たかがお金、されどお金

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小玉 歩

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シビアだなあと思うことがありました。

考えたら「そうだよな」って話なのですが、それにしてもシビアだなーと。

今、小学生をターゲットにしたスポーツ系コンテンツのマーケティングをしています。

いつも通りに、広告でリストを取り、ステップで教育&セールスをしていくという流れです。

この広告の部分ですね。

僕は、まずはFacebook広告をやって、数字が安定して見えたきたらYouTube広告も使う感じです。

ここまでの数字が見えてきたら、インスタグラム広告も追加します。

この3つの広告を使えば、数万円の商品でも月商300万円は最低でも見えてくるイメージ。

商品作って、レター作って教育&セールスのステップ作ってリスト獲得のLP作って・・・

そしてFacebook広告を回して、色々と改善していって数字が見える感じになりました。

ということで、Facebook広告に加えてYouTube広告を開始。

FacebookよりもYouTubeの方がアクティブユーザーが多いので、YouTube広告を開始すると集客パワーが一気に上がります。

今回もFacebookの3倍くらいのリストが入ってきたんですね。

おー!

これで売り上げがガンガン上がるぞ!

と思ったのですが・・・

YouTube広告から入ってきたリストからの成約率が低い低い。

広告媒体によって成約率が変わるのは普通にあることなのですが、それにしても極端な成約率の低さです。

うお、なんだこれは!?と思いつつ、YouTube広告の場合は仮説を立ててオーディエンスを区切ると、上手くいくことが多かったりします。

LPから登録はしているんだけど、購入に至らない集団を削る感じです。

あーだこーだ考えて、世帯収入で上位30%だけに広告を配信するようにしたんですね。

そうしたら、普通に売れるようになりました。

しかも、こういった感じでオーディエンスを絞ったときにはリスト獲得単価が上がることが多いのですが、ここも上がることなく良い感じに。

これ、めちゃくちゃシビアな話だと思いませんか?

小学生向けのコンテンツですが、購入するのは親御さんなわけで広告を配信するのは親御さん向け。

教育&セールスのステップも、親御さん向けに配信します。

この広告配信ターゲットの世帯収入を上位30%にしたら、成約率が上がってきた。

広告のクリエイティブも、教育&セールスステップも変えず、オーディエンスの世帯収入を変えて成約率が上がったわけです。

要は「LPに登録したけれど購入に至らない集団」は世帯収入で下位70%の人だったと。

これ、興味はあるけれど、経済的に購入できないってことだと思うんですね。

教育&セールスの段階でLINEでやりとりをするのですが、実際にそういった声も多くありました。

いや・・・これはシビアだ。

家庭の経済状況を理由に、子どもの競技力向上のためのコンテンツが届けられない。

シビアなんだけど、僕らもビジネスなのでお金を頂かないといけない。

今は無料で手に入るもの、無料でリーチできる情報は増えた。

でも、本当に良いものっていうのは、やっぱり有料なんですよね。

今お話ししている、スポーツ系コンテンツに限らずそうです。

ビジネスをやっている側も、お金をいただくからこそ、責任が伴った中で商品力を上げる努力をしますし。

ボランティアだったり好意で無料提供するようなことがあっても、お金をいただいている以上の責任感をもって質の向上に気合を入れられるかというと難しい。

この資本主義の世の中を有利に生きていくためには、お金が必要なんだなと改めてシビアさを感じました。

圧倒的に優れた才能があれば、いわゆる「奨学生」みたいな制度が利用できたりもします。

でも、そんな圧倒的に優れた才能を持った人なんてのは、日本に数人とか、そういうレベルでしょう。

その中に入るってのは、さすがに次元が違う話ですしね。

そもそもが、やるだけでお金がかかりまくるって競技もあるじゃないですか。

フィギュアスケートは、お金がかかることで有名ですし、そのイメージがありますよね。

子どもがオリンピックを見て「フィギュアスケートをやりたい!」と目をキラキラさせて言ったとしても、お金がないとやらせられない。

そういったこともあるでしょう。

あーだこーだ考えて、色々と広告のテストをして、ビジネス的には良い感じに作り込むことができました。

ですが、なんとも言えないシビアさを感じましたね。

思えば僕も子どもの頃は「お金がないから」と言われ、それを子どもながらに理解して諦めたことも多かったですね。

ただ、当時は親の収入なんてよく分かりませんでしたが、大人になったら想像がつくじゃないですか。

想像できるようになった今は、ギリギリの中で色んな事をやらせてくれてたなと思います。

そこは、感謝していますし、感謝しないといけないところです。

感謝しないといけませんが、お金があれば選択肢が増えるのも、これまた事実であり、世の中のシビアさを感じるわけです。

僕のブログを読んでいる人は、ビジネスに興味がある人だと思います。

自分の人生もそうですし、お子さんの人生もそうなんですが、選択肢を増やす、可能性を広げるってとっても大切な事です。

そのためのツールとして、どうしても今の世の中では、お金が必要になってしまいます。

未来の可能性が広がるってワクワクするじゃないですか。

人生が明るくなる。

いや、本当に「たかがお金、されどお金」ですよ。

無いよりは、あった方が良い。

どこまでもシビアさを感じます。

とはいえ、シビアな世の中である一方で「お金を稼ぐ」ということになると、自分の力である程度までは切り開いていける世の中でもあります。

だから、やっぱり最後は「ビジネス頑張ろうぜ!」という締めになります。

気合入れて頑張っていきましょう!

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小玉 歩

ネットビジネス界の異端児。一部上場企業で勤めながらも、副業で始めたネットビジネスで年収1億円を稼ぎ会社をクビに。この経験を書籍化した『クビでも年収1億円』はシリーズ累計15万部を記録する。 現在はWEBマーケティング全般を手がける会社を経営し、ビジネスコミュニティの運営、コンテンツビジネス、通販事業を展開。「本当の稼ぐ力を身につけ、人生を良い方向へ変える」をモットーに、個人起業を支援する情報発信に力を入れている。

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