ビジネス成功のために克服すべき「たった1つ」のこと

profile img

小玉 歩

投稿 更新
Category:
Frontline Works

contents section

Share
この記事は約15分で読めます。

「ビジネス成功のために克服すべきこと」とはいったい何か?

色々と考えてたんですけど、結局これに尽きるんじゃないかってポイントが、一点に絞られたんですね。

それが何かというと「めんどくさい」という感情です。

この「めんどくさいという感情」が、全ての元凶なんじゃないかなと思ってるんですね。

以前、『プロフェッショナル 仕事の流儀』というテレビ番組で、ジブリの宮崎駿監督が密着されていました。

その中で、宮崎監督が、ひたすら「めんどくさい、めんどくさい」と言いながら仕事をしていて、「世の中の大事なことって大抵めんどくさいんだよ」って言うんですね。

「これって確かにそうだな~」と僕も思っていて、ただ単純に「めんどくさい」っていうだけで先送りしていた仕事というか作業って誰でもあるわけじゃないですか。

でも、そういうのに重い腰を上げて、「めんどくさい」感情に打ち勝って、その作業を終えると、それらをやったことによって利益がめちゃくちゃ出たりするんですよ。

それこそ「こんなの、さっさとやってたら、もっと儲かってたじゃん」みたいなことが、起業してから何度も何度もあったりしたわけです。

実際に、その仕事がちょっと作業的なもので、どのくらいの時間がかかるかも予測がついてるからこそ、それに取り掛かるのが逆にめんどくさいってこと、よくありますよね?

以前、僕が主宰するビジネスコミュニティでは週に3回ぐらいZOOMで参加者の方々の質問や疑問に解答したり、そのチャットで書かれているみんなの投稿を見たりしていました。

すると、だんだん面白いことが見えてくるわけです。

「これが心配で進めらません」とか「パソコンのこれがわからなくて困ってます」って、感じのことを言ったり、投稿したりする人って結構いるじゃないですか。

そこで僕は「そうだね、はじめてのことだから不安だよね。でもこれは〇〇だから大丈夫だよ」みたいにアドバイスをするわけですよ。

不安を取り除くことができれば、みんなも次に進めるかな~と思って、そういうアドバイスをしてます。

パソコンの使い方、広告の設定方法などについても「小玉さん、わかりません(泣)」ってなったら、それらのマニュアル動画を新しく作ってシェアしたりもするわけですよ。

それでその後、わからないと相談にきていた人たちがどうなるかを観察してみると、前に進んでいる気配がないんですね。

えーってなるわけです。

心の部分でも心配は解決してあげたし、物理的にもマニュアルを用意してあげたじゃん・・・ってね。

そんな中、とある記事を見つけました。

安達裕哉さんという方が書いた「実は、やらない理由は「失敗が怖い」「やり方がわからない」ではなく「めんどくさい」ではないですか?」というタイトルの記事。

後で読んでおいてくださいね。

この記事を読んだとき、「もう完全にそれだわ!」って、これまでのあらゆることが腑に落ちたんですよ。

記事では、色々なシチュエーションを紹介していて、その後に、こう結論づけているわけです。

私も若いときはよく勘違いしていた。

多くの人が「やらない」理由は、ほとんどが「失敗が怖いから」とか「やり方がわからないから」なのだと。

だが、それは嘘だった。

別に怖くもないし、やり方も聞いたり、調べたりすれば、たいていわかる。

単に「初めてのことは、めんどくさい」のだ。

そう考えると、いろいろなことに説明がつく。

会社で新しい試みを推進するのも。

「怖い」だけならば、「大丈夫、思い切りやればいい」と上司がバックアップすればよい。

だが、「めんどくさい」は、突破できない。

SNSをやっていない人に「やったほうがいいよ」とおすすめするのも。

「よくわからないので怖い、でもやりたい」ならば、情報を与えて、やり方を伝えれば始めるかもしれない。

だが、「めんどくさい」に対しては無力だ。

「めんどくさい」は人に言いたくない。

職場で何か頼まれたときに、「めんどくさい」などと言おうものなら、「ダメなやつ」と思われるし、自分がめんどくさがりだと認識するのはプライドに関わる。

だから表側は皆、「効率が悪い」とか「費用対効果が合わない」とか、きれいな言葉で繕う。

実際そうかも知れない。

でも、私が知る限り、動かない理由の本音はほとんどが「めんどくさい」だ。

※(安達裕哉氏のブログ「Books&Apps」に掲載されている「実は、やらない理由は「失敗が怖い」「やり方がわからない」ではなく「面倒くさい」ではないですか?」から引用)

そして、最後に衝撃的な文章でまとめられているんですね。

それがこちら。

「めんどうだ」はあらゆる意味で人生を貧しくする。

だから結局のところ、めんどうの克服こそ、豊かさを得る手段なのだ。

これを読んであなたはどう感じましたか?

ちょっと胸に手を当てて考えてみてほしいんです。

色々な「できない理由」だったり「やらない理由」を言っているけれども、結局のところ「めんどくさい」からやっていないんじゃないですか?

そして、今の僕がまさに、安達さんが書かれている「若いとき」なんだって気づいてしまったわけですよ。

どんなにアドバイスしてもやらない人は、根っこの部分にある「めんどくさい」という感情に色々な言い訳をつけて、自分を正当化しているだけなんですね。

だから、僕が自分の時間を費やして、多くの人たちの質問や疑問に答えていたことってのは、意味のないことに一生懸命になっていた可能性があるのかもしれないって思ったしまったんです。

これって、別に説教したいわけじゃないですからね。

僕も「めんどくさい」という気持ちと毎日戦っているんですよ。

多くの人たちの「行動しない理由・できない理由」が、「めんどくさい」という感情が原因だってことがわかったので、次は「じゃーそれをどうやったら乗り越えられるか」ってことが大事になってくるわけじゃないですか。

だから、今回は「めんどくさい」を乗り越えて行動するために、必要な2つの方法を提案したいと思います。

まず1つ目は「めんどうなことを乗り越えたときに待っているリターンの妄想を強化する」です。

「これができあがって、うまくワークしたら、ヤベーぞ!」

みたいな感じで、めんどくさいことをやり切った後のことを「リアルに妄想する」わけです。

そうすると、不思議とそれが行動の動機付けになるんですね。

それでも、やっぱり「めんどくさい」のには変わりないんだけど、この妄想を強化しておくと「めんどくさい」を乗り越えて、その先のものを手にした瞬間に「ドーパミンがドバァァァ~と出る」わけですよ。

「あぁぁぁぁ~! 超気持ちいい~~~!」って。

それを何度か味わう「めんどくさい感情」を乗り越えやすくなります。

サッカー選手の本田圭佑が、こんな発言をしているんですね。

「1年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。僕はその味を占めてしまったんですよ」

まさにこれです。

人間は、何度かうまくいった体験をすると、脳の成功回路っていうのができあがるんですね。

「目の前のめんどくさいことに取り組む」=「その先には、ドーパミンがドバァァァと出て気持ちいい状態が待っている」

つまり、これがセットになるわけですよ。

やっぱり「妄想力」は超大事。

「想像力」とか、そんな甘っちょろいもんじゃないですよ。

あなたの妄想力をガンガン膨らませていきましょう。

そして、2つ目は「自分がTODOに取り組んだらシールを貼っていく」です。

子供の頃、夏休みときに朝のラジオ体操みたいなのがあって、参加したらカードにシール貼ってもらったりしたじゃないですか。

あれですよ。

子供の宿題とかもそんな感じですよね。

あれってやっぱり効果があるんですよ。

「子供に効果があること」って、人間の原始的な部分を刺激しているケースが多いので、大人になっても効果的なことが多かったりします。

細かい理由とか脳の仕組みがどうとかは、まぁとりあえず置いておいて、実践してみてください。

スマホのアプリみたいなものでも、それなりに効果があるとは思いますが、僕のオススメは、実際に紙でカードをつくって、そこにシールを貼っていくスタイルですね。

こっちのほうが、断然リアリティーがあるんですよ。

カードとシールを目につくところに、ポンと置いておいて、できたらシールを貼る習慣を身につけましょう。

ただ、この2つとも、一番大事なのは「スタートを切ること」なんですね。

「めんどくせー」とか思っていることって、そもそも手を付けずに何日も放置しちゃうから、どんどん「めんどさく」なるわけじゃないですか。

だから、やり始めたら意外と簡単に進むことも多いんですよ。

たとえば、僕であれば「プロモーションの台本を書かなきゃな~。でも、めんどくさいな~」みたいな感じで、1週間ウダウダしていたことがありまして。

僕は、いつもWordで台本を書くのですが、ウダウダしているときはWordすら自分で立ち上げられないわけですよ。

でも、いつかはやらなきゃいけないんでね。

それで、試しに「うぉぉぉぉぉぉぉ! やってやんぜ! 今日の俺は気合が違うぜ!」って、叫んでからWordを立ち上げたら・・・

なんと1日で台本が書けちゃったんですね。

この台本がなければ、プロモーションは作れないですし、プロモーションを作らなければ、商品は売れないですし、お金稼げないわけですよ。

つまり、お金を稼ぐために重要なのがプロモーションの台本なんですが、これって書くの超めんどくさいんですね。

そうなると、ほら、やっぱり「世の中の大事なことって大抵めんどくさいんだよ」っていう宮崎駿監督の言う通りになっているわけです。

そこで、スタートするうえでもっとも大事なことは、ヌルっと始めるのではなく、基本ロケットスタートです。

「うわぁぁぁぁ~!」って、気合入れてドンといきましょうよ。

そうしたら、妄想を強化して、できたらカードにシール貼って進めましょう。

あとは、仕組みを理解しているというのが大事だと思います。

「世の中の大事なことってのは、大抵めんどくさいんだよ」

「面倒はあらゆる意味で人生を貧しくする」

「結局のところ、面倒の克服こそ豊かさを得る手段」

これらを心に強烈に刻み込んでおいて「あーめんどくせーなー」と思ったら、これはチャンスだと。

この「めんどくさい」を超えると間違いなく豊かになる。

これはチャンス到来だと。

「めんどくさい」という感情を、自分が豊かになるためにすべきことのセンサーとして使うわけですね。

そんな感じで「めんどくさい」という気持ちを乗り越え、打ち勝つことで人生を豊かにしていきましょう。

Category:
Frontline Works

特別講義を無料で公開中

私らしく起業したい人のための「オンライン講師」養成講座という講義動画をお送りしてます。 この記事を気に入ったら、ぜひ動画を受け取ってください。
私らしく起業したい人のための「オンライン講師」養成講座という講義動画をお送りしてます。 この記事を気に入ったら、ぜひ動画を受け取ってください。

この記事を書いた人

writer

profile img

小玉 歩

ネットビジネス界の異端児。一部上場企業で勤めながらも、副業で始めたネットビジネスで年収1億円を稼ぎ会社をクビに。この経験を書籍化した『クビでも年収1億円』はシリーズ累計15万部を記録する。 現在はWEBマーケティング全般を手がける会社を経営し、ビジネスコミュニティの運営、コンテンツビジネス、通販事業を展開。「本当の稼ぐ力を身につけ、人生を良い方向へ変える」をモットーに、個人起業を支援する情報発信に力を入れている。

related post

関連記事

  • 2023年はどんな1年でしたか?

    2023年も、もうすぐ終わりです。どんな1年間でしたか?満足できる1年間でしたか?僕はフロントラインワークスを盛り上げて、成果を出す人を生むことにコミットした1年でした。成果につながるカリキュラムを用意したり、部門制にしてサポートを手厚くすることをベースに、最も大切にしたのは「コミュニケーションの量」です。メンバーのことをよく知り、僕の考えをしっかり伝えるためには「コミュニケーションの量」を増や

  • 誕生日特別企画です!

    5月16日は僕の誕生日です!! ということで、誕生日特別企画をやります。 その内容は… 先日の生放送セミナーで、ご案内した「セブンセンスプログラム」の2万円オフクーポン復活。 さらに!! 「セブンセンスプログラム」購入者に、小玉歩の伝説の教材である「The Mailmagazine」をプレゼントさせていただきます。 もともと、僕はメルマガの使い

  • あー、もう!何なんだよ!!

    はー、まいった!まいった! 先日から「これ良いよ!買いだよ!」って言ってた教材あるじゃないですか。 それについての話です。 そもそも、何で急にあの教材紹介したのって話をしますよ。 あの教材の作者の「なまいきくん」ってのを、ここ最近のXでよく見かけてたんですね。 なんか勢いあるなーと。で、色々と見ていくと売り切りの教材で年間1億3,000万円も販売してるって話

  • 病院に行ってきました。

    かれこれ2ヶ月近くも背中の痛みが続いているので、病院へ行ってきました。 1ヶ月前に整形外科に行ってレントゲンを撮って、何ともないと言われました。 ですが、痛くなる原因も全く思い当たらないのに、こんなにも長く痛みが続くのって変じゃないですか。 Twitterでつぶやいてみたら「内臓に何かあるかもよ」ということで心配になり、今度は内科に行ったんです。 結果・・・

  • 「好きなことをビジネスにしよう派」と「好

    期間限定で募集する企画である「3STEPメソッド アドバンス」は本日5/12で募集終了します。 → https://mypage.frontlineworks.me/p/3step/ 昨夜から、参加お申し込みをいただいています。 一緒に頑張っていきましょうね。 ここで何をやるのかというと、好きなことや得意なことをビジネスにして稼ぐというもの。 そして、そのビジネスというのはコンテンツ

  • 「赤の他人から15億円を相続した男」

    今日はゲストがオフィスに来てYouTubeの撮影をします。 物凄く面白いヤツで昔からの友人なんですけど、インタビューみたいに話を聞くのは初めて。 なので、とっても楽しみです。 これまではネットビジネスの世界というか、もっと言うとフロントラインワークスの中からYouTubeのゲストを呼んでいました。 そこから、ちょっと雰囲気を変えていこうと最近思っています。