クビにしました。

profile img

小玉 歩

投稿 更新

contents section

Share
この記事は約9分で読めます。

昨日、新しい動画を公開しました。

実は、想定外の方向に進んでいます。

当初はマーケティング面で立て直して売り上げを増加させようと、それだけやっていこうとしていました。

それを、ストーリーと共に配信したら、動画を見ていただいた人には楽しみながら勉強になると考えていたんです。

それが経費の問題であらぬ方向に・・・

正直、驚きの連続ではあったのですが、やっぱりこれも経営者の問題ですよ。

僕は起業家でありマーケッターだけど、全くもって経営者ではなかったということです。

経営者としてダメダメだっただめに、こんな状態になってしまったと。

これほど時間が経ちまくってから気づくなんて話になりませんよね。

経費の件も、あれは1年分だけど過去をさかのぼればもっと色々と出てきちゃうでしょう。

何も見えてなかったし、そんなことになっているなんて考えもしていなかったんです。

情けないですね。

経営者の仕事を何もしていない。

商品作って売り上げ作って、それを拡大させる。

組織を作り上げて、お金の面含め会社を運営する。

これ、全く違う能力です。

後者の能力が全く無かった。

でも、どうなんですかね。

最初から組織をしっかり作り上げて様々な制度を整えていくなんて、上場前提で大人たちが早い段階でガッツリ絡まない限り、なかなか出来ないと思いますよ。

だって、やっぱり最初は売り上げだもん。

売り上げが無ければ何も始まらないから、何と言っても売り上げになりますし、組織がどうとか制度がどうだとか、やっている暇も頭の余裕も無いんじゃないかなと自分を振り返っても感じます。

ですから、1人で起業して、その後に人を増やしていく中で、みんなぶつかる壁だと思うんですよ。

実は今まで経営者の本だったり経営者の発言って、個人的にあんまり刺さらなかったんです。

それよりもマーケッターの話の方が、100倍面白かったんですね。

でも、今やっと経営者の話が、刺さるようになってきました。

10年経ってか・・・

遅すぎる・・・

レベルが低すぎる・・・

マーケティングの部分もそうですね。

もっと、仕組みを作り上げることで社員の思考の余地を少なくして「動けば売上が生まれる」というところまでを、僕がやらなければいけないんです。

だけど、全然できていなかった。

もともとは、僕が天然石が好きで、この事業をスタートしたんですね。

最初はネットショップから始めて、沖本さんに店長になってもらって。

でも、当時の感じだと「店舗が無いと高額商品の販売は難しいよね」ということで恵比寿店をオープン。

そして僕は天然石事業にどっぷり入り、色んな施策を打っていったんです。

それはそれは頑張った。

もちろん沖本さんも頑張った。

今や名物イベントとなっている6時間生放送フラッシュセールも、僕と沖本さんで出ずっぱりでしたし。

その後に、峰島さんという強い仲間が加わったということで「これは一安心かな」と考え、今までよりは手をかけなくなりました。

本当に局面だけ何かを言う感じで、基本は全て任せるようになったんです。

年々、任せる割合が増えていった。

ただ「任せる」と言ったら響きは良いんですけど、要は「丸投げ」なわけですよ。

お得意の「良い感じでよろしく」です。

マジで最悪だ。

しっかり数年やって基盤はできたし、一緒にやってきたから分かるだろうって、この甘い考えが僕の大失敗。

「分かるだろう」って何だよ・・・

一緒にやってきただけで全て身につくなんて、一握りの超優秀な人だけじゃん。

しかも、基盤についても僕ができていた「つもり」になっていただけでした。

結局、基盤もクソもできていなかったんです。

正しい組織構築を行い、正しい組織運営をし、成熟させていく。

社内の仕事を仕組み化し、誰がやっても同じように結果が出るようにする。

これが僕の課題です。

ここから取り組むテーマ。

とはいえ、超少人数の会社なので、それぞれが考える余地というのは大きな会社に比べると、どうしても出てきてしまいます。

そこは、マーケティングを教えて、それぞれが考えて正しく判断し動けるようにするしかありません。

とにかく経費の問題は、これで片付きます。

これからは前向きなお話を、どんどんお届けできるように事業を進めていきますよ。

引き続き、天然石事業部メンバーの応援をよろしくお願いします!

最後にもう1つだけ、付け加えたいことがあります。

これ、さっきから言っている「正しい組織」みたいな話とは全く逆でダメだと思いますが・・・

僕は社員のことを自分の子どもと同じように考えていました。

低く見ているとか、そういうことじゃないですよ。

もちろん、大の大人ですし、大人対大人として接しています。

でも、雇用者と被雇用者というドライな関係ではいられない。

いや、これってダメなんだって、もちろん分かっていますよ。

これからは正そうとしています。

ただ、これまでっていうのは、そんな感覚で見ていました。

だから、決定的にヤバいことがあっても、非情にはなれないんですよね。

そして、子というのは親を見て育つわけじゃないですか。

だから、10年会社をやって長くいる社員なんかは、特に影響を受けているはずです。

となると、1つ1つの考え方や行動・振る舞いについては親の責任。

「考えたら分かるだろう」というのが分からないのも、教えなかった親の責任。

だから「マジかよ…」と思いながらも「ああ、俺が悪かったんだよな」と心から反省しています。

カッコつけているわけでも何でもなく反省しています。

僕は落ち込んだりはしませんが、昔から反省体質ではあります。

それこそ子どもの頃から、しっかり反省してきました。

反省して改善する、次に生かす。

まあ、ここからよ。

全員でやりきるから。

期が終わる頃には、僕も含めて全員が逞しくなっているから。

ハッピーエンドにする自信がなければ、映像で見せたりなどせぬ!

全員が適材適所でしっかり活躍し、ヒーローになる!

見ててください。

特別講義を無料で公開中

私らしく起業したい人のための「オンライン講師」養成講座という講義動画をお送りしてます。 この記事を気に入ったら、ぜひ動画を受け取ってください。
私らしく起業したい人のための「オンライン講師」養成講座という講義動画をお送りしてます。 この記事を気に入ったら、ぜひ動画を受け取ってください。

この記事を書いた人

writer

profile img

小玉 歩

ネットビジネス界の異端児。一部上場企業で勤めながらも、副業で始めたネットビジネスで年収1億円を稼ぎ会社をクビに。この経験を書籍化した『クビでも年収1億円』はシリーズ累計15万部を記録する。 現在はWEBマーケティング全般を手がける会社を経営し、ビジネスコミュニティの運営、コンテンツビジネス、通販事業を展開。「本当の稼ぐ力を身につけ、人生を良い方向へ変える」をモットーに、個人起業を支援する情報発信に力を入れている。

related post

関連記事

  • 2023年 起業で飛躍するために大切にし

    あけましておめでとうございます。 今年も頑張っていきましょう! さっそくですが、新年一発目の記事ということで「2023年 起業で飛躍するために大切にしたい5つのポイント」というテーマで書いていきます。 1.正しい目標設定 目標設定をする時には、ビジュアル化→言語化→数値化→スケジュール化と具体性を高めていきましょう。 そして、この一連の内容を全てノートに書き留めて欲

  • ひさーーーしぶりに出版します。

    ひさーーーしぶりに出版します。 というのも、1月17日にKADOKAWA・編集長の伊藤直樹さんとインスタでコラボライブやったんですね。 その時に「本出しませんか?」とオファーというか、軽いお誘いをいただいたんです。 僕としても最後の出版から結構経っていることもあって「出版」というワードに、とってもワクワクしたんですよ。 「おお、じゃあやりますか!」と出版する流れになりまし

  • 7月9日は空いていますか?

    突然ですが、7月9日は空いていますか? むしろ、ぜひ空けてほしいのです。 というのも、この日に久しぶりの一般公開のセミナーを開催します。 テーマは、ざっくり言うと「好きなこと・得意なことを生かしたコンテンツビジネス」について。 1日かけて、楽しくワクワクするそれでいて、すぐに使えるノウハウも、お伝えするセミナーにしますよ。 その名も・・・ 「コ

  • クビにしました。

    昨日、新しい動画を公開しました。 実は、想定外の方向に進んでいます。 当初はマーケティング面で立て直して売り上げを増加させようと、それだけやっていこうとしていました。 それを、ストーリーと共に配信したら、動画を見ていただいた人には楽しみながら勉強になると考えていたんです。 それが経費の問題であらぬ方向に・・・ 正直、驚きの連続ではあったの

  • 無料PCR検査所にモヤる話と、不謹慎なが

    コロナの新規感染者数が、また増えていますね。 子どもの学校行事が中止になりまくっていて、かわいそうな感じです。 現在の第7波で、日本の新規感染者数が世界最多になったとか。 でも、これってどうやらカラクリがあるようですよ。 日本はPCRの検査をしまくっているけど、欧米ではコロナ無視状態になりつつあるみたいです。 PCR検査もあんまりしない上に、もはや今となって

  • 削り取りすぎて、もうほとんどなくなってし

    削り取りすぎて、もうほとんどなくなってしまいました… ↑ これはですね、2014年に出した『あなたはまた本気出してないだけ』という本のあとがきに書かれた一文です。 どいうことかというと! ———— 書籍の執筆って自らを削り取っていくような作業だよね。 本を出すたびに削って削って… 2012年のクビ億のヒットから身を削