今回は「お金持ちと貧乏人の連休の過ごし方の違い」というテーマで、ネットやSNSでは決して書かれることのない真実の話をしたいと思います。
あなたは「お金持ちの連休の過ごし方」について、どんなイメージをお持ちですか?
「ファーストクラスでハワイに行く」
もしかしたら、そんなイメージをお持ちじゃありませんか?
僕もサラリーマンの頃は、そんなふうに思っていました。
ところが、いざ僕自身がお金持ちになってわかったのは「全然そんなことない」ってことです。
それに、周りのお金持ちの人たちを見ても、ハワイに行ってる人なんていないわけですよ。
ただ、やっぱり一般の人とは違った連休の過ごし方をしているんですね。
では、いったいお金持ちは、実際どのように過ごしているのか?
周りのお金持ちの知り合い1万5000世帯をリサーチして、見えてきた「お金持ちと貧乏人の連休の過ごし方の違い3選」について、真実をお伝えしていこうと思います。
あなたもこれを読んで真似をすれば、これからの人生で連休を「お金持ち気分」で「優雅に過ごす」ことができるでしょう。
では、いってみましょう!
お金持ちは普段通り過ごすが、貧乏人は連休だけ張り切る
「連休だから何かやってやるぜ!」と思って、これを読んでいる意識高い系のあなた!
要注意ですよ!
もしかして「連休中に読破する本のリスト」とか、作ったりしていませんか?
もし、そういうことをやっているとしたら、特に要注意です。
お金持ちは連休だからといって「張り切って何かを頑張ろう!」なんて、そもそもしないわけですよ。
お金持ちは、普段からのルーティンが決まっていて、連休中もそれを淡々と続けていく。
一方で、貧乏人は連休になると、ここぞと言わんばかりに「よっしゃ!資格の勉強してやるぜ」とか、今までまったくやってこなかったのに「この連休中に投資を始めたる~」とか、「短期集中でダイエットしたる~」とか、妙に張り切りがちなんですね。
これは、どういう心理の表れかというと、シンプルに「普段はサボっている」っていう話なわけですよ。
そう、「普段サボっている分を、この連休中に一気に取り戻そう」とする心理の表れなんです。
つまり、貧乏人にお決まりの「一発逆転的な発想」ってやつですよ。
連休だからといって、いつもと違うことを、いきなり勢いよくやってみたところで続くわけがありません。
たとえば、普段まったく体を動かさない人が、連休中に「バッキバッキのムッキムッキになってやるぜ!」と意気込んで、いきなり42.195キロのフルマラソンを走った後に、250キロのバーベルでベンチプレスしたら、どうなるでしょうか?
バッキバッキのムッキムッキになるどころか、熱出して、体壊して連休終わるって話です。
これと同じで、連休中だけ張り切っても、どうせ続かないし、意味がないってこと。
連休中だけ張り切って、慣れないことをして無理するくらいなら、ゴロ寝して、身体を休めたほうが、まだ有意義って話です。
お金持ちはお金を使わないが、貧乏人は散財する
あなたも心当たりがあると思います。
貧乏人ほど連休中に一気に散財してしまう「Viva SANZAI!!!!」ってやつですね。
皆さんもご存知のように、連休中はあらゆるモノの値段が、連休価格で爆上がりするわけですよ。
たとえば、ガソリンの値段だったり、飛行機の旅費だったり、ホテルの宿泊費だったり・・・
こういったモノの価格が、通常時の2~3倍になるわけです。
まったく同じサービスにもかかわらず、3倍のお金がかかってしまう。
吉野家の牛丼に1500円払うのと同じ状態ですよ。
一方で、お金持ちは、お金がいくらあっても、割に合わないことは大嫌いな人種なんですね。
つまり、吉野家の牛丼に1500円出すのは「死ぬほど嫌だ!」っていう人種なわけです。
よく「小玉さんにとっては、1万円札なんてお尻を拭くトイレットペーパーみたいなもんですよね?」って聞かれるんですけど「お前!マジふざけんな!」って。
お尻拭くのに1万札を使うなんて断固拒否します!
1万円払うぐらいだったら、僕は余裕で素手で拭きますからね。
いや、むしろ、お尻なんて拭かないかもしれません。
これは「ケチ」ということではなく、お金持ちは「合理的ではないことが大嫌い」なわけなんですね。
だから、わざわざ不当に高い時期にお金を使うことしません。
でも貧乏人は、連休になると気分も浮かれて、お財布のヒモがユルユルどころか「ヒモなんてあったけ?」みたいな感じで、お財布が開きっぱなしなわけですよ。
気分だけ「大富豪状態」になっている。
これの何が問題かというと・・・
普段の冷静な状態だったら買わないような「いらないもの」を爆買してしまう危険があるってことです。
「えっ!? これ美川憲一しか着れんやん」みたいスパンコールだらけの服も、連休限定特別価格みたいなセールをやっていると、条件反射的にフィーバーしてしまうわけですね。
その結果、何が起こるのか?
連休明けに「散財鬱」になる人が、大量発生します。
会社でスーツ着ている時は、あんなにイケメンだったのに、休日に会った時の「なんか私服ダサッ現象」みたいな。
そういう感じで、一気に現実に引き戻されてしまうわけですよ。
連休フィーバーから覚めて冷静になって口座残高を見た時に、あまりに無残な現実に直面して、一気に鬱になってしまう。
おまけに、お金はなくなったうえに、残ったのは大量のいらないセール品なわけです。
まぁ、その「いらない服」は、自分の「お尻を拭く」のにでも使ってください。
お金持ちは家でのんびり過ごすが、貧乏人は行楽地であくせく過ごす
出ました! 行楽地!
この言葉は、お金持ちが嫌いな言葉ランキングで、常に10位内に食い込んでいる強豪ですね。
スラムダンクで言うと「陵南高校」ぐらいの戦闘力です。
では、なぜ、お金持ちが行楽地という言葉を親の仇のごとく嫌うのか?
お金持ちは、とにかく人混みが嫌いな人種なんです。
「行楽地=人混み」
「行楽地=大渋滞」
「行楽地=大行列」
「行楽地=整理券」
「行楽地=待ち時間」
「行楽地=駐車場に空きがなくグルグル」
「行楽地=お前さっきトイレ行っとけ!ってゆうたやん」
しかも、連休ともなると、ただでさえ混雑している行楽地が、定員100人のところに3万人が殺到するみたいな「人間のメガ盛り状態」なわけですよ。
お金持ちは「ゲキ込みのスタバに行く」ぐらいなら、一杯850円払ってでも「ガラガラのルノアールを選ぶ」っていう人種なんですね。
ルノアールは850円ですけど、高級ホテルのラウンジなんかだと、コーヒーが一杯2000円とかしたりするわけです。
では、お金持ちは、なぜコーヒーに2000円払うのか?
その答えを「良い豆を使っているから」とか「良いサービスが受けられるから」とか 「良い雰囲気だから」と答える人は、お金持ちという人種をまったく理解できていない、いわゆる「お金持ちアマチュア」ですね。
カップなんて、ウェッジウッドでも、紙コップでも、別になんでもいいですよ。
お金持ちが、ホテルのラウンジで、コーヒーに一杯2000円を払う理由は・・・
「いつもガラガラだから」です。
僕もコーヒーが大好きなんですけど、コーヒーの味の判別なんてできないわけですよ。
スタバの400円のコーヒーも、ホテルのラウンジの2000円のコーヒーも、味は一緒です。
むしろ、味だけだったら「セブンイレブンの100円のコーヒー」が最強です。
つまり「2000円を払ってでも、人混みを避けたい」というのが、お金持ちが高級ホテルのラウンジを選ぶ本当の理由なんです。
では、なぜ、そこまでして人混みを避けるのか?
「人混み」って、いいことを1つもないですからね。
とにかく疲れるし、無駄に待ち時間が長かったするわけですよ。
・・・「密」ですし。
というわけで、お金持ちは、わざわざ連休に行楽地に旅行することはありません。
もし行くとしても、タイミングをずらして人混みを避けて行きますからね。
多くの人が行楽地に殺到している地獄絵図を、ニュースで見ながら、自宅でのんびりとセブンイレブンのコーヒーを飲みながら過ごすわけですよ。
一方で、貧乏人は「人が殺到している場所にこそ行かなくては!」と思っちゃうんです。
むしろ、人が殺到していない名所なんて見向きもしません。
これの一番の問題は・・・
「自分が行きたいから行く」ってわけじゃなくて、「人が行ってるから行く」っていう発想なわけです。
実は、そこに「自分の意思」がないんですね。
せっかくの連休だから、何もしないのはもったいないけど、特に、やりたいことも行きたいこともない。
「そうだ京都へ行こう!」
こんな感じで、本当は行きたくもないところに「王様のブランチ」の情報に踊らされて、人が殺到しているという理由だけで行ってしまい、結果的に体力とお金を消耗してしまう。
こういった発想の人は「いつまでたってもお金も貯まらない」って、わかりますか?
「せっかくの連休だから何もしないのはもったいない」という発想と「せっかくお金があるのに使わないのはもったいない」という発想は、思考の構造がまったく同じって話なんですね。
だから、このタイプの人は、ちょっとでもお金に余裕ができると、ワーッて使っちゃって、結果的に「いつまでも貧乏」って話です。
これって、もしかしたら「行楽地」っていう文字面がよくないんじゃないかな~っ思うわけですよ。
「行獄地」とか、呼び方を変えたほうがいいんじゃないかと思います。
特に、全国のお父さんにとっては、連休の行楽地という存在は、地獄に行くみたいなもんですからね。
僕も「ディズニーリゾート」とか「ユニバーサルスタジオ」とか、そういった言葉には、かなりナーバスになっております。
以上「お金持ちと貧乏人の連休の過ごし方の違い」について、お伝えしてきました。
あなたは、思い当たるものはありましたか?
この記事を読んで「今後の連休は何をして過ごすことにした」などあれば、コメントで教えてくださいね。
というわけで、まとめますと・・・
次の連休は「スパンコールだらけの服で、トライアスロンにチャレンジしよう」と思ってます。