いや~、稼げなくなりました(泣)
これを読んでいるあなた!
もしかすると、あなたがこれから取り組もうと考えている副業は稼ぎにくくなっている可能性もあります。
気になる方は、このまま読み進めてみてくださいね。
2020年稼げなくなった副業1「Uber Eats」
Uber Eatsって、2020年の春ぐらいから夏までは、本当にめちゃくちゃ稼げてました。
2020年、新型コロナウイルスがバーッと広がって、4月に緊急事態宣言が出てからというもの、多くの人たちがリモートワークや外出自粛だったりで、Uber Eatを使いまくったわけです。
実際に僕の知り合いでも、
自転車での配達で月に50万円を稼ぐ人がいました。
自転車だけで「月50万円」って、意外とすごい金額だな~って感じで注目していたんですね。
でも、それが2020年の秋以降に感染者数がちょっとずつ減って、Go To Eatキャンペーンが始まって、それをきっかけにデリバリーよりも外食する人たちが増えていきました。
今思い返すと、そういえば2020年の夏くらいに、夜の歌舞伎町の人通りをのぞいてみたら、普通な感じに戻ってましたからね。
2020年の緊急事態宣言のときって、こういう事態が初めてだってこともあってか、本当に外に人がいなかったわけですよ。
そんな感じで「どうやらUber Eatsが稼げるらしいよ」という口コミが広がり、配達員を始める人が徐々に増えていきました。
ところが、口コミが一気に広がって、配達員が急増したときに、Go To Eatキャンペーンが始まって、今度は一気にデリバリーの注文が減るという流れになった。
やっぱり、
この世の中って何事も「需要と供給の世界」じゃないですか。
デリバリーの注文を頼む人がたくさんいるのに配達員が少なければ、それは稼げますし、逆に配達員がたくさんいてもデリバリーの注文が減ってしまえば稼げなくなるわけですね。
2020年11月23日の東京新聞に
「Uber配達員が増えすぎ苦境。コロナ禍での失業者の受け皿だったが・・・」
という記事が出ていたんですよね。
僕は今でもかなりUber Eatsを使っているので、配達員さんを悪く言うつもりはまったくないのですが、結局この仕事って仕組みとしては単純な労働力の提供なわけです。
特に何かに特化したスキルが必要というわけではないので、
誰もができるお仕事だけどその分、需要と供給のバランスに大きく影響を受けるんですね。
だから、さっきの東京新聞のような記事が出たり、「Uber Eatsは稼げないらしい」みたいな口コミがネット上で広がっていくと、当然ですが配達員は減っていくわけじゃないですか。
しかし、また2021年の1月に緊急事態宣言が出されたので、今はUber Eatの需要が高まって、ある程度は稼げるようになっているかもしれませんね。
ただ一番ビジネス的においしかったのは、やはり2020年の春から夏くらいにかけてだったように思います。
今回の緊急事態宣言も、とりあえず1か月間なので、今後はまた2月くらいから動きが変わってくることが予測されますし。
2020年稼げなくなった副業2「ブログ」
ブログって実際にやっている人が多いですし、「やろうかなー」と思っている人も多いんじゃないですかね。
そもそも「ブログで稼ぐ」って、どうやるのって話ですよね。
ここから小玉が簡単に解説していきますね。
「ブログで稼ぐ」には、まずブログの記事を更新して、そこにアクセスを集めると。
そして、広告を貼って広告収入を得たり、そのブログでアフィリエイトをしてアフィリエイト報酬を得たり、ブログで自分の商品を販売して収入を得たりするわけです。
ということは、まずはそのブログにアクセスを集める必要がある。
TwitterやInstagramなどのSNSをやらずに、ブログだけをやる場合、アクセスは検索エンジンから集めます。
たとえばGoogleで何かを検索したときに、検索結果に自分のブログ記事が表示されて、そこをクリックするとアクセスが集まるという仕組みですね。
そこから、ブログの記事を読んでくれた人が、「ああ~、この商品ほしいわ」となり、何かが売れると収入が得られるわけですよ。
このGoogleで検索した時に、より最初のほうに表示されるようにするための施策を「SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)」というのですが、これがマジで難しくなりました。
検索キーワードによって、どういうサイトが最初のほうに表示されるかという「アルゴリズム」が常に変動していて、さらに数カ月に1回大きな変更があるわけですよ。
まあ、その大変動っていうのは今までも何度もあったんですが・・・
2020年の5月にあったアルゴリズム変動が激震というか激動というか、「ここまで強烈なのは私も初めてなんですけど・・・」というレベルだったんです。
これはジャンルによっていろいろなので、専門家の人から突っ込まれる前提で、超わかりやすく説明すると
「そのサイトの内容や記事の内容などはあまり関係なく、とにかく大企業や上場企業のサイトが最初のほうに表示されるようになった」
わけです。
つまり、
個人が書いたブログを最初のほうに表示させるのが本当に大変になったんですね。
実際に僕のブログは、2020年5月の大激震が起こる1年前は「ネットビジネス」で検索すると、1位から3位までに表示されていました。
それが、
2020年5月のアルゴリズム大変動で127位まで下がりました。
127位って文字で書くとイメージしづらいと思いますが、Google検索して、「次へ」を10回以上クリックしないと表示されないってことです。
正直「誰が次へを10回もクリックして調べるか!」っていう話じゃないですか。
つまり、僕のブログなんて誰も見なくなってしまったわけですよ。
僕の場合、検索エンジン経由でのアクセスによるブログ収益は、そこまで大きくなくて年間3000~4000万円ほどだったので大きな打撃ではなかったですし、実は5月の前からアクセスがジワジワと下がっていたので、自分なりに対策を立てていました。
でも、やっぱり5月の大激震を受けて、会社をたたんだ知り合いもいます。
だって、月に何千万円あったブログ経由での売上が、100万円とかになったら終わりますもんね。
そのため僕の会社では、検索エンジン経由でアクセスを集める形でのブログ運営は、積極的にはやろうとしていません。
今それをやるのは「かなり大変じゃないのかな~」と思っています。
*2020年12月のアップデートで、大企業や上場企業のドメインが上位表示される傾向は緩和れました。
2020年稼げなくなった副業3「YouTube」
YouTubeは本当に稼ぎにくくなりました。
YouTubeもUber Eatsと傾向が似てるんですね。
新型コロナウイルスの感染が広がり、みんながステイホームのときにYouTubeを見る人がめちゃくちゃ増えたわけですよ。
もちろん、それまでもYouTubeの利用者数は右肩上がりで増えていたわけなんですが、2020年の2月~3月にかけてドーンと視聴回数が増えたYouTuberの人も多いと思います。
なぜなら、2020年の2月~3月の視聴者数の増加を受けて、運営のYouTube側がアクセス増加対策として4月いっぱいビデオ再生画質のデフォルト画質を「高画質」ではなく「標準画質」に落としたわけですよ。
つまり、そのくらい
世界的にYouTubeに人が集まって、トラフィックが急増したってことなんです。
僕が出ていない別のYouTubeチャンネルを4月に始めたのですが、4月5月6月は、再生回数がめちゃくちゃ増えて、チャンネル登録者数もめちゃくちゃ増えたんですね。
そうなると、これってUber Eatsと完全に同じ傾向で、「今YouTube始めるとたくさんの人に見てもらえる」という口コミが広がって、
新たにYouTubeを始める人が一気に増えました。
特にコロナ禍で、あらゆるスポーツイベントが中止になったり、ジムが使えなくなったりして、その影響からスポーツ系やフィットネス系、宅トレ・筋トレ系のチャンネルがすごい勢いで増えた記憶があります。
フィットネス系はマジで急に激戦区になった感じで、宅トレ・筋トレ系も激戦ですね。
これに加えて「おうち時間」ということで、料理系もめちゃくちゃ増えましたよ。
そういった感じで、見ている人が増えたなぁ~なんて思っていたら、一気にチャンネルも増えて、それに伴ってもちろん動画の数も増えていったわけです。
でも、2020年の5月末に緊急事態宣言が解除されて、次第に感染者数も減ったりなんかして、Go To EatやGo To トラベルキャンペーンが始まり、YouTubeを見る人が減ってきたんですね。
周りの会社員の人とかに話を聞くと、
リモートワークは緊急事態宣言の時だけで、それ以外は普通に出社という企業も多いみたいですし。
そうなるとやっぱり普通に出勤しなきゃいけないから、朝早く起きる必要があって、そうなると夜な夜なYouTubeなんて見てる余裕がなかったり。
リモートワークだったから、休憩中にYouTube見てたけど、出社すると休み時間はランチとかに行くみたいな感じだったり。
そんな感じで、大人の視聴者が減っていったわけですね。
そうなると、フィットネスも筋トレも飽きたし、今度はGo To トラベルで旅に行きたいわ~となって、YouTubeを見る習慣が失われていく。
ようするに、Uber Eatsみたいに重要と供給のバランスが悪くなったわけです。
動画の供給過多。
ただYouTubeの場合は、動画をアップし続けるのが、相当大変なので、「やっぱやめた!」って、みんな動画をアップしなくなるわけですよ。
そうなれば、動画の供給が減るので、バランス取れるんじゃんって。
最近は、芸能人系がYouTubeを始めるケースが多くて、「有名人が相手なんてもう無理!」って普通は感じるかもしれませんが、YouTube自体はまだまだ伸びていくと思います。
ですが、だんだん成熟期に入っていくのも事実で、そしたらこれまで以上に競争が激しくなって稼ぎにくくなるのは当たり前です。
だってYouTube黎明期なんて、テレビ動画をそのままYouTubeにあげて、それで稼ぎまくってる人が数多くいましたからね。
なんのクリエイティビティがなくても、余裕で稼げてたみたいだし、あれはもうカオスでしたよ。
それに比べると、今はかなりちゃんとしたものを創造しないと見てもらえないし、ライバルも多くなったり強くなったりと、非常に大変になってるんです。
それでも僕はこう思うんですよ。
「YouTubeは面白い」
実際に稼ぎにくくなったのは本当ですが、そんなこと以上に僕は、YouTubeが面白いからやっているんですね。
もちろん稼げる稼げないも大事なのは重々承知のうえでお伝えすると
「面白いから継続できる」
ってことなんです。
これまで散々稼ぎにくくなったって言いましたが、ここからが今日一番お伝えしたい大事な話になります。
この前たまたま深夜にふとテレビをつけたら
「サッカーの力を信じて~見えない敵と戦った2020」
というフジテレビの番組がやっていて、見入っちゃったんですね。
サッカーの岡崎慎司選手っているじゃないですか。
番組内で、その岡崎選手が「苦境の中でも夢をつかみ取る秘訣は何なんですか?」って質問されていました。
岡崎選手は、これまで日本・ドイツ・イギリスの1部リーグでずっとプレーしてきました。
でも、34歳の現在はスペインの2部リーグでプレーしているんですね。
理由は、トップの1部リーグのチームからオファーがなかったから。
実際にサッカー選手でいったら、34歳ってキャリアの終盤じゃないですか。
引退を考える人だっているし、なんなら最後は日本で活躍して終わりたいって考える選手もいると思うわけですよ。
しかし、岡崎選手は、その34歳というキャリアの終盤にきても、挑戦することを諦めずに実際にスペインの2部リーグで活躍して、チームを優勝させて1部リーグに上がったんですね。
しかも、このコロナ禍の状況で、34歳で2部リーグなど、色々な前向きではない状況にもかかわらず、成し遂げたのが、本当にものすごいことなわけで。
そんな流れで、「苦境な状況でも夢を掴み取る秘訣は何か?」って質問に、岡崎選手が答えていくのですが、その回答があまりにも感動的だったんですね。
それが
「受け入れていくということが、一番大事だと思っている」
というもの。
あなたはどう感じますか?
これって、岡崎選手みたいに「世界で活躍するためにはどうすべきか?」とかそういうレベルの話ではなくて、きっと誰もが何かに挑戦する限り、困難なことはいくらでもやってくるんですよ。
今回のコロナウィルスみたいな本当に予期せぬ困難だってある。
ようするに、これまで当たり前だったことが、外的要因によって当たり前でなくなることがあるわけですよ。
これまで稼げていたことが、自分にはどうすることもできない理由で稼げなくなることだってある。
そこで、稼げなくなったことを嘆いたり、落ち込んだりしても意味がない。
岡崎選手が回答しているように
「まずは受け入れる」
難しくなっているのはわかったと受け入れたうえで、でも可能性が完全にゼロになったわけではないから、なんとか攻略してやろうと意気込むのもよし。
一方で、受け入れたうえで、需要と供給の関係で今後ここで稼ぎが増えるのは見込めないとなれば、スパッと切り替えて別のことをやるもよし。
とにかく
嘆いても、落ち込んでも、引きずっても、意味はないので、まずは受け入れて「さてと、次はどうしようかな~」ってな具合に進んでいくのがいいんじゃないかなと僕は思います。
僕って割と落ち込んだりしないほうなんですけど、「なんで落ち込まないのか?」という疑問については、正直自分でもよくわからなかったんですね。
なんかうまく言語化できなかったんです。
でも、たまたま見た岡崎選手のインタビューで「あっ!これだ!」って思ったわけです。
落ち込まない秘訣は「受け入れる」ってことに尽きますね。
いまある状況を
過大評価も過小評価もせず、そのままに受け入れたうえで、どうしようかと考える。
これがやっぱり落ち込まない秘訣ですよ。
みんな色々あるけど頑張っていきましょう。