稼げるスキルはこれだ!【超普通の会社員→年収1億円社長になるには??】

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小玉 歩

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まず最初に結論から言います。

「稼げるスキル」というのは、ズバリ「マーケティングスキル」です。
これがあれば稼げます。

「マーケティング」とは「ビジネス・商売をする時に、目的を達成するための活動」のこと。

もっとわかりやすく言うと・・・

たとえば、今あなたは飲食店を経営しているとするじゃないですか。

コロナ禍の影響で、店舗にお客さんが来なくなり「売り上げがヤバい」状況です。

今まで平均で月商500万あったのが、このままでは100万円くらいになってしまう。

これをどうにかして、これまでの500万円まではいかないとしても、せめて350万円くらいには戻したい。

そのためにどうするか?

じぁー今までやってなかった「デリバリーを始めてみよう!」ってなったとします。

でも、ただデリバリーを始めただけでは他のお店と代わり映えしないから、差別化するために何かしなければならない。

たとえば、デリバリーでもUber Eatsを使うってだけなら、やっぱり価格競争になっちゃうわけですよ。

であれば、Uber Eats内の価格競争で戦うのではなく、プラットフォームの外で企画を打ち出す必要があるよね、となります。

そこで「WEB広告を使って、その企画を広めよう」とか「一度注文してくださったお客様にリピートしてもらうために、こんな施策を打とう」とか、具体的な仕掛けを計画します。

あとは「友人知人に紹介してもらうために紹介キャンペーンもやってみよう」とか思いついいたとしたら、単純に紹介した両者にクーポンプレゼントだと普通すぎて紹介してもらえなさそうだから、何か紹介したくなるような作戦を考えなきゃなーみたいな感じで、色々と試行錯誤するわけですよね。

そんな感じで、あーだ、こーだしながら、月商350万円を目指していく。

で、これまでお伝えした「もろもろの全体」をマーケティングと呼ぶわけですよ。

「マーケティング」で検索したら色々と言葉の定義が出てきますが、商売を成功させるための全部をひっくるめて「マーケティング」だと思ってください。

「商売を成功させる=稼げる」ということなので、マーケティングスキルを身につけて、そのスキルを高めていくことができれば、当然稼げるようになるわけですよ。

では、ここからは「マーケティングスキルを身につけて高める」には、具体的にどうすればいいか?って話をしますね。

「マーケティングを勉強する」っていうと、多くの人はマーケティングの本を読んだり、セミナーに行ったりします。

もちろん、そういった勉強は知識をつけるためには良いと思います。

ですが、本質的な部分でマーケティングができるようにはなりません。

なぜかというと、そういったところで学べるのは事例や手法であって、それらはマーケティングでいうところの「道具でしかない」からです。

たとえば、ここに数億円する「すごいバイオリン」があったとするじゃないですか。

そんなめちゃくちゃ「すごいバイオリン」でも、それを演奏する人が下手くそだったら、当たり前ですが音色も良くないわけですよ。

そもそも演奏どころか、良い音すら出ない。

『芸能人格付けチェック』という番組を知ってますか?

その番組で、一流のバイオリニストが、数億円するバイオリンと数万円のバイオリン、それぞれ2つを演奏して、その音色を聞いた出演者が、どちらが高いバイオリンかを当てるって問題があるんですね。

やっぱり演奏者がすごいと、数万円のバイオリンでも結構いい音が出たりするわけですよ。

要するに、この演奏者とバイオリンの関係性と同じで、マーケティングも、いくら色々な方法や事例を知っていたとしても、それって楽器を持っているだけに過ぎないわけです。

道具を使いこなすことができなければ何の意味もありません。

マーケティング本ばっかり読んでいる人にマーケティングやらせても、やっぱりビジネスは全然うまくいかないんですよ。

だから、大学でマーケティングを教えている人とかもかなり怪しいんじゃないのかなと思ってます。

道具をいっぱい持っているのは理解できるんですけど、実際にその人たちがビジネスをやってうまくいくかというと、これまた別の話ですよね。

ではいったい「どうしたら」その道具を使いこなせるようになるのか?

ここが今回の一番大事なテーマになります。

マーケティングを実践するうえで、もっとも重要なのは「顧客理解」です。
「お客さんを知る」ってこと。

商売というのは「顧客ありき」じゃないですか。

相手があって成立するものなわけですよ。

「顧客は何がほしいんだろう」
「この企画を打ち出したら、どう感じるだろう」
「こういうメッセージは響くのかな」
「こういったサイトのデザインはどう感じるかな」

みたいなことは、もちろんデータで示すことができます。

ただ、データというのは結果であって、全く同じ条件下で、全く同じ施策なんてものはできっこないから、あくまでも過去の事例としての参考にしかならないんですよ。

ですから、最終的に「マーケティングがハマるかどうか」は「顧客理解」に尽きるわけです。

よく「あの人ってビジネスセンスがあるよね~」みたいに言われたりしますが、あれは、つまり「どれだけ高いレベルで、顧客理解ができているか?」ってことなんですね。

「顧客がほしいタイミング」で「顧客がほしいマーケティング・メッセージ」を受け取って「顧客が好ましく感じるWEBページ」で「顧客がほしい商品」を提案されたら、それはきっと誰だって買いますよね。

でも、これらの仕掛けは、販売する側の「顧客理解」が、めちゃくちゃ深まっていないと、それぞれがドンピシャの方法とタイミングで実行できないわけです。

それでは、どうしたら「顧客理解」を深めることができるのでしょうか?

方法は2つあります。

まず1つ目は「自分の心の動きを観察して分析すること」ですね。
「何か気になる広告があった」
「何かほしくなった」
「何かを買った」

こういった1つ1つを、その時は無意識でいいのですが、あとで冷静に振り返ってみてほしいんです。

「なんで自分は、あれが気になったんだろうか?」
「なんで自分は、あれがほしくなったんだろうか?」
「なんで自分は、これを買ったんだろうか?」

これらを考え、言語化して説明できるようにする。

自分の心の動き、感情の動き、実際の行動における多くのことは、無意識的にやってしまうもの。

でも、こういった「無意識にやっていることを言語化する」のは、顧客理解のトレーニングとして、とても効果的です。

僕らも知らぬ間に、誰かのマーケティングの手のひらで動かされているわけですからね。

2つ目は、「他人の分析」です。
他人の分析において、特にやっていただきたいのは「直近でヒットした物事に対しての分析」です。

この手法は「自分もその最中にいたわけなので、リアリティがあるから」オススメです。

たとえば、最近でいうと『鬼滅の刃』の映画が大ヒットしましたよね。

「なんで大ヒットしたのか?」
「どんな人が映画を観に行ったのか?」
「なぜ観に行ったのか?」
「観に行ったきっかけは何か?」

ちなみに、僕は観に行っていないわけですよ。

すると、同時に「なんでそんなヒットしている映画を観に行かなかったのか?」みたいな疑問も浮かび上がってきますよね。

僕以外にも見ていない人は、たくさんいるわけですからね。

「観に行かなった人の共通点は何か?」
「観に行った人と観に行かない人の違いは、いったい何なのか?」

このような感じで、ヒットしたものについて言語化していく。

さらに、こうしたヒットコンテンツの分析記事は世の中に無数あります。

たとえば「鬼滅の刃 ヒット 理由」で検索すると、たくさん記事が出てきます。

その記事を考察しながら、自分の分析と比べてみる。

この時に大事なのは、答え合わせをすることでありません。

有名メディアの記事が必ずしも正解とは限らないし、専門家の意見が正しくて素人の意見が間違っているって話でもなく、それらはあくまでも1つの意見であり、考え方なわけです。

そういった記事を読んで「自分以外の新たな視点を得る」ってことが大事になります。

視点の引き出しを増やすイメージですね。

色々な記事を見て、「あ~なるほどね。そういう考え方も確かにあるわ~」とか「その視点はなかった」とか「さすがにこれは的外れでしょ」とか、感じることがあるわけですよ。

そうやって、視点の引き出しを増やしていくことが大事です。

これらを続けていくと、顧客について考えるときに、自分だけの偏った観点ではなく、多面的な見方ができるようになるんですね。

「自分の分析」と「最近ヒットした物事での他人の分析」この違いを見ていくのを繰り返しやっていくと、マーケティングの道具、つまり実際の手法を使いこなす能力が高ります。

最近だと、インターネットの時代ということで、「ネット広告を運用できる人」や「SNSを運用できる人」が企業に求められていますが、ネット広告もSNS運用もマーケティングの道具でしかないんですよ。

道具の使い方は、マニュアルを見れば誰でも使えるようになります。

でも、それって「使える」だけで「使いこなす」ことはできていない。
だから、ネット広告を運用代行会社に頼むとめちゃくちゃ下手なことが多いです。

彼らは使えるだけですから。

使い方は覚えたけど、使いこなすために大事な能力は身につけていないし、それを鍛えようともしていないわけです。

そうなると、どういう運用になるか?

ただ数字とにらめっこして、小手先で何とかしようとするも、結果何ともならない場合がほとんどですね。

僕は、別に道具の部分を否定しているわけでありません。

もちろん、そこも大事ですよ。

使い方を覚えるのは必須ですからね。

ただ「それだけじゃダメですよ」ってこと。

マーケティングスキルを身につけて、そのスキルを高めるためには、知識や手法という道具を手に入れることはもちろん、それに加えて、その道具を使いこなすために「顧客理解」をしなければならないということです。

ぜひ、この部分をしっかりと押さえておいてください。

マーケティングスキルを身につけて、スキルを高めていけば、本当に驚くほど稼げるようになりますし、世の中のいろんなことがわかって楽しくなります。

そうなると、見るものすべてが学びになり、自分の能力を高めるための教科書になりますよ。

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この記事を書いた人

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小玉 歩

ネットビジネス界の異端児。一部上場企業で勤めながらも、副業で始めたネットビジネスで年収1億円を稼ぎ会社をクビに。この経験を書籍化した『クビでも年収1億円』はシリーズ累計15万部を記録する。 現在はWEBマーケティング全般を手がける会社を経営し、ビジネスコミュニティの運営、コンテンツビジネス、通販事業を展開。「本当の稼ぐ力を身につけ、人生を良い方向へ変える」をモットーに、個人起業を支援する情報発信に力を入れている。

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