とっても大切な話をします。
どーんと稼げた時っていうのは「発信者の市場への浸透度」と「発信しているジャンルの熱」が、ちょうど良い具合に合致した時なんです。
発信者の浸透度をイノベーター理論のグラフで表現して、ジャンルをハイプサイクルのグラフで表現して、そのどちらも高くなった時って言うと分かりやすいと思う。
ジャンルは分かりやすいですよね。
今ならAIだし、ちょっと前ならインスタ起業だし、その前だとNFTとか?もっと前だとプログラミングとか、さらに前だとブログとかそんな感じ。
これだけだと「まあ、分かる」ってなるんだけど、ここに「発信者の市場への浸透度」を掛け合わせて考えます。
例えば、昔からいる老害小玉がAIの情報をガンガン発信するよりも、これまでスポットライトが当たったことのない新星がAIの良い情報をガンガンに発信した方が注目を集めるじゃないですか。
みんな、新しいものが好きですしね。
そんな感じで、「発信者の市場への浸透度」と「発信しているジャンルの熱」が、ちょうど良い具合に合致するとどーんといくんだけど、この時って自分の実力以上に注目されるし結果も出ちゃうんですね。
だけど、その渦中にいる時っていうのは、その結果は全て自分の実力がもたらしたものだと思っちゃうし、ここから先永久に右肩上がりで結果が出続けると思っちゃう。
これねー思っちゃうんです。思うなってのが無理です。
僕も「俺マジ天才」「右肩上がりに稼げてどうなっちゃうんだろ」みたいになっていました。
渦中にいる人は、この話を聞いていたとしても「俺は実力あるし、努力を怠るわけないから絶対に下がらない」と思います。というか思っていました。
ただ、超一部の例外を除いて、ほとんどの場合において「発信者の市場への浸透度」はピークを打ちますし、「発信しているジャンルの熱」は冷めてしまいます。
こうなるとオワコン×オワコンでとんでもない落ち方をするわけですよ。
「あいつどこいった?」となるのはこの時。
ここで忘れないでほしいのは、注目度が下がったり売り上げが落ちたとしても、それは自分の実力が無いからではないってことです。
タイミングが合致した時に、実力以上にどーんと結果が出ちゃったのとこれまた逆で、オワコン×オワコンで実力以上にどーんと落ちてしまう。
なので、悲観し過ぎないことが大切です。
もう、これは仕方ないことなので。
どうしたらいいかっていうと、変に不貞腐れてサボったりせず実力をつける動きをする。人知れず牙を研ぎ続ける。思うような結果が出なくても試行錯誤を繰り返す。誰にも注目されなくても気にしない。
そうこうしているうちに、イノベーター理論のグラフのスタート地点に戻ります。
しかも、2週目は1週目よりも高い位置からのスタートです。
最近、いろいろなSNSで「ビジネス系・起業系発信者がしんどくなってきた」というような話がたくさん聞こえるようになったので、そんな話をしました。
ただ、2週目に入れるのは、1週目の終わりで不貞腐れずに努力した者だけだぞ。がんばろう!!