「年収1億円以上のお金持ち」という言葉を聞くと、あなたは、どんなイメージを持ちますか?
「毎晩キャバクラで豪遊している」
「仕事の鬼である」
「なんだかんだ怪しいビジネスに手を染めている」
「豪華なタワーマンションに住んでる」
「忙しすぎてほとんど家に帰らない」
もしかしたら、こんなイメージを持っているかもしれないですね。
実際、僕自身もサラリーマン時代は、「年収1億円以上のお金持ち」に対して、そのようなイメージを持っていました。
ところが、いざ自分が年収1億になってみると、そうしたイメージとは、まったく違っていたんですね。
自分の周りにも、副業からスタートして、今では年収1億円を超えている人が、何人もいるわけなんですけど、彼らを見ていても、いわゆる「旧時代のお金持ち像」には、まったく当てはまっていないんですよ。
なので、今回は、他では絶対に聞けない現代のリアルな30代の新しいお金持ちの特徴についてお伝えしていきます。
このまま読み進めていただければ、あなたが抱いてる「お金持ちのイメージ」が、大きく変わると思いますし、もしかしたら、あなたが新時代のお金持ちタイプの人間かもしれないので、ぜひそれを確かめてみてください。
30代の新しいお金持ちの特徴・その1
「巨大な財布を持たない」
「お金持ちは長財布を使っている」とか「お金持ちになるには、財布の色は黄色がいい」とか、あとは「お金持ちは1万円札を逆さに入れている」とか、そういった金運が良くなる方法みたいなことを、あなたも一度は聞いたことがあるんじゃないかなと思います。
実際は、こんなことありません。
まったくの迷信ですからね。
現実は、コンパクトな財布に、クレジットカードや身分証などを入れて、現金はそんなに多く持っていない人が多いです。
中には、財布すら持たないという人も増えてきています。
たとえば、お金持ちは大きな財布を持っているとしたら、じゃあー、あのビル・ゲイツの財布って、どんだけデカイの?って話じゃないですか。
僕が、普通の長財布くらいの大きさだとしたら、ビル・ゲイツは4トントラックぐらいのデカさの財布になると思いますよ。
逆に、今の時代やたらとデカい財布を持っている人がいたら、僕は、その人との付き合い方を考えなきゃいけないな~と思っています。
なぜかというと、理由は2つあって・・・
1つ目は「ITリテラシーが低いから」
2つ目は「迷信深いから」
なんですね。
そういう人と付き合うと、古い価値観を押し付けられて、不快な思いをする可能性があるわけですよ。
大きい財布に現金をパンパンにして持ち歩いてる人って、逆に言えば、そうせざるをえない理由がある可能性が高いんですね。
要するに、そういう人は、まともなクレジットカードを作れないような仕事をしていたり、表に出せないお金を現金として持ち歩いてるみたいな感じなわけですよ。
今の時代に、多額の現金を持ち歩いている人って、ロクな人間じゃないですよ。
本当にロクな人間じゃないと思います。
昔、僕がテレビに出た時「お金持ちの財布の中身を見せてほしい」って言われたんですね。
その事前の打ち合わせで「今の小玉さんの財布の中身見せてもらえますか?」って聞かれたので「僕、あんまり現金入れてないんですよね」とお答えしたら、「あーそうですかー、それだと絵的に面白くないんで・・・」って言われたので、結局、そのテレビ収録の朝に銀行で200万円をおろして、その現金を財布に突っ込んで収録に向かいました。
だから、あれは嘘ですよ。
テレビは演出がいっぱいありますから、だいたいそんなもんです。
まとめますと、デカい財布を持っている人とは、付き合わないようにしましょう。
30代の新しいお金持ちの特徴・その2
「電話をしない」
「お金持ち」って聞くと、常に忙しくて、もう1日中スマホが鳴りっぱなしってイメージありませんか?
部下とか取引先とか、いろんなところからガンガンかかってきて、ガンガン指示を出すみたいな。
でも、実際にそんなことはまったくありません。
僕は電話がかかってこない日もあるし、というか、電話が鳴らない日のほうが多いですからね。
かかってくる頻度としては、1週間に1、2回くらいなもんですよ。
あとは、電話が鳴っても出ないこともありますし、自分から電話するのも、よほど緊急のことがない限りは電話しないですね。
では、いったいなぜ、新しいお金持ちは電話を使わないのか?
それは、電話によって「自分の時間が奪われることが、ものすごくストレス」だから。
電話って、なんかいきなりかかってきて、向こうが自分勝手に何分かしゃべったりするじゃないですか。
そうなると、自分の時間を突然奪われるって感覚になるわけですよ。
最近の新しいお金持ちは、時間の価値を、ものすごく重要視しています。
自分にかかってきてもストレスだってことは、相手に電話かけるってことはストレスを与えているようなもんで、相手の時間を奪うことになってしまうわけですよ。
要するに、いきなり電話をして、相手の時間を奪う行為は、現代では重大なマナー違反になると考えているんですね。
なので、もし電話をする場合は、事前にLINEやチャットで連絡を入れたりして、相手の都合を確認することが大事だったりします。
「今の時間大丈夫ですか?」とか「今電話していいですか?」とか、そうした配慮が必要になるわけですよね。
「新しいお金持ち」は LINEやチャットワークなどのチャットアプリを使いこなしているんですね。
仮に電話をするのであれば、チャットを最初に送るとか、なんならチャットだけで全部済ますとか、そのほうが結果的にお互いに時間を取られないで済むわけですからね。
さらに言うと、すべてのやりとりに対して、履歴が残るので、言った言わないのミスが起こりづらくなりますよね。
というわけで、キャバ嬢にやたらと電話をするのは、やめてあげてくださいね。
30代の新しいお金持ちの特徴・その3
「夜のお店で豪遊しない」
「お金持ちは毎晩豪遊している」
このイメージは、かなり強いんじゃないかなと思います。
確かに今でも一部のバカは豪遊していますよ。
でも、いないことはないけれど、かなり少ないはずです。
いるとしたら、40代とか50代とかで、僕よりも、もっと年齢層が上の人が多い印象ですね。
古い世代のお金持ちの人たちが、豪遊している感じはあります。
だから、新しいお金持ちは、夜のお店で豪遊しないですね。
僕の周り見ても、豪遊している人は、ほとんどいないです。
新しいお金持ちが豪遊しない理由は2つあります。
1つ目の理由は「無駄なお金を使いたくないから」ってことですね。
年収が1億円あったとしても、コスト意識はしっかり持っているわけですよ。
だから、新しいお金持ちは、無駄なことにはお金を使わない傾向があります。
だって、夜のお店で豪遊したら、一撃で数万円、数十万円がパッとなくなるわけですから。
そのお金があったら、他に何ができるかって考えになって当然ですよね。
そのあたりのコスト意識をしっかり持っている人が多いと思います。
2つ目の理由は「健康への意識が高いから」ですね。
深夜までお酒を飲むと、肝臓にも悪いし、睡眠不足になるし、さらには飲みすぎて二日酔いになったりしたら、いいことなんてなんもないわけですよ。
お酒飲まなくて、「うわぁ~、昨日、お酒飲んどけば良かったわ~」って後悔することって、あんまりないですよね。
でも、逆にお酒を飲みすぎて「昨日なんであんなに飲んじゃったんだろう? やめておけばよかったわ~」って後悔はめちゃくちゃ多いじゃないですか。
なので、健康の面から考えても、翌日、翌々日のパフォーマンスの面から考えても、無駄に肝臓に負担をかけても、しょうがないよねって感じですよね。
今の時代の新しいお金持ちの人は、深夜にキャバクラ行く人よりも、ジムに行っている人のほうが多いですよ。
まとめますと・・・
「シャンパンの銘柄」より「プロテインの銘柄」に詳しい。
というのが、新しいお金持ちでございます。
30代の新しいお金持ちの特徴・その4
「オフィスを持たない」
お金持ちは「豪華なオフィス」や「ガラス張りの社長室」があるというイメージをお持ちの人もいるかもしれません。
でも、さすがにそれらは過去の遺物ですね。
完全に時代遅れです。
僕の会社も、もちろん社長室なんてないですし、そもそも僕の会社では、もう5年くらい前からリモートワークみたいな感じで、会社運営してますからね。
そんな感じなので、もちろん出社の義務も基本的はないですし、定時という概念もないので、各自が自由に仕事をしています。
そもそも、豪華なオフィスなんて必要ないわけですよ。
だって、豪華なオフィスを作ったからといって売上が上がるわけじゃないですよね。
それで売上が上がるんだったら、いくらでも作りますよ。
オフィスをつくって、そこに出社して仕事するっていう行為自体が、時代に合っていないし、合理的ではないわけです。
リモートでできる仕事なのに、わざわざ出社するってなったら、出社に発生する「通勤時間」って完全に無駄な時間じゃないですか。
だから、豪華なオフィスって考え方が古いな~と思いますね。
最近は、自宅兼オフィスという人だったり、近所のスタバがオフィスですって人も多いですからね。
リモートワークが当たり前になってきた昨今だと、豪華なオフィスは、どんどん過去の遺物になっていきそうだな~と最近の世の中の流れを見ても感じます。
社員何千人とか何万人とかいるわけでもない中小企業なのに、オフィスにお金をかけている会社というのは、考え方がマジで古いし、ダサいんで、きっと仕事のセンスもそれなりなんで、これを機に付き合い方を考えましょう。
30代の新しいお金持ちの特徴・その5
「社員をたくさん雇わない」
これは、豪華なオフィスが必要なくなっている理由でもあるんですけど、今の会社組織は、どんどんコンパクト化が進んでいるわけです。
周りの会社でも、年商が10億円以上でも社員は数名という場合が、今は非常に多いです。
だから、オフィスなんて必要ないわけですね。
最近の新しいお金持ちは、社員を「雇う」のではなく「外部のパートナーとうまく提携して事業を構築している」場合が多いです。
たとえば、カスタマーサポートのコールセンターなんかも、自社でつくるのではなくて、外部の会社に委託するのが主流ですからね。
また、社員をたくさん増やさないのも、これからの時代、ビジネスの環境の変化がますます激しくなることが予測されるので、会社自体を身軽にしておくことが大事だって考えているんですね。
どんな環境でも生き残れるように、今の新しいお金持ちは、会社の身軽さをもっとも重視しているから、社員を増やそうとしないわけです。
たとえば、今年激売れしている商品が、来年ぱったり売れなくなる、なんてことが普通にあり得る話なんですね。
そうなった時に、別のビジネスを展開できるように組織をコンパクトに維持しておきたいわけですよ。
だから、新しいお金持ちは会社を大きくしません。
30代の新しいお金持ちの特徴・その6
「派手なスポーツカーではなくタクシーに乗る」
「フェラーリ」とか「ポルシェ」とか、スポーツカーと言えば、お金持ちの象徴じゃないですか。
年収1億円にもなると、何台もスポーツカーを乗り回しているイメージを持っている人もいるんじゃないのかなと思います。
ただ、僕の周りの新しいお金持ちは、スポーツカーに乗っていません。
圧倒的にタクシー派が多いですね。
僕もタクシー派です。
理由は、タクシーのほうがあらゆる面で無駄がないからですよ。
スポーツカーって、実は不便なことだらけなんです。
運転しにくいし、燃費は悪いし、メンテナンスにお金と手間と時間がかかるし、保険料が高いし、駐車場も場所が限られるわけですね。
SNSでドヤりたいバカとか、本当に車が好きなマニアの人以外は、スポーツカーを買う理由がまったくないわけです。
要するに、お金と時間ものすごく奪われるわけです。
車にそんなに時間を取られるぐらいだったら、サクッとタクシーで移動して、移動中も仕事をしたり、ニュースのチェックとかしたいわけじゃないですか。
というわけで、スポーツカーは古いお金持ちの象徴でございます。
30代の新しいお金持ちの特徴・その7
「家庭を犠牲にしない」
これも、かなり意外だと思われるかもしれませんね。
お金持ちの経営者となると、年中仕事に追われて、家にはめったに帰らず、家庭は崩壊中みたいな感じのイメージってありますよね。
「お金持ちの経営者は、毎晩お偉いさんたちとの会食があって、帰宅が深夜になるため、何ヶ月も子供と会話してない」とか、あなたも、そんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
ただ、それも完全に古いイメージですね。
新しいお金持ちは、結構、家庭を大事にしている人が多いですよ。
僕も毎朝6時とか6時半に起きて、子供を学校に送っていますからね。
そういえば、先日こんなことがありました。
経営者が集まるミーティングがあったんですけど、参加者の1人から「子供が急に熱を出してしまったので、本日は欠席させていただきます」って連絡があり、彼はミーティングを当日に欠席したわけですね。
これが古い価値観であれば、子供が風邪をひいたぐらいで大事なミーティングに欠席するなんて、けしからーん!っていうふうになってたと思いますよ。
一方、新しいお金持ちは、余裕で家庭を優先します。
以上、「新しいお金持ちの特徴7選」でした。
「新しいお金持ち」は、お金を追求していくよりも、価値観とかライフスタイルを大事にしている人が多いような印象があります。
というわけで、まだ書きたいことが1万文字くらいるのですが、そろそろ子供のお迎えに行く時間なので、今日はこのあたりで終わりたいと思います。
さようなら!