の秘訣」について聞いたことがあったんですね。

僕が「なぜ成功したのか?」を質問すると、その社長は、ちょっと考えて一言「万博かな」って言ったんですよ。

そのお店がメインで展開している地方では、何十年か前に万博があったんですね。

要するに、その社長は「万博の好景気に乗っかることができて運が良かった」ということをおっしゃったんですね。

これは「めちゃくちゃ深いなぁ~」と思いました。

自分では、なかなか言えない言葉ですよ。

自分で「運が良かった」と言ってるわけですからね。

運を実力と勘違いしてしまうと本当に痛い目に遭います。

先ほどお伝えした節操ない投資をしてしまいがちなんですよね。

数年前に仮想通貨で大儲けした成金が、全国に大量発生したわけですが・・・

そのほとんどが、面白いほど数年以内に消え去りました。
これは完全に「運を実力だ!」と勘違いして調子に乗ったからですね。

宝くじの高額当選者は、そのあと不幸になることが多いというデータもあります。

それと同じですよ。

最近も仮想通貨や株が爆上がりして、成金が大量発生していますが断言します。

その人たちは、数年以内に消えて、もとよりも貧乏になります。

あなたの周りにも、たまたまビットコイン持っていて、資産が一気に増えて急に成功者ぶって調子こいてる人いませんか?

なんか急にSNSですごそうなことを言ってる人は、いませんか?

彼らはどうせ速攻で没落するので、みんなでその様子を生暖かく見守りましょう。

転落する原因その4「右腕の反逆」
これは身近な人に裏切られるってことです。

会社のお金を使い込まれたり、ナンバー2が社員をみんなを引き連れて独立してしまったり・・・

本当に「あるある」です。

めちゃくちゃよく聞くパターン。

これって「裏切り者が100%悪いのか?」というと、そうとも言えない側面があるんです。

裏切るには、それなりの理由があります。

その右腕が裏切るランキング100年連続第1位が「激務薄給」です。

このパターンは、ワンマン社長の中小企業では、めっちゃよくあります。

というより、ワンマン社長の中小企業の99.9999%は、このパターンだと思います。

社長だけが、めちゃくちゃ儲かって、高級車を乗り回して、毎晩GO YOU!

一方で、社員は休みなし、残業代なしで、激務薄給で、こき使われている「どブラック企業」。

つまり、裏切られるべくして、裏切られてるわけなんですよ。

ぶっちゃけ、僕の知り合いの経営者もほとんどが、このパターンの会社経営をしていて、社員の月給が30万円を超えている会社を見たことがないですね。

それなのに、社長は全身に合わないブランド品で着飾って、毎晩、夜のお店でGO YOU!

一生懸命働いてくれている社員の給料は20万円しか払わないのに、キャバクラでは50万円のシャンパンをポンポン開けちゃうんだから、そりゃ裏切りたくなるに決まってるわけじゃないですか。

あと、ワンマン社長の中小企業あるあるが「やりがい搾取」ですね。

やりがいのある仕事をさせてやって、そのうえ勉強もさせてやっているんだから、給料は安くて当然だよねっていうパターン。

そういう会社って結構ありますよね。

「本気で世界を変えたかったら、給料半分にしてもついてくるよね?」みたいな。

「勉強させてやってる」って「お前が何様だよっ!」って話なんですけど、実際にそういう会社はマジで多いです。

ちなみに小玉の会社はどうかというと、超ワンマン社長の中小企業ですけど、社員の平均年収は800万円を超えています。

コロナになる何年も前から、出社も自由でフルリモートで、もちろん副業もOKなので、わかりませんが、みんな年収1000万円を超えているんじゃないのかな。

「えっ⁉ 意外にいい会社じゃないですか」って、ちょっとは僕のこと見直しました?

これを読んで、弊社で働きたい人がいたら連絡してきてくださいね。

転落する原因その5「愛人が鳴り物入りで入社」
正直「漫画かよ!」って思いました。

でも、残念ながら、こちらもめちゃくちゃよくあるパターンなんですよ。

「小学校の道徳の授業で習ったの?」ってくらい、お決まりのパターンです。

「おいおい! あれ絶対キャバ嬢やんけ!」みたいな子が、ギラギラのメイクにすごいミニスカ姿で、ある日、突然入社してくるわけですよ。

しかも「役員なの⁉」みたいな破格の待遇で。

さらに、しれっとタワマンが、社宅扱いの会社名義で借りられたりしています。

もちろん役職はお決まりの秘書ですよ。

これがなんでダメなのかって言わなくてもわかりますよね。

完全にモラルが崩壊しているわけですよ。

破格の待遇は、めちゃくちゃ不採算ですし、周りの社員のモチベーションも超絶低下しまくります。

しかも「お前中卒だし、キャバクラでしか働いたことねーじゃん!」って、二十歳そこそこの子が、古参の社員に上から目線で接したりするわけですよ。

そして、腕には社員2人分の年収はするであろう高級時計がキラリ。

実にけしからんですよね。

もちろん、こんなアホなことやっちゃう社長が経営する会社は、モラルが崩壊した放漫経営なので速攻で傾きます。

そうなると、先ほどお話しした社員の裏切りなんかも起こっていくわけですね。

社員が真面目に働かなくなって、あっという間に事業が崩壊。

社長は気づいたら貧乏まっしぐらです。

ちなみに、その女は純粋にお金目当てなので、会社の業績が悪くなるとともに、サッといなくなります。

沈没する船からネズミが一斉に脱出するようなもんですね。

金の切れ目は、縁の切れ目ってやつです。

実に清々しい!
もし、あなたの会社に、社長の愛人が鳴り物入りで入社してきたら、今すぐに転職することをオススメします。

というわけで、お金持ちから貧乏に転落した原因をお伝えしてきましたが「どれもマンガかよ!」って話ばっかりだなと思ったそこのあなた。

これらは、すべて僕がこの目で見てきた実話ですからね。

話を盛ったりしていないですから。

せっかく一生懸命ビジネスしてお金持ちになっても、全く同じようなパターンで、あっという間に貧乏に逆戻りしていくんですよね。

あなたの会社の社長は、どれか当てはまるものはありましたか?

もし、あったらコメントで教えてくださいね。

僕も興味津々なので。

まとめますと・・・

そろそろ弊社でも秘書を雇おうかと思っています。

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この記事を書いた人

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小玉 歩

ネットビジネス界の異端児。一部上場企業で勤めながらも、副業で始めたネットビジネスで年収1億円を稼ぎ会社をクビに。この経験を書籍化した『クビでも年収1億円』はシリーズ累計15万部を記録する。 現在はWEBマーケティング全般を手がける会社を経営し、ビジネスコミュニティの運営、コンテンツビジネス、通販事業を展開。「本当の稼ぐ力を身につけ、人生を良い方向へ変える」をモットーに、個人起業を支援する情報発信に力を入れている。

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