7月7日、七夕ですね。

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小玉 歩

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こちらは、僕が幼稚園の時に願いを込めた短冊。

文字自体は母親に書いてもらったものです。

小さい頃、僕はピカピカ光るような石を見つけては、拾って帰る子どもでした。

ピカピカ光る石が好き過ぎて欲し過ぎて、短冊に書いてもらうくらいだったんですね。

小学生になっても石好きは変わらず、地元秋田にある荒川鉱山へ父に連れて行ってもらっては水晶採取にハマっていました。

その石好きは大人になっても続いて、就職で上京すると年末に開催される池袋ミネラルショーでテンションがブチ上がり、石を買いまくったものです。

相当な石フェチです。

その後、ネットビジネスでそれなりに稼げるようになった時に 「あれ?俺、今だったらこの石好きを仕事にできるんじゃね!?」 と思い、天然石アクセサリーショップをオープン。

恵比寿と心斎橋に「premium stone gallery」というお店を構え、なんやかんやの8年です。

今では年商1億円を超える事業となりました。

小さい頃に短冊に書いた「きれいな石が欲しい」という願い事は叶い、それこそ数え切れないくらいのきれいな石(滞留在庫含む)に囲まれることになったわけです。

これとはまた別の話で、僕は20代の頃バンドにどっぷりハマっていました。 会社に勤めながらですが、ほぼ毎日仕事が終わるとギターをかついでスタジオへ。

スタジオのアンプを普通に使ったらいいのに、変なこだわりでBluesbreakerというアンプや、信じられない数のエフェクターをスタジオに持ち込んで練習していました。

荷物多すぎるし重すぎるしアホです。

代々木公園でストリートライブをしていたある日、たまたま通りがかった事務所の人にスカウトされ、僕らのバンドはメジャーデビューすることに。

「よっしゃー!これで人気アーティストの仲間入りだ!」 なんて盛り上がったりしたものですが、当然そんな甘い世界ではなく、1ミリも売れることなく契約切れ。

その後もインディーズで活動しますが、鳴かず飛ばずで解散するわけです。

それこそ仕事以外の時間を全て注いだガチの活動でしたが、まあ人生とは厳しいものでありまして、死ぬほど頑張ったバンドはスタート地点に立っただけで終わった感じです。

それが28歳か、それくらいの時。

しかし、そこから10年の時を超えて、フットサルのドキュメンタリーをプロデュースしてYouTubeで配信することに。

そのドキュメンタリーに当時のバンドの楽曲を使ったら、フットサルのために作ったわけではないのに「マジで番組にピッタリ!」という奇跡が起こるわけです。

通常、歌詞やボーカルの入ったちゃんとした楽曲を使うとなると、色んな権利だったりで面倒なところを、自分がやっていたバンドだったので作曲者に「使っていい?」「いいよー」だけで解決。

おかげで、オープニング、エンディング、作中など、いたるところで自由に楽曲を使うことができて、番組に深みを作れました。 僕らの楽曲はフットサル界という局地的な知名度は、かなり高いはずです。

音楽がらみでいくと、僕は中学校、高校と吹奏楽部でした。

365日中362日が部活みたいな、部活漬けの毎日を送っていまして、全国大会にも出ました。

普門館という野球で言うと甲子園、ラグビーで言うと花園みたいな、聖地のステージにも立ちました。

そんな6年間吹奏楽漬けだったわけですが、大学に入るとスパッと辞めるわけです。

「あれだけやったんだから大学でもやればいいじゃん」とか言われましたが、気づいたら手にしていたのはギターっていうね。

さよならクラシック、こんにちはロック。

違う、ロックの前にフォークだ。

で、この吹奏楽部経験が何にもなっていないかというと、そんなことはなく。

20年以上の時を経て、僕がやっているフロントラインワークスというスクールの音楽部門を見るにあたって、やはりガチでクラシック音楽をやり込み聴き込んだ経験が生きているわけです。

「このフルートの音は普通じゃない!この音色を出すためのメソッドは売れるだろう!」 なんてのは経験していなかったらジャッジできない。

業界の、どの部分のどんな人に情熱があるのかも、体感で分かりますしね。

音楽のことがわかって、Webマーケティングできる人って希少種だと思います。

今、音楽部門には多くのプロ演奏者が集まっています。 これが、めちゃくちゃ楽しいんですよ。

「好きなことを仕事にしているぜー」という感じがありますね。

そんなこんなで、思い出話をつらつら書いてしまっているわけですが…

僕が言いたいのは「本気で打った点は、いつか他の本気で打った点と結びついて何かしら形になる」ということ。

「そんなんやって何になるのよ」って周りに言われたり、「これ続けて将来役に立つのか」って自分で思ったり、そういうことってあるじゃん?

僕は、そんな細かいことなんて、考える必要ないと思います。

その時に熱くなれる目の前のことに、全力で熱くなる。

中途半端ではなく、本気でぶつかっていく。

変な打算は持ち込まない。

そうやって「本気で打ち込んだ点」は、何だかんだで人生のどこかで「他の本気で打った点」と結びついて線になり、回収できます。

10年単位だけど、その点は伏線として回収される。

あると思うんですよ。

「そんなんやって何になるのよ」って周りに言われたり「これ続けて将来役に立つのか」って自分で思うことって。

僕も高校生の時に、部活やってて言われましたもん。

「プロになるわけじゃあるまいし、楽器まで買っちゃって」とかね。

でも、そんなの関係ないですよ。

どれだけ本気で打ち込めたかってところ。

本気で打ち込むことができたら、それが短期的に何にならなくてもOKです。

「本気で打ち込んだ点」は必ずどこかでつながってきます。

だから僕が言いたいのは打算的に「あれがこーなるから、これをやろう」とか考えずに「目の前の面白そうなことに全力で取り組め」って話です。

後のことなんて、どうでもなりますからね。

マジでどうにかなる。

今の僕としては「誰かが本気で打った点」を線にするために「もう1つの点」を打たせるのが、最大の仕事ですかね。

点と点が線になり、新しい「何か」を形作った瞬間の快感は、何事にも変えられない。

この瞬間に立ち会えるのは、エキサイティングであり、幸せなことであります。

それはそれは面白い仕事ですよ。

まあ、あれです。

とにかく細かいこと考えずに、目の前のことに熱くなりましょう。

それが、より大きな価値を生む時代になりましたし、なんなら最も将来の価値につながる、今できる動きだったりしますよ。

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この記事を書いた人

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小玉 歩

ネットビジネス界の異端児。一部上場企業で勤めながらも、副業で始めたネットビジネスで年収1億円を稼ぎ会社をクビに。この経験を書籍化した『クビでも年収1億円』はシリーズ累計15万部を記録する。 現在はWEBマーケティング全般を手がける会社を経営し、ビジネスコミュニティの運営、コンテンツビジネス、通販事業を展開。「本当の稼ぐ力を身につけ、人生を良い方向へ変える」をモットーに、個人起業を支援する情報発信に力を入れている。

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