今日はぶった斬りますよ(笑)
僕は副業からネットビジネスを始めて10年が経ちました。
さすがに今は本業としてやっていますが、やっぱり「これから始めます」という人の多くは、独立・起業より、副業スタートなんですね。
なので僕のところには、SNS や公式LINEを通じて、副業初心者の方々から日々多くの質問が寄せられています。
そんな中で、もっとも多い質問、つまり「副業初心者における質問の第1位」について、今回はお伝えしていきますね。
その質問内容とは?
「こんな私でもできますでしょうか?」
もしくは
「こんな私でも稼げますか?」
この2つの質問は、めちゃくちゃ多いです。
10年で何度質問されたかわからないくらい。
そして、この質問に回答するならば
「あなたの学歴も職歴も仕事っぷりも強みも弱みも、僕は分からないので、正直言って稼げるかどうかわかりません」
これが僕の答えになります。
普通に考えてみてください。
「どーも、始めまして」のレベルで、この質問をされるんですよ。
そうなると、その人のことを深く知ってるわけじゃないので、稼げるかどうかなんてわからないわけです。
しかし、ここからが今回の大事な話になります。
ここで終わったら、僕はただの冷たい人になってしまうので、このまま読み進めてください。
「こんな私でも稼げますか?」って質問する人は、今の能力、今の状態のままで稼げるかどうかを聞いているんですね。
つまり「今の私のスペックで稼げますか?」ということ。
でも、質問する人の多くは、副業とか本業とか関係なく「ネットビジネス」自体が、まだやったことのない新しい取り組みなわけです。
だから、
「今の私がどうのこうの」というより、「これから頑張れるのか」のほうが大事なんですね。
これは、ブログをやるにしても、アフィリエイトをやるにしても、コンテンツ販売をやるにしても、転売ビジネスをやるにしても同じですよ。
今までやっていない新しいことに毎日取り組むってなったときに大事なのは
「わからないことがあっても、投げ出さずにじっくりと取り組むこと」
なんですね。
もちろん、わからないことがわかるようになるまで
「どれだけ時間がかかるか」
「どれだけ苦労するか」
稼げるようになるまで
「どれだけ時間がかかるか」
「どれだけ苦労するか」
これらは、人それぞれ能力が違うので、かかる時間や苦労の度合いは、人それぞれ違うわけですよ。
ビジネスの世界、特に僕らが取り組んでいるような、個人で年商数千万円規模のネットビジネスっていうのは、たとえるならば、
100メートルを走る速さを競うわけではなく、マラソンをゴールできるかどうかなんですね。
1位を取らなくていいし、速くなくてもいい。
遅くてもいいので、途中で棄権せずにゴールすればいい競技なわけです。
だから、10年間いろいろな人を見てきて、僕が本当に感じるのは
「その人の頭の良さやパソコンを使いこなせるか」
なんてことよりも
「いかに継続できるか」
「毎日取り組んで、少しでもいいから前進できているか」
こっちのほうが大事ってことですよ。
「こんな私でも稼げますか?」って質問する人ほど
「稼げる人は、ビジネスを始める時点でパソコンを使いこなせていたり、マーケティングができている」
みたいな勘違いをしちゃいがちですが、マジでそんなことはありませんから、安心してくださいね。
始めるときの状況や状態よりも、
始めた後の取り組みのほうが、100億倍大事です。
何度もお伝えしますが、時間がかかってもいいから、途中で棄権せず、ゴールに向かって一歩ずつ進めるかどうか次第なんですよ。
ちょうどこの前、僕が運営するビジネスコミュニティ「FRONTLINE WORKS」で活躍する
幼児スポーツの領域でビジネスを展開する二田紀子さん
「オンライン着付け教室」をやっている加藤咲季さん
こちらの2人にインタビューする機会がありました。
2人とも現在は年商1000万~2000万とか、そのくらいの規模になっているんですね。
でも、実は
2人とも今のビジネスに取り組み始めたのは、なんと2年前なんですよ。
二田さんは、それまで会社員として仕事をしていて、特にビジネスの勉強をしていたわけではないし、加藤さんにいたっては、2年前にビジネスを始めるためにパソコンを買ったぐらいのレベル感なわけです。
デスクワークの人は普段からパソコンを使いますが、そうじゃなければ、仕事でパソコンをまったく使わない人だっているんですね。
「個人的にパソコンを持っていません」って人は、割と多かったりするじゃないですか。
もちろん
「実はパソコンが苦手で・・・」なんて人も結構いると思いますが、そんなの全然関係ないわけですよ。
「これから身につけましょう!」って話です。
しかも、会社でパソコンを使っていたとしても、会社の業務で使う範囲でしかパソコンは使えないわけですよ。
僕自身もそうだったのですが、パソコンを使ってネットビジネスをやるってこと自体、そもそも初めてのことで、新しい取り組みだったんです。
つまり、何もかも新しいことで、初めてのことなんで、
「これから頑張れるかどうか」
これに尽きるわけですよ。
継続できない人の最大の原因は
「わからないこと、できないことにぶつかったときに、諦めて辞めてしまう」
ことなんです。
よくよく考えてみてください。
人生において、わからないことなんていっぱいあるんですよ。
ましてや、
初めて挑戦することならば、わからなくて当然なわけです。
僕もネットビジネスを始めた当初、商品販売ページに決済ボタンを設置してことがあって、それがうまく機能しなくて、解決するまで丸3日悩んだことがありました。
「あーでもない、こーでもない」って言いながら試行錯誤していたら3日が経過してましたね。
でも、3日かかって解決できたわけですよ。
「すぐに諦めず、自分のチカラで解決した」
これが非常に大事ですし、結局これの繰り返しです。
今でも、わからないこと・できないことがあれば、自分なりに調べて、試行錯誤しながら、解決するってのを繰り返してますよ。
だからこそ、これからネットビジネスに取り組む方、副業初心者の方に覚えておいてほしいことが3つあります。
「新しいことに取り組む場合、わからないこと・できないことがあって当然」
「わからないこと・できないことがある=あなたに稼ぐ能力がないってのは勘違い」
「わからないこと・できないことがあったら、本気で取り組んで解決するのが大事」
そもそも大人は、新しいことや何かできないことへの耐性がめちゃくちゃ低いんですよ。
これには理由がちゃんとあって、日本の会社って軍隊みたいなもので
「指示通りに動けるかどうか」
「決まった動きを繰り返しできるかどうか」
こういった部分で、社員が磨かれていくんですよ。
そうじゃないと、何百人、何千人規模の会社を成り立たせることができないじゃないですか。
それぞれの社員が、自分勝手に動いていたら、何百人何千人の会社ってぶっ壊れますよね。
会社って、そういうもんなんですよ。
会社の中でも、一部の人が超頭を使って作戦を考えて、何百人、何千人に向けて指令を出す。
その指令も、分解して、誰でもできるような簡単な作業のカタチに落とし込んで、仕組みで動くようにしていくわけです。
これが会社なんですね。
だから、
会社に10年とか20年とか勤めていると、そもそも新しいこと・わからないこと自体がなくなっていくんですよ。
なので、大人は新しいこと・わからないことへの耐性がどんどん低下していく。
子供を見ているとわかるのですが、子供って毎日新しいことだらけだし、できないことだらけじゃないですか。
でも、できないながらも何度も繰り返しやってみて、そのうちにできるようになる。
コップを使ってうまく飲み物を飲めないからって
「やーめた! もうコップで飲まない!」
って、ならないわけないじゃないですか。
ぐちゃぐちゃに、こぼしたりしながら、そのうち上手にコップで飲み物を飲めるようになるわけですよ。
子供は、新しいこと・できないことが、毎日あるから、それが当たり前なわけで、別にできないことで、いちいち落ち込まないし、凹んだりしない。
子供ながらに嫌がったりはしていますが、放棄したり、すぐに諦めたりしないわけじゃないですか。
本来、人間はそうやって何かを習得していく生き物なわけですよ。
それが大人になるにつれて、
会社員生活が長くなると、新しいこと・できないことへの耐性が低くなってしまい、それらに対する拒否感を感じるようになってしまう。
これは、人間の本質から離れてしまっていると僕は感じます。
極端に脳の機能が低下していない限りは、何歳になっても新しいことって習得できます。
赤ちゃんや子供の状態が人間の本来あるべき姿だとすれば、
会社員生活で人間性を失わせていると言っても過言ではないと思うわけですよ。
「会社員なんて、会社の歯車でしかない」ってよく言われていますが、本当にそうだなって感じますよね。
特に何も考えず、新しい挑戦もせず、与えられた仕事をこなすだけで、会社が動いて利益が生まれるわけですから、これだと完全に歯車になってしまっているんです。
ダメですよ、そんな人生は。
何歳になっても新しいことに取り組んで、わからないことがあっても、子供の時のように、失敗しながらでも、何度も取り組んで、身につけていきましょうよ。
子供だって、すぐに自転車に乗れるようになる子もいれば、乗れるようになるまで時間がかかる子もいるわけですから。
でも、事実として、練習していればそのうちみんな乗れるようになるんですね。
ネットビジネスや副業も、そんなイメージです。
僕らが取り組むような、
個人で年商数千万円のネットビジネス程度では、スペシャルな能力は不要ですよ。
世界を変えるテクノロジーみたいなものを発明しているわけじゃないんで、マジで難しいことじゃないんです。
「やるだけ!」「やめないだけ!」
それだけで結果は出ます。
最後に、ここまで読んでくれたあなたに、初心者がネットビジネスに取り組んで結果を出すために大事な3つのポイントをご紹介します。
まず1つ目は
「正しいノウハウに取り組む」こと。
世の中に稼げるノウハウってたくさんあるわけですよ。
ただ、それらの中に初心者にはちょっと難しかったりするものもあります。
どうせなら、初心者が取り組んで結果が出やすいものに取り組んだほうがいいので、それらを探して取り組むようにしましょう。
時代遅れではないノウハウに取り組むのも大事です。
1年前は稼げたけど今は稼げないみたいな、ノウハウもいっぱいありますから注意が必要になります。
そういう意味では、今も現役でその方法で稼いでる人から学ぶのが近道ですね。
2つ目は
「適切な基準値を持つ」こと。
基準値といっても色々ありますが、まずは目標設定です。
今の自分にとって、その目標が適切かどうか。
僕が運営するコミュニティ「FRONTLINE WORKS」でも
「年内に月収1000万円を目指します!」
なんて目標を掲げる人がいるのですが、これは初心者の目標設定として適切ではありません。
無謀です。
絶対に届かない目標を立てるのって意味ないですし、あまりにも遠すぎて心が萎えてしまったりするんですよね。
初心者の場合、絶対に届かない目標って、それは「目標」ではなく「夢」ですからね。
そんな夢みたいなものは、夢として置いておき、目標はちゃんとした実現可能な範囲で設定する必要があります。
適切な目標というのが、すごく大事です。
あとは、
掲げた目標を達成するために、今の行動量が適切なのか。
この基準値もめちゃくちゃ大事になってきます。
基準値がバグってる人が、結構いるんですね。
昔、僕があるスクールを開催したときに、その申し込みを審査制にしたことがありました。
その審査フォームの中に、「1日にビジネスに取り組める時間」を入力する項目を用意したんですね。
すると、ある人が応募動機のところで「このスクールで人生変えます!」って書いてあったんですが、1日に取り組める時間のところを見たら「30分」って入力されていたんですよ。
これは明らかに行動量の基準値がバグってるじゃないですか。
「1日30分の取り組みで、どうやれば人生変えられるんですか?」って話なわけなんですが、こういう人って結構多いんですよ。
だからこそ、適切な行動量を知っておく必要があります。
そして、3つ目は
「モチベーション」ですね。
具体的に言語化すると
「あなたのやる気をそぐ人間が周囲にいないか」
「あなたが困ったときに相談できる仲間がいるか」
「あなたの成功を喜び、分かち合える仲間がいるか」
これらをおさえておくと、モチベーションを高く保つことが可能になります。
モチベーションは、内から湧き上がるタイプの人と、周囲からの影響で上がったり下がったりするタイプの人がいます。
僕がこれまで10年ほど、自分が運営するビジネスコミュニティ「FRONTLINE WORKS」で、何千人もの方々を見てきた観点からいえば、
周囲の影響によりモチベーションが上がったり下がったりするタイプの人が多いようです。
もし、これを読んでいるあなたが、周囲からの影響で上がったり下がったりするタイプなのであれば、先ほど具体的に言語化した3つの要素を参考にしてみてくださいね。
ここまでをまとめると
1:正しいノウハウに取り組む
2:適切な基準値
3:モチベーション
この3つが整っていると、初心者でも高確率で取り組みを継続させて稼げるところまでたどり着けます。
自分に向き合うことは大前提として重要なのですが、より成功率を高めるために、これら3つが整う環境というのを自分なりに時間をとって考えてみてください。