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仕事2.0 ~これからの新しい働き方~
今回は「情報発信におけるキャラ設定」について解説していきたいと思います。 僕が主催するFRONTLINE WORKSというビジネス・コミュニティでは、インターネットで情報発信をしている人が非常に多いです。 そこでよく「キャラ設定をどうしたらいいでしょうか?」という質問をいただきます。 いきなり結論から言ってしまうと・・・ 「そもそも自分にないものを出すことはできない」 これに尽きます。 当たり前の話ですが、僕らは役者ではないですし演技を勉強をしたこともないので、もともと自分に備わっていないキャラクターの話し方だったり、雰囲気を出すことはできません。 もし、仮に演じることができたとしても、それを実行に移したところで、めちゃくちゃ嘘臭くなるので、絶対にやめたほうがいいです。 そのため「キャラ設定をどうしたらいいでしょうか?」と聞かれたときに僕は「普通でいいじゃん」とお伝えすることが多くなります。 ただ、この答えではつまらないので・・・ もう少しだけ掘り下げてお伝えしていきたいと思います。 情報発信する際のキャラ設定において「外見を意識する」ことは、非常に重要な役割を担います。 「人は見た目が9割」という言葉があるくらい、実は外見によって、どういった層の人たちが自分のお客さんになるかが、結構決まってくるんです。 僕自身も情報発信を始めて10年近くになりますが、外見はコロコロ変わっています。 会社員を辞めたとき、僕は髪の毛を金色に近い茶髪にしていました。 今となっては恥ずかしい話なんですが・・・ 会社を辞めた反動というか、会社員時代にできなかったことをやりたくなるというか、とにかく急に髪の色を変えたくなって、さらにはごわーっとしたパーマをかけたりして。 もっと言うと、金色のピアスまでしてました。 ライオンみたいな髪型で、耳には金色のピアス。 ただ、僕としても意図していた部分もありまして・・・ 「会社に縛られない自由の象徴」 というイメージで活動することでメリットがあると考えていわけです。 だから、服装もアロハシャツに白い短パン、サンダルみたいな究極にゆるい感じでした。 そして、その後に『クビでも年収1億円』という本の出版が決まったんです。 このときは、本の内容的にも多くの会社員の方々に読んでもらいたいという想いがありました。 でも、その『クビでも年収1億円』の著者が、茶髪でピアスしているって・・・ 「そりゃお前クビになるわっ!」 そんな感じで、外見的にツッコまれることが容易に想像できました。 そこですぐに、それまでのチャラチャラしたパーマの長髪を切り、髪の色も黒く染め直して、会社員の方々が普段着ているようなスーツ姿にネクタイというスタイルに変更したわけです。 そうしたらですね、選挙に立候補した人のポスターみたいなビジュアルになったんです。 そこからは、しばらく書籍を出し続けていたこともあり、作家っぽく、というか、知的なインテリなイメージになりたくて、髪型もストレートの黒髪をシャっと7・3わけにした感じで、服装もシャツにジャケットというスタイルでメディア露出していました。 僕は、出版する前までは、インターネットのなかのアングラ世界でひっそりと活動していたので、急に作家デビューという華やかな表舞台に出て、スポットライトがあったたら、やっぱりカッコつけたいって気持ちになっちゃったんですよ。 2チャンネルとかで「小玉 詐欺」とか書かれていましたし、そんなこともあってか、必要以上にちゃんとした人に見られたいみたいなところがあったように思います。 その後、僕はいったん出版はお休みしようということで、それまでの企画の依頼をお断りさせていただき、それにつられて、ちょっと髪の色も茶色くして、服装もゆるくなっていっていきました。 しかーし、僕の息子が幼稚園に入るということで、お受験がありまして・・・ そう、そこでは「親子面接」があるわけですよ。 さすがに、そこで茶髪はまずいよって話になって、また完全に黒髪に戻ったり。 そこからは、その時代にあわせて、 「カチッとしたほうが受け入れられるのかな~」 「ラフなほうがウケるのかな~」 なんて具合に、そのときどきの景気や社会情勢、世の中の空気感みたいなものにあわせて試行錯誤してきましたね。 今はもうなんか結構適当な感じでございますが・・・ でも、こうして振り返ってみると 自分が茶髪でラフな雰囲気だったり、「会社に縛られない自由の象徴」みたいなイメージのときには、「お金稼ぎたいぞー」って勢いのある人がお客さんになりました。 反対に、スーツでカチッとしたイメージのときには、同世代の会社員で、しかもわりと名のある一流企業にお勤めしているお客さんが多かったんですね。 だからこそ、やっぱり見た目って大事で、その雰囲気に近しい人が好感を持つ傾向があるわけです。 このあたりについては、僕が運営する「ビジネス読書チャンネル」のほうで詳しくわかりやすく解説しているので、気になる人はぜひご覧ください。 見た目に、これだけの影響力があるってことはですよ、当然ながら発信内容についても同じようなことがいえるわけですよ。 たとえば、自分のプロフィールだったり、普段から発信している内容だったり、そういった情報に近い雰囲気の人がお客さんになります。 僕は子供が3人いるんですね。 今って少子化が進んでいて、合計特殊出生率が1.36%しかなくて、この数字が2より低いというのは人口がどんどん減っていくことを意味しているんですね。 だから僕が子供3人いるって平均よりも多いわけです。 それもあってか、僕のお客さんは家庭的というか家庭感が出ている人が多いんですよね。 たとえば、僕が主催するFRONTLINE WORKSというビジネス・コミュニティのなかで、ZOOM配信をすると、よくお客さんの画面に子供が出てきたりしますし、僕の息子なんかも寄ってきて映ったりするんですよ。 ちょっと話がそれましたので、ここまでの話を一度まとめます。 「情報発信におけるキャラ設定」で意識すべきなのは「自分の中のどの部分を出していこうか」ということです。 人間は誰しも多面性があって、 「積極的な一面もあるけど、極端に慎重になる部分もある」 「性格的に熱くなる部分もが、一方では冷静に判断できることもある」 こんな感じで、人には色々な一面あるわけですよ。 その中で「どこを押し出していこうか」というのを決めると、他人から見たときのイメージや特徴が定まってきて、結果、その人っぽさ、人間味みたいなものが出るんですね。 もし僕が、いっさい家族の話をしなければ、結婚していても独身感が出るわけです。 たとえば、僕の『クビでも年収1億円』という本をプロデュースしてくれたのが、フォレスト出版で編集長もしていた伝説の編集者である長倉顕太さん。 長倉さんは、結婚していて子供もいるはずなんですけれども、一切そんな話はしない。 しても、1年に1回するかしないかみたいな。 さらには親の話もしないから、こちら側の受け手のイメージとしては「天涯孤独」のように感じるわけです。 まぁ僕の勝手なイメージと言われればそれまでですが、実際に僕はそう感じ取っているわけで、会ってみたらわかりますが、そういうオーラを放ってるんですね。 つまり、結婚していっても家庭的な感じを消すことはできるわけです。 これ間違っていたら申し訳ないんですけど、おそらく長倉さんのところに集まっている方々は、家庭的な人は少ないんじゃないかなと思うんですね。 どちらかといえば「孤高な人」が多そうだな~と。 では、ここで「情報発信におけるキャラ設定」で迷っている人にオススメの実践方法を紹介していきます。 「自分にはどんなバックグラウンドがあるのか」 「そのバックグラウンドが影響してどんな考えを持つようになったのか」 「その思考プロセスのなかでどんな主張をしたいのか」 それらを一度、時間をとって棚卸ししてみてほしいんですね。 そのうえで、作り込むというよりは、これは自分の中でしっくりくるから、そこを特に出していこうみたいな流れで考えていったらいいと思います。 ビジネス系インフルエンサーの人なんかも、独自の世界観というかその人特有の雰囲気ってあるじゃないですか? 「イケハヤさん」なら高知で田舎暮らしをエンジョイしていたり・・・ 「マナブさん」であれば、タイでゆるっと日々を送りながら、独自目線でアウトプットを続けている・・・ 「やまもとりゅうけんさん」の場合は、ズバッとキレのいい発信をするけど奥さんのお尻に敷かれているとか・・・ りゅうけんさんは設定感の勘所がうまいなーと思います。 僕もりゅうけんさんには、2回ぐらいしか会ったことがないから情報としては少ないんですど、りゅうけんさんって、実際お会いすると、あの動画でのバーっと話すイメージよりは、どっちかと言えば「聞くタイプ」なんですよね(間違っていたらごめんなさい)。 りゅうけんさんのTwitterって、ちょっと上からな感じあるじゃないですか。 あの印象とかはまったくないんですよね。 話をまた戻しますね。 すでに自分にあるものの中から何を出していこうかなって考えると、キャラ設定みたいなことができるかなと思います。 僕自身、昔はこう見られたいみたいな願望があって、いろいろと考えていました。 でも今は本当に何も考えずに普通にやっています。 キャラ設定やイメージ戦略、ブランディングにこだわりたいと思っている人にオススメの本があります。 『魅きよせるブランドをつくる7つの条件 一瞬で魅了する方法』 この本では、人に自分のことを魅力的に思ってもらおうとするには「7つのトリガー」があると書かれてるんですね。 その7つのトリガーというのが 「欲望」 「神秘性」 「警告」 「威信」 「権力」 「悪徳」 「信頼」 これです。 この本ついて詳しく解説するとなると、3万文字以上必要になるので、今日はお伝えできませんが、深くキャラ設定について考えてみたいという人がいたら、ぜひこの本を読んでみてくださいね。 ただ、色々と言いましたが僕の結論としては、普通にしているのがもう一番ラクですね。 なので僕は、家でも会社でも、お客さんの前でも友達の前でも、こんな感じです。
僕がyoutubeを本格的に始めたのは2020年の3月ぐらい。 Twitterは2018年の2月頃からでした。 現在、僕の会社は10期目なので、実は2010年から活動しているんです。 YouTubeやTwitterを始める前は、メルマガ主体で情報発信していました。 そのため、メルマガ読者さんは結構多くて28万人ほどいます。 メルマガというのは、自分のメールアドレスを登録して初めて読めるもの。 ですから、媒体としてはクローズドなわけです。 一方でYouTubeやTwitterなどは、誰でも見られるわけだから媒体としてはオープンな媒体といえます。 そんなオープンな媒体であるYouTubeで8ヶ月ぐらい、Twitterで1年9ヶ月ぐらい、お金の稼ぎ方を中心に発信し続けていると・・・ コメント欄やリプライで 「小玉は詐欺師だ!」 「詐欺師野郎!クソ!」 「バカ!アホ!」 とかいわれることが増えるんですよ~泣 なぜこんなにも誹謗中傷されるのか? その理由は・・・ 稼げる系の商品やコンテンツを販売すると、それらを購入してくれた人たちのなかで、一定数の稼げない人が出てきて 「お前!これで稼げるって言ったじゃねーかよ」 みたいな感じになるからです。 でも、僕からしてみれば「いやいや、あなたがこちらの言った通りにやってくれないからでしょ。言った通りにそのままやってくれれば稼げるから・・・」と思ってしまうんですね。 今振り返れば、そのときの僕は期待値のコントロールがめちゃくちゃ下手だったんだと思います。 「嘘ついて騙そう」なんて考えはそもそもありませんが、僕の発信によって簡単に稼げるようなイメージを相手に期待させてしまったんですね。 これは反省していますし、もっと「これは難しいよ」といえばよかったわけです。 しかしながら、正直な話をすると、僕がこれまで色々なコンテンツを出していくなかで、僕自身はこんなの簡単だし、やればできるって本当に思ったんですよ。 「この通りやってくれれば普通に稼げるから」って感じです。 ですが、受け取る側の人たちにとっては、まぁ簡単ではなかったわけですね。 言い訳してるみたいでアレですけど、このすり合わせが下手だったなと。 あとはやっぱり、単純に強めに言い過ぎたってことももちろんあります。 なので、僕の発信やビジネススキルのレベル感がハマっている人はどんどん稼いでいく。 一方でハマらない人は稼げていないという状況が生まれて 「小玉!お前が稼げるって言ったじゃねーかよ!この詐欺師ヤロー」 となったわけです。 そういった経緯がありまして、今は結構、厳しめの発信にガラッと変わりましたね。 「稼ぐのは本当に大変ですよ!難しいですよ!」という具合に。 過去の失敗は自分でも本当に反省しています。 でも、その当時はそうした一部の稼げない人たちの声を引き合いにして 「小玉歩 詐欺」 みたいなキーワードを入れたタイトルでブログの記事を書き、アクセスを集めて、自分たちの商品を販売するみたいな人たちが結構いたんですよ。 この手法を誰が教えているのかはわからないけど、胴元みたいな人がいて一斉に記事を外注に書かせたりしていて、これって完全に悪い人たちなんです。 流れをまとめると 「情報発信をしている人やプロモーションをしている人の名前+詐欺」というキーワードを入れて記事を書く。 ↓ 一定数のアクセスが集まる。 ↓ 記事を読み進めると「小玉は詐欺師なので騙されないでください。かわりにこちらの商品はいかがでしょうか?」と売り込まれる。 みたいな手法が広まっていました。 だから「発信者の名前+詐欺」で検索すると、いろいろな記事が出てきます。 ただ、その記事を書いてる人ってだいたい匿名だったりするし、記事の内容も嘘ばっかりでインチキだったりするわけです。 たとえば、スクールのレビューの記事とか書かれてたりしているのですが、「これお前絶対参加してねーだろ!」ってくらい、いい加減な内容なんですね。 でも、この世界観って僕がYouTubeとかTwitterとかを始める前の話です。 それで、僕がYouTubeを始めたらコメント欄に「詐欺師」「ばか!」とか書かれたり、Twitterを始めたらリプライで「嘘つき」「危険」とか送られてきたり。 そう、そっちでも絡まれ始めたわけです。 僕はもう10年やっているんで、昔は2ちゃんねるに誹謗中傷とか書かれまくっていたころもあって、あまり気にしてないんですが・・・ 今って SNS上での誹謗中傷が問題になってるじゃないですか。 それによって命を落とす人もいたりして。 そういう時代おいても、いまだに誹謗中傷を書き込んだりしている人って大丈夫なのかなぁって思うわけです。 ブログ記事の場合は、攻撃したいという気持ちよりも、あくまでもお金稼ぎの手法として割り切ってやっていることが多いのですが、SNSで直接リプライしたり、YouTubeのコメント欄に執拗に嫌がらせを書き込んでくる人たちの場合は、何か怨念めいたものを感じてしまうんです。 個人的な感情をぶつけたりして、しかも粘着で嫌がらせコメントの量がすごい。 こういった話になると、よく名誉毀損とか出てきますけど、実は「侮辱罪」っていうのがあります。 侮辱罪というのは 「事実を摘示しないで、公然と人を侮辱することを内容とする犯罪である(刑法231条)」 であり、れっきとした犯罪です。 だから、YouTubeのコメント欄で執拗に「詐欺」「ばか」「嘘つき」などと書ている人を見ると、この人たちは侮辱罪にあたるんじゃないのかな~と心配になるわけですよ。 「書き込んでいる人たちを全員侮辱罪で訴える!」という感じで、動こうと思えば、たぶん動けます。 特にYouTubeのコメント欄で執拗に書き込んでいる人たちを調べてみると、若い人たちがやっている傾向があるんですね。 そんな誹謗中傷って生産性がまったくないし、誰かが本格的に動いたら損するわけです。 たとえば、僕がその気になったら、損害賠償とかが目的ではなくて、「どれだけお金がかかってもいいから、お前のことをオモテに引きずり出して懲らしめてやる!」みたいな感じでゴリゴリやることも可能なわけです。 軽い気持ちで書き込んだだけなのに、それやられたら結構キツいじゃないですか。 実際に僕じゃなくても、そのうち誰かが本気で動き始めるじゃないかなと思っているわけです。 僕が「お金とかどうでもいいからって」本気でやるかもしれませんしね。(でも、やっぱりめんどくさい) 何が言いたいかというと・・・ ネットの匿名性なんてなくなってくる時代ですし、ネット強い人だったらサーバーとか運営会社とかに情報開示請求をしなくても、誹謗中傷をしているやつらの身元を特定できたりするわけですよ。 だからこそ、面と向かって文句を言う度胸があるならば、それは全然いいと思いますが、それができないのであれば、誹謗中傷はやめたほうがいいと僕は思いますね。 このブログを読んでいる人のなかで、子供がいるって人は、そういう話をぜひとも教えてほしいです。 生まれた瞬間からインターネットがある環境で育った子供は、ちょっとこういった感覚ってわかんないと思うんですよ。 インターネットは、世界に開かれている公共の場だということを理解しておいてほしいなというふうに思います。
今回は「副業でいくらぐらい稼げたら独立するべきなのか?」をテーマにお伝えしていきます。 「私の副業はお小遣い稼ぎなんで・・・」 こういった人には関係ない話なのでこれ以上は読まなくてOKです。 逆に「副業で将来的に稼げるようになりたい」「ゆくゆくは独立・起業したい」という人には、本当に大事なことをお伝えしますので、このまま読み進めてください。 ネットビジネスから副業を始める人って圧倒的に多いんですね。 僕自身も会社員時代に副業からスタートして、最終的には会社に副業がバレて、そのまま会社を辞めるというか、なかばクビ同然みたいな流れでした。 ただ、その時には月700万円くらい稼いでいました。 そんなこんなで今はFRONTLINE WORKSというビジネスコミュニティを運営しているのですが、そのなかで 「副業でいくら稼いだら独立していいですか?」 という質問をけっこうな割合でいただくことが多いんですね。 正直なところ、「ズバリいくらです」ってお答えするのはかなり難しいんですよ。 なぜなら「稼いでいる金額よりも、どんなビジネスやっているか、どのようなどのような稼ぎ方をしているか」のほうが重要だからです。 たとえば「月に200万円を稼げるようになりました」という話を聞いたら、それはもう金額的には独立していいですよね~ってなりますよね? しかし、その稼ぎ方が単純にAmazonで買った商品を転売しているビジネスだったとしたら・・・ 僕は「ちょっと待てよ。それで独立は危険だな~」と思ってしまうんですね。 だってですよ。 仮にAmazonが「今日から個人で購入したものを転売することは禁止します」というルールを設定したら、明日からの収入はいきなりゼロになるわけじゃないですか。 そして、この人はAmazonでの転売しかやってこなかったので、他の稼ぎ方は知らないし、できないわけですよ。 だから月に200万稼いでいたとしても、いきなり翌月からゼロになる可能性がある。 これってヤバくないですか? 結局はAmazonというプラットフォームを利用してビジネスしてるわけです。 商品も自分のオリジナル商品ではなくて、どこかのメーカーのものですし・・・ 正規ルートではない仕入れ商品を販売しているわけで・・・ これはもう「商品」も「売り方」も「誰か」の「何か」に乗っかったビジネスだってことになってしまうと僕は思うんです。 つまり、自分以外のところでコントロールされている要素が多すぎる。 もっといえば、その200万円は、究極、自分の力で稼いだお金かと問われたら、ちょっと怪しいし、微妙だなって感じませんか? だって何も自分のオリジナルがそこにはないから。 反対に、同じ物販だとしても、どこかの小売り業者から買ってきたものでなく、自分でメーカーを探してきて自分のビジネス専用の商品を共同開発したり、海外で生産するOEMとかで、自分でオリジナル商品をつくり・・・ それらをAmazonや楽天などのプラットフォームを利用することなく、自分で作って運営しているネットショップで販売して月に50万円の利益が出ている状態。 こういう場合であれば、僕は独立してもいいって思うんです。 Amazon転売で月200万円より、こっちの月50万円のほうが圧倒的に安定している。 理由は簡単です。 「商品」も「売り方」も「誰か」の「何か」に乗っかっている要素が限りなく少ないから。 そして、この場合の月50万円というお金は、間違いなく自分の力で稼いだものです。 ショップにファンがついていれば、リピート施策も簡単に組めますし、そのような仕掛けや施策をしていけば、売上は自然と右肩上がりで伸びていくものです。 もちろん、ちゃんと運営していなければ、簡単に飽きられて、売上は自然と下がっていく。 でも、ちゃんと運営するかしないかは、自身でネットショップをつくっている場合には、自分でコントロールできる部分じゃないですか。 ようするに、努力と行動量の差なわけです。 これまでの話をいったんまとめると、 「誰か」や「何か」のプラットフォームで販売したり・・・ 自社のオリジナル商品ではないものを販売したり・・・ こういった自分のコントロール外の要素が多いビジネスというのは、いくら稼いでも結局のところ足元がグラついていて、とても危ないといえます。 一方で、自分がコントロールできる要素が多いビジネスで稼いでる人ほど、足元が安定しています。 つまり、いかに足元がしっかりしているのかというポイントが、独立を考えるうえでは重要になってきます。 なんかこういう話をお伝えすると、 「えっ⁉ 小玉さん? 転売は稼ぎやすいからオススメっていってたじゃないですか?」 と感じる人も少なからずいるかと思います。 実際に僕も「初心者は転売がいいよ」「転売やろうぜ」っていってますし、転売は最高に稼ぎやすいし、本当にこんなに簡単に稼げるビジネスって他にないと思っているんですね。 だって、他のビジネスをやっていて、何ヶ月も努力したけどダメだった人が、転売を始めた途端、急に月に50万円稼いだ、なんて話がゴロゴロありますから。 ただ、ただですよ。 僕が本当に伝えたいことは「転売が稼げる」って単純な話ではありません。 「いったん転売で稼げるようになったら、次のステップに進んでほしい」ってこと。 自分のビジネスへの取り組みや姿勢っていうのは、常に進化させていかなければならないんです。 そう強く感じるのには、ちゃんとした理由があります。 僕自身、10年以上にわたりネットビジネスをやっていく過程で、月に何百万円とか稼げるようになったのに、いつまに稼げなくなり姿が見えなくなってしまった人たちをめちゃくちゃ見てきたわけです。 では、なぜその人たちが稼げなくなったのか? もう理由は明確で、「誰か」や「何か」のプラットフォームや情報、仕組みやシステム、サービスなどに超依存していて、その時は稼げてるからいいやーみたいな感じで、結局そこから挑戦も進化せず、のほほーんと暮らしていたからです。 はい、完全に現状維持ですね。 世の中や社会、人間関係などすべて「移り変わり」があるのが当たり前で、ずっと同じ稼ぎ方がずっと通用するっていうのは、ほとんどないって僕は思うんです。 また「誰か」の「何か」に長期間、依存し続けるってリスクしかないわけですよ。 月に100~200万円稼げるようになっても、それが1~2年とかで突然ゼロになったら、そんなの意味ないじゃないですか。 今は人生100年時代ですからね。 結論として、最初は「誰か」や「何か」のプラットフォームや情報、仕組みやシステム、サービスなどの乗っかったビジネスで全然OKですし、そのほうが稼げるようになるスピード速いので初心者にはマジでオススメなんです。 やっぱり、副業を始めるにあたって、稼げない期間が長ければ長いほど、精神的にも体力的にもしんどくなっていくわけですから。 ただ、本当に大事なのは、そこから次にどうビジネスを進めていくのか、進化させていくか、ということに尽きるって話なわけですよ。 具体的には、自分のコントロール外の要素を減らしていくための戦略を考えて、どれだけそれらを実践できるか。 現状維持に甘んずることなく、日々、挑戦と進化を目指していくことが、ビジネスをしていくうえでも非常に重要です。 最後に今日のテーマである「副業でいくらぐらい稼げたら独立するべきなのか?」という質問に対しての僕の答えは・・・ 「誰か」や「何か」のプラットフォームに頼らず、自分の力で月に50万の利益が出るくらいになったら、独立してもいいのかなって考えています。
シンプルに「お金を稼ごう!」というテーマで、お話ししていきます。 僕はTwitterで、いろんな経営者やインフルエンサーをフォローしていて、みんながどんな発言をしているか?また、そこにどんなリプライが集まって盛り上がっているかなどを研究してます。 それらの発言を見ていると、僕は素直に、その人たちを「かっこいいな~」と思います。 なんか、こうミッションや大義名分を掲げて自分の事業に邁進してたり・・・ 世の中のために、社会のため、人のためにビジネスを進めながらも、僕たちに学びになるようなアウトプットをしてくれている。 本当にありがたいです。 一方で、僕は「お金の稼ぎ方」について発信しているわけで・・・ まぁ、ぶっちゃけ「カネ、カネ」している。 でも、先ほどの僕がTwitterでフォローしている経営者やインフルエンサーの人たちって、まったくそういった感じがしないんですね。 むしろ、お金に興味ないんじゃないのかなってくらい、そういった話題にふれないし、自ら発信することもない。 こんな僕からしたら、その人たちは「清く・尊い」存在なわけです。 しかし、しかしですよ。 僕の発信を見ている人は、やっぱりお金を稼ぎたいと思っている人が多いはずなんです。 だから、逆に、経営者やインフルエンサーのそうした「清く・尊い」発言を見たり、聞いたりすると「あれ自分ってお金に汚いのかな~」って感じちゃう人もいるかもしれないなと。 そう「この世はお金がすべてじゃないのかもしれない・・・」なんて具合に。 でも、結論からいうと「お金を稼ごう!」が、まずは正解なので、とにかく稼ぐべきです。 もちろん「お金の稼ぎ方」はいろいろあるわけですが「稼がねばならぬ」のです。 「会社の給料が少なくて困っている」 「家族を養って、何不自由のない生活をさせてあげたい」 「自分のやりたいことに挑戦するためにお金が必要だ」 「値段を気にせず、旅行や買い物ができる経済的・精神的自由を手に入れたい」など 人生の可能性を自分で切り拓くためには、結局お金が必要なんです。 では、なんで経営者やインフルエンサーたちの「清く・尊い」発言を見たり聞いたりすると、「自分ってお金に汚いのかな~」と感じてしまうのか? ここからは、そのカラクリについてお伝えしたいと思います。 まずは「マズローの法則(欲求の5段階説)」というのがあるのを知っていますか? アメリカの心理学者アブラハム・マズローは、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、欲求五段階説という形で、人間の欲求が5つの階層に分けられることを解き明かしています。 1つめは「生理的欲求」とされる「生きていくうえで必要な欲求」。 たとえば、「お腹空いたからご飯を食べたい」「眠いから寝たい」「喉が渇いたから水を飲みたい」といった、生きていくうえで必要なものを満たしたい欲求です。 性欲もここに入ります。 2つめは「安全の欲求」。 さきほどの「生理的欲求」が満たされると、次に私たち人間が考えることは「安全」についてです。 安全とは、「自分に対して危険が及ばないか、攻撃されないか」ということ。 具体的には、「安全な家に住みたい」とか「治安のよい場所で暮らしたい」とか。 また、ここには「安心・安定」も含まれるため、「安定した毎月の給料がほしい」とか、そうした欲求もありますね。 3つめは「社会的欲求」です。 「安全の欲求」が満たされると、「家族や組織に所属して、自分の居場所がほしい」となります。 あとは「自分を誰かに受け入れてもらいたい」とか。 孤独ってやっぱりさびしいじゃないですか。 僕は人が好きだし、群れていたいほうなんですよ。 そして、4つめが「承認欲求」。 社会的欲求によって、新しくつながった人たちから「自分の存在価値を認めてもらいたい」とか「すごい存在だと思われたい」とか、そういった欲求ですね。 「誰からも賞賛される結果や成果を出したい」という感情もこれにあたります。 そして、一番上位に位置するのが「自己実現欲求」ですね。 これは、この世の中で自分にしかできないことを成し遂げたいという欲求。 「俺はこれで世界を変える!」とかもこれです。 最近は、この5段階のさらに上があるといわれています。 それが「自己超越欲求」。 マジで漫画みたいな名前なんですけど・・・ ここまでくると、もはや自分とかどうでもよくて「社会をより良くしたい」であったり、「世界平和に貢献したい」っていうものなんですね。 これはもう神ですよ。 ここで話をまとめると、最初の3つである ・生理的欲求 ・安全の欲求 ・社会的欲求 これらは、物質だったり、自分を取り巻く外側のものを満たしたいという感情なわけです。 つまり「お金がほしい」とか「モノがほしい」とか「自分のことを受け入れてくれる人たちがほしい」とか・・・ あとの2つの ・承認欲求 ・自己実現欲求 これらは、逆に他の人がどうこうとか関係なくて、自分自身の内面を満たしたいという感じなんですね。 そう考えると、Twitterで清くて尊い発信している人たちは、あとの2つの「承認欲求」「自己実現欲求」を満たしたい印象があるから、僕らのほうが「自分ってお金に汚いのかな~」って勝手に思い込んでしまうわけです。 でも、僕はちょっと腑に落ちないんですよ。 だって、そもそも欲求ってピラミッドで表現できないと考えているんですね。 というか、僕は「上のほうを欲求を満たそうとしているが偉いわけじゃない」と思うわけですよ。 もっといえば、下のほうの欲求については、そもそも興味がない人たちがいるかもしれないわけで。 たとえば、アーティストを志す人で、住むところも服も何もかもに興味がない、来月生活できるかもわからない、明日のご飯すらままならない・・・ でも、自分の作品だけはとにかく時間をかけて追求する、みたいな。 こうなったときに、この人は「自己実現欲求」を追っているけど、その下の欲求は起こってない可能性があるわけですよ。 つまり、このマズローの法則をピラミッド化していること自体が、僕はおかしいと感じていて、こうした構図のせいで、自分自身をちょっと卑下しちゃう人が出てきてしまうのってなんかヘンだと思いませんか? 別にこの5つの欲求って縦に積む必要なくて、横に並んでてもいいじゃんって。 ちょっと別の話になりますが、Twitterで発信しているカッコイイ人たちが、物質的なものへの欲求を感じさせない理由っていうのが、僕は3つあると考えていて・・・ 1 そもそも物質的欲求がない 2 もう満たされている 3 本当はお金がほしいけど今はオモテに出してない 1の「そもそも物質的欲求がない」人たちって、育ちや生まれがいい人たちが多いと思うんですね。 僕なんかは幼少期から貧乏で「おもちゃほしい」とか「お菓子食べたい」とか、とにかく物質的に満たされていなかったから、それを現在までこじらせているわけですよ。 その部分での憧れが強かったこともあって、やっぱりピラミッドの下の3つ欲求(生理的欲求・安全の欲求・社会的欲求)がもう強いんです。 昔に比べたら、かなり減ってきたところもありますが・・・ 2の「もう満たされている」人たちの場合は、だいたい自分で創業した会社を売却して、すでに大きなお金を手にしていたりします。 そういった人たちって、今は「カネカネ感」がゼロからもしれませんが、昔はいつもギラギラしていた可能性が高いわけです。 それかその頃はTwitterをやっていなかっただけとか。 そう考えたら、「なんて今の自分はカネカネしているんだ!」って卑下することなんてないわけです。 僕ですら10年前と今ではまったく違いますから。 今でもね、他の人よりは「カネカネ」しているかもしれませんが、以前はもっとギラギラしていました。 人間なんてそんなもんなんじゃないんですか? こんな考え方はダメですかね? でも、会社を売却するっていうのは、めちゃくちゃすごいことです。 その時点で能力的には、もうスーパーな印象ですし、殿上人といえます。 そして最後の3「本当はお金がほしいけど今はオモテに出してない」パターン。 この場合、そもそも出しちゃうとカッコ悪いからって理由もあると思いますが、目先のお金はとりあえず置いておいて、 IPOやM&Aを目指しているケースとかも考えられるわけです。 それらを見据えて、今は清く・尊い発言することで、将来の大きなお金を手にしようと戦略的にやっている人だっているはずです。 ただ、やっぱり 「やりたいことをやろうとすると、どうしてもお金がかかる」 というのが真実。 こんな僕も、2019年にあるプロジェクトに個人的にチャレンジをしていた時期がありまして、それがトータルで4000万円くらいのお金がかかったんですね。 このプロジェクトはお金儲けではなくて、売上とかもなく、ただただ個人のお金を使って、自分の使命感に駆られて取り組み始めたものでした。 でも、心の底からそれに挑戦したいと思って、実際にプロジェクトを動かすためには、結構なお金が必要だった。 だから、シンプルに「お金を稼ごう!」でもいいじゃんって。 さっきのマズローの欲求にしても、上のほうがカッコイイ、下のほうはダサいと考えている人が世の中的には多いかもしれません。 でも、僕はそんなの関係ないし、どうでもいいじゃんって思うんですね。 人間なんて人それぞれだし、みんな色々あったうえで生きてるわけじゃないですか。 5番目の「自己実現欲求」とか、その上の「自己超越欲求」を追い求められる人なんて、正直、世界の選ばし何パーセントの人だって僕は思うんです。 また、自己実現欲求を満たそうとするのが、社会的に正しいとか世の中的に正義みたいな印象があって、みんなそこを目指そうとしますが、みんながそうだから自分をそうしなくては・・・なんて考えること自体が間違っていると僕は感じますね。 最初、ほとんどの人は下の3つの欲求を満たそうと頑張っていくわけです。 来週、食いっぱぐれてしまったら、元も子もない。 僕は正直、毎日ずっと寝てたいし、安定した収入もほしいし、一緒に笑い合える仲間に囲まれて生きていたいし、普通に周りから「小玉すげー」って思われたいし、自分にしかできないことをしたいし、「あー世界が平和であればいいなぁ」と思うし・・・ 結局は全部ほしいんです! だからこそ、結論として 「あなたがお金を稼ぎたいと思っていたら、そのことを恥じることも卑下することもない」 「それぞれが自由だろ!」ってこと。 もっといえば、コロナの影響で世界的に景気の先行きがあやしいなかで、カッコイイとかカッコ悪いとか、そんな体裁を気にするよりも、まずはとにかくお金は稼いでいったほうがいい。 そのほうが、大切な人も救えるし、行きたかったところへ行けるし、自分がやりたかったことに挑戦できるし、何よりも心が自由を感じることができるって僕は考えています。
「副業を始めてみたが、なかなか結果が出ない・・・」 「空き時間に転売ビジネスを始めたが、全然利益にならない・・・」 「新しいビジネスモデルを思いついたがどうやって始めたらいいかわからない・・・」 「オンラインサロンで稼ぐための知識を学んでいるのに成果につながらない・・・」 「独立・起業してみたが、全然稼げなくてがっかりしている・・・」 今日は、これらの原因とその解決方法についてお伝えしていきます。 ぜひ素直な気持ちで読んでいってくださいね。 僕はFRONTLINE WORKSというビジネスコミュニティの運営をしているほか、ビジネス系の教材を数多く販売しています。 また、無料でYouTubeやポッドキャストでも「収入を増やすコツ」や「副業で稼ぐヒント」みたいな情報をお伝えしています。 しかしながら、こういった情報を受け取ってビジネスに取り組む人たちみんなが稼げるようになるかというと、やっぱりそんなことはありません。 ではいったい、なぜ、同じ情報を受け取ったところで「稼げる人」と「稼げない人」が生まれてしまうのか? 結論からいうと「稼げない人」の共通点は3つ。 1 自分の能力を過信している 2 成果が出るまでの期間の見積もりや努力量を甘く見過ぎている 3 日常に引き戻されていく では、さっそく「自分の能力を過信している」について解説していきます。 こういう人っていうのは、だいたい、うまくいっている人に対して意味不明に上から目線だったり、人の成果を素直にすごいと思えないといった特徴があります。 あとは、おじさんに多いのですが、会社でそれなりの役職についているからなのか、コミュニティ内で変に偉そうにしているわけです。 こういった態度をとられると、単純に「それって学ぶ姿勢としてどうなんですか?」と思いますし、何をアドバイスしても「これ、理解してないわ~」ってなっちゃいますよね。 世の中には「本当にすごい能力が高い人たち」が存在するわけです。 大企業や外資系企業でバリバリ活躍してトップになったり、ベンチャーで社会を変えるような事業やサービスを開発したり、いくつもの会社を経営して上場させたり、一人で毎年100億円売り上げる事業をつくったり・・・ そもそも、「副業 稼ぐ」とかで検索して情報を得たり、 YouTubeで「ネットで稼ぐには?」みたいな動画を見ている時点で、今は成功していないわけで、能力だって高くないわけですよ。 もちろん、それは僕も含めての話です。 僕は、自分の実力を客観的に見て、大企業でバリバリやっているわけでもなく、世界や社会を変えるようなサービスを開発することもできないことくらいはわかっているつもりです。 だからこそ、自分の居場所でやるべきことがハッキリしています。 僕にできることは、超シンプルに「稼ぎ方を教える」こと。 そして僕も稼ぐ。 僕みたいな凡人の延長線上にいる人でも、そこそこお金は稼げますし、稼げるように教えることもできるので、自分の居場所は面白い世界だと思ってます。 要するに、これまでの話をまとめると 「中途半端な自己評価の高さが、学びの姿勢を壊している」 ってことに尽きます。 そのため、謙虚になって、自分の能力を高くもなく低くもなく冷静にジャッジして、素直に学ぶ姿勢を保つことが非常に大事なんです。 自分は凡人であるから、学びに対して努力しなければならないことを強く自覚する必要があるわけです。 物事を斜めから見ている人に限って、こういう話をされると「素直さが大事とかいって自分の意見100%聞くように仕向けて洗脳するんじゃないの?」とか思っちゃったりする。 でも、それは超もったいないことです。 僕自身、素直に聞いて実践したけどうまくいかなかったことも正直ありますが、これまでの人生をトータルで考えたときに、「素直に実践すること」はかなりプラスに作用したといえます。 もし、今あなたがなかなかうまくいっていない状況であれば「物事を斜めに見ない」っていう考え方は大事になってきます。 続いて「成果が出るまでの期間の見積もりや努力量を甘く見過ぎている」について。 僕は独立する前に会社員をやっていたのでわかるのですが、会社で結果を出して毎月の給料を5万円をあげることに比べたら、転売で毎月5万円稼ぐことのほうがやっぱり簡単なんですね。 毎日夜遅くまで残業して、必死で働いて、毎月の給料が2万円アップしたとか、マジで会社はそういう世界。 会社員で年収1000万円とか2000万円とか、もう世の中的にはモンスターですよ。笑 でも簡単の尺度って、人それぞれで、やっぱり自分に都合のいい理解してしまうんですね。 「転売で簡単に稼げる方法」 「ネットビジネスで人生一発逆転しよう」 みたいなところが入口だったりすると余計に「これめちゃくちゃ簡単にできるんだ!」って思ってしまう。 つまり、「成果が出るまでの期間の見積もりや努力量を甘く見すぎている」というのは、自分に都合よく考えてしまうことが原因になっているわけですね。 よくある質問で「こんな私でもできるでしょうか?」というのがありますが、正直いえば「人による」としか答えられないんです。 人それぞれ能力違うので、僕が簡単にできることで、あなたができないものもある。 一方、あなたが簡単にできることで、僕にはできないことあるわけです。 では、どうすれば、成果が出るまでの期間や努力量を正しく見積もることができるのか? まず大前提として「自分が取り組むことを理解する」というのがあります。 よくありがちなのが、ビジネスモデルを理解せずにテンションだけで「俺は稼ぐぜ!」ってなっている状態では、そもそも正しいジャッジができないわけですよ。しかも自分は初心者なわけなんで。 ではどうすればいいのか? 僕のこれまで教えてきた経験から 「普通のことを普通に理解ができる」 「コミュニケーションが普通に取れる」 という人で、1日2~3時間やれば、3ヶ月で全体像が見えてきます。 そして、半年で「成果が出るぞ」という感覚があって、1年ぐらいでそれで食えるぐらいになる。 贅沢しなければ生活していけるぐらいの収入になってくるイメージでしょうか。 その後は、2年やったらもうかなり世界が変わるといえますね。 年商で2000万円、3000万円くらいでしょうか。 もちろん人によってはもっと早く結果が出たり、サボれば結果が出るのが遅くなったりします。 僕の場合は、海外の商品を落札してヤフオクで売って、初月で50万円の粗利が出ました。 これまでの話をまとめると「成果が出るまでの期間の見積もり」として・・・ ・1日2~3時間、毎日取り組む ・3か月で全体像が見える ・半年で最初の成果が出る ・1年で食えるくらいになる ・2年で世界が変わる このくらいのイメージで考えておくとよいかと思います。 最後の「日常に引き戻されていく」について解説します。 ビジネスや副業をやるというのは、新しいことに取り組むってことです。 私たち人間なので、やっぱり新しいことをするって大変なわけですよ。 これまで普段やっていなかった勉強や読書をしたり、セミナーに参加したり・・・ となると当然しんどい。 これまでなんとなく日常を過ごしてきたんですが、そういっても忙しいわけです。 家族のこと、会社のこと、友人や恋人とのこと・・・ つまり、「副業やビジネス頑張るぞ!」という状態であっても、結局は、日常の用事に時間も心も奪われてしまう。 土日でセミナーに参加して、すごいやる気が出たけど、月曜日から会社に行ったら、また同じ日常に引き戻されていくみたいな。 勉強しようと思っても、今日は疲れてるから明日やろうみたいな感じで、結局はそのままずっとやらないまま辞めちゃったり・・・ 会社は嫌だけど、副業で稼ぐの思っていたより難しいし大変だから、今のままでいいかな~とか。 こういうパターンめちゃくちゃ多いんです。 では、どうすれば「日常に引き戻されずに」継続していくことができるのか? まずは「時間の確保」。 これに尽きます。 1日24時間で、これは誰に対しても平等に与えられた時間。 だからこそ、自分の行動の棚卸をしてください。 1日単位、1週間単位で、自分は何にどのくらい時間をつかっているかを把握する。 そのうえで、次にやめるべきことを決めてください。 そして、そのやめたところを使って1日2~3時間、ビジネスの時間を入れる。 今までの生活パターンのうえに、あらたに1日2~3時間も加えることはほとんどの人が難しいといっても過言ではないと思います。 ちなみに僕の場合は、寝るのをやめました。 要は睡眠時間を削ったということです。 あとは、「短時間でも必ず毎日何かをやる」という習慣をつくってみてほしい。 人間というのは不思議で、何もしない日が1日2日3日と増えていくと、気づいたら日常に戻ってしまうんですね。 そうならないためにも「何もしない日を作らない」のはとても大事です。 僕が運営するビジネスコミュニティのFRONTLINE WORKSでは、みんなに日報を書いてもらっています。 もちろんみんなの取り組みを把握するために書いてもらっているわけですが、実はやらない日を作らないようにするという意図もあるわけです。 ここまで、あなたが稼げない理由についてお伝えしてきましたが、最後にメッセージがあります。 僕はこれまで数多くの方々を見てきましたが、「ダメな人はずっとダメなのか」というと、そんなことはなく、ちゃんと人生が好転していった人たちも数多くいます。 なので今回お伝えした ・自分の行動の棚卸をする ・やめるべきことを決める ・1日2~3時間、毎日取り組む ・短時間でも必ず毎日何かをやる ・素直に実践する ・物事を斜めから見ない これらを今日から実践してみてほしいと思います。
「食わず嫌い」ってビジネスの世界ではマジで超ヤバイことだと思うんです。 改めて「食わず嫌い」の言葉を広辞苑でみると・・・ ①食べたこともなく、味も知らずに嫌いだと思い定めること。 ②(比喩的に)妙味や真価を悟らないでわけもなく嫌うこと。 となってました。 なぜ「食わず嫌い」がヤバいのか? 慎重すぎて何もできない人だったり、「俺は賢い」「私は特別だ」みたいな感じで物事を斜めに見て結局は何もしない評論家気取りみたいな人っているじゃないですか。 そういった人たちの未来というのは「確実に貧乏になる」と僕は考えているわけです。 では、なぜそういった人たちが貧乏になるのか? それには明確な理由があります。 あなたは「イノベーター理論」って知ってますか? 1962年にスタンフォード大学の社会学者であるエベレット・M・ロジャース教授が自身の著書『イノベーション普及学』のなかで提唱したイノベーションの普及に関する理論のことで、市場にモノが広がっていくときの普及の過程を5つに分類したものです。 ・イノベーター(Innovators:革新者) 冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。 市場全体の2.5%。 ・アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用層) 流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。 市場全体の13.5%。 ・アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随層) 比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。 市場全体の34.0%。 ・レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随層) 比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。 市場全体の34.0%。 ・ラガード(Laggards:遅滞層): 最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。 市場全体の16.0%。 だいたいの場合、イノベーターが取り組み始めたときは世の中のほとんどの人が気づいてないわけですね。 ただ、その次のアーリーアダプターが取り組み始めたときに、評論家ぶって「アレは絶対にこない」とか食わず嫌い的に否定する人っているじゃないですか。 実は、そういう態度を一度でも取ってしまうと非常に危険なんです。 その理由は明確で、人間には「一貫性の原理(法則)」という心理が働くから。 人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したいという心理が無意識レベルで働きます。 人間は一貫性を保つことで社会生活において他者から高い評価を受けるという考えがあり、複雑な物事を目の前にしたときに簡易的に行動を決定することができるようになるからともいわれています。 つまり、一度とった態度を変えることができないわけです。 だから、アーリーアダプターの段階で「アレ絶対来ないよな」とか「アレ超ダサいじゃん」とか発言していると、あとでブームになり盛り上がったときにも、なかなかその態度を変えられない。 アーリーマジョリティとレイトマジョリティで、一番盛り上がっているときにも一貫性の法則が働いて参加できないっていう悲しい現実を見るんです。 ビジネスに置き換えたら、ブーム手前で参入したらめちゃくちゃ儲かるわけですよ。 でも、批判した態度でいると、一貫性の原理が働いて儲けを逃すみたいな。 これからの時代は、新しい価値を生むものに取り組まないと、お金を得られる機会っていうのはどんどんなくなっていきます。 AIやロボットの出現によって、これまで以上に単純作業の価値もどんどん落ちていくし、誰でもできることほど価値が落ちまくる。 よって、積極的に新しい市場に参加しなきゃいけない時代になっていくわけです。 そこで一番おすすめの戦略は 「イノベーターたる人が何かを始めたときに素直にくっついていく」 これに尽きる。 もちろん自分がイノベーターであり、自分は感度が高くて市場全体の最初の2.5%に入れる人間だって人はそれでいいと思いますが、正直なところ、やっぱりなかなかそういうわけにはいかないですよね。 僕自身もイノベーターたる人間にはなれないなと感じてます。 ここで大事なポイントは 「素直にくっついていったところで、それがうまくいくかは誰にもわからないけど、くっついていく」 2.5%のイノベーターに自分が属していないと思うのであれば、まずはこれを実践すべきでしょう。 イノベーターたる人が何かを始めた最近の例でいえば「音声メディア」がそれにあたると思います。 ビジネスインフルエンサーや感度の高い人たちが、かなりの割合で「音声メディア来るぞ!」と発言しているのを聞いて、僕は素直に始めました。 正直、僕自身「音声メディアが来る!」って言われても全くピンときていなかったですし、実際に音声メディアは何も聴いてもいなかったのです。 でも、これは自分の感覚はいったん無視して、イノベーター的な人の感覚に乗っかってやるのが正解だなと思って始めたわけです。 しかも、始めてみると、音声メディアにしかない価値を感じられて、やってよかったなって思ってます。 音声メディアで来るか来ないかはわかりませんが、実際の動きとしてGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)がポッドキャストにめちゃくちゃ力を入れています。 そして、アメリカで流行ったものは、その2~3年後に日本でも流行ると言われてますから、この流れでいくと普通に日本でも流行るかなと思っています。 一番のオススメは、さきほどもお伝えしましたが 「イノベーターたる人が何かを始めたときに素直にくっついていく」 ですが、実はもうひとつ別の方法があります。 それは 「意固地にならず、素直に後乗りする」 「あんなの来ないよ!」とか「アレだせぇ~」と発言しちゃったとしても、一貫性の原理に頑固にならずに、いったん「ごめんなさい」をして、素直に後乗りしましょう。 僕が実際に「素直に後乗り」したのがYouTubeなんです。 たしか2018年、2019年くらいに、ビジネス系の人が YouTubeを始めたときに僕はそれを見て「いやいやいやいやビジネス系の動画なんて誰が見るんですか~」って感じで、完全にスルーしていたわけです。 そう、まさに評論家ぶって斜めに見てたわけです。 しかし、今ビジネス系のYouTubeがすごいことになっていて、チャンネル登録者数も50万人いたりする。 その状況を見て、僕は遅ればせながら素直にYouTubeを始めたんです。 マジでさっさとやっておけばよかったな~って今は思ってます。 真面目な話でいうと今のYouTubeの世界は、イノベーター理論でいう「アーリーマジョリティ」を超えて「レイトマジョリティ」に入ったところだと思うんです。 一番おいしい時期は終わっちゃったかな~といった印象。 先行者利益はもうないですが、まだまだ収穫できる果実があるのも事実なので、YouTubeに注力することは、僕自身はすごく意味があることだ感じてます。 で、ここからが超大事な話。 お金がない、人脈もない、世の中に対する影響力もない・・・ そんな人たちが逆転するためには「可能な限り早い段階でトレンドに入る」ことが必要になってくるわけですよ。 YouTubeやTwitter、Instagramなど、インターネット上の個人が影響力を持てるようになるサービスっていうのは、強きものがどんどん強くなっていく世界というか仕組みになっています。 そのため、先に行ってる強い人たちを追いかけようとしても、この人たちはさらにすごいスピードで強くなっていく。 たとえば、YouTubeで同じテーマで同じ内容の話をしている動画があるとします。 一方は「登録者50万人のチャンネル」で、もう一方は「登録者100人のチャンネル」。 その場合、「50万人登録のチャンネル」のほうが圧倒的に支持されるわけです。 悲しいかな、100人登録チャンネルの動画のほうが内容が優れていたとしてもです。 そして、さらに再生回数が増えれば増えるほど、どんどん50万人登録の動画のほうにアクセスが集まっていくわけです。 「みんなが見ているから私も見る」 「再生回数が100万回を超えているから見る」 「チャンネル登録者数が70万人いるから見る」 そんな感じで、人間は社会的証明や権威性に無意識のうちに影響を受けてしまう。 これに関してものすごい面白いエピソードがあって・・・ 僕の友達にホストの人がいて、彼がホストの仕事をはじめて3か月目でお店のナンバーワンになったんですね。 で、ナンバーワンになった瞬間にある変化が起こったっていうわけです。 「お客さんの自分を見る目が変わった」っていうんです。 お店に初めて来るお客さんも、「あっ・・・この人がお店のナンバーワンはなんだ・・・」みたいな感じで、とにかく相手の自分を見る目と自分への接し方が全然違うことに気づいた。 でもよくよく考えてみると、昨日まで自分とナンバーワンになった次の日の自分というのは、人間としてのスペック的には何も変わっていないわけで・・・ 「ナンバーワンという肩書・称号」がついただけで、周囲はナンバーワンとして扱ってくれるし、接客もすごくラクになったいいます。 そして、その彼は次のことを教えてくれました。 「もし生まれ変わってホストをやるとしたら、借金してでもお金作ってそれを友達に渡してそれで飲みに来てもらって勤務初月でナンバーワンになる!」 どうせナンバーワンになるんだったら同じだし、こっちのほうが早いって言うわけですよ。 これは「ずるい」とか「ずるくない」とかそういう議論ではなくて、人間はそれくらい無意識的に権威性や社会的証明に影響を受けてしまうということ。 世の中に無数に存在する「ランキング」を見てください。 あれはもう人間の判断にめちゃくちゃ影響を与えるわけで、経済的な行動にもつながっていくわけです。 売れ筋ランキングとか見たら自然と1位の商品を買ってしまうとか普通にありますよね。 ですから、インターネット上で個人が影響力を持てるようになるサービスは、強きものがどんどん強くなっていくルールをなかなかひっくりかえすことができないんです。 ひっくり返せるとしたら、他のどこかでそもそも影響力がめちゃくちゃある人か芸能人とかでしょう。 それか資本力がめちゃくちゃがある人とか。 そうでなければやっぱり厳しいわけです。 「なぜそう言い切れるの?」って思った人・・・ 最近のYouTubeの急上昇ランキングを見てください。 そこに登場してくる人たちは、ほとんどが昔からいる人気ユーチューバーか、ここ最近参入したその話題の芸能人とかなんです。 仮にですよ、昔から何年間も継続して人気ユーチューバーの地位を獲得している人が、今このタイミングで、参入当時の実力でチャンネルをオープンしたら、絶対に無理なわけですよ。 明確に、あのタイミングだからうまくいったわけであって、そこがイノベーターたるゆえん。 もはやそれ自体が「才能」と呼べるんじゃないかなと思います。 だからこそ、一発逆転じゃないですけれども、「私には何もない」という人が成功をつかもうするならば、イノベーターたる人にくっついて、そこに飛び込んで勝負をすることが重要なんです。 もはや、ある種の「賭け」みたいなものですね。 しかも、イノベーター理論とセットになっている「キャズム理論」というのがあります。 「キャズム」とは直訳すると「溝」のことで、マーケティング的にいうと「市場に製品・サービスを普及させる際に発生する『超えるべき障害』」という意味になります。 先ほどのイノベーター理論で解説した「アーリアダプター」と「アーリーマジョリティ」・・・ 実はこの間にはめちゃくちゃ深い溝があって、ここを越えると本格的なブームがくるのですが、越えるまで相当な時間がかかりますし、そもそも越えられずに終わってしまうことだってあるんです。 つまり、世の中の85%がまったく興味のない状態で、それでもなお自分だけは淡々と活動を続けていく。 これがめちゃくちゃ大変なことだって簡単に想像できますよね? しかも、イノベーターたる人にくっついてやるわけですから、自分自身も確信がもてない、いわば疑心暗鬼の状態でひたすらに継続していくっていう・・・ でも結局は、そこでなんとか踏みとどまって取り組み続けて、キャズムを越えて本格的なブームがくるまで継続する。 これしか、何かをつかむっていうのは無理なんですよ。 やはり、持たざる者が何かをつかむためには、これらをやり遂げることが必要不可欠で、最初はしんどいかもしれないけど、実際にそこにしかチャンスはないと思うわけです。 僕自身もそれに賭けて音声メディアをやっていますし、YouTubeに関しては強き者がより強くなるサイクルが強烈になりすぎて正直しんどいですが、自分でやれることは継続してやっていこうと考えています。 そのため大切なのは、今の段階でこれが来る、これが来ないとか勝手に決めつけないこと。 自分にその能力や才能があるかもしれないのに、「あんなのは意味がない」と食わず嫌いをしているのは、非常にもったないってことなんです。 これは、どんな業界、どんな物事にもあてはまる真理みたいなもの。 多くの人がその価値にまだ気づいていない段階で、自分がガーっとそこに行くと、遅れてそこに多くの人たちが加わって、はじめて花開くみたいな感覚ですね。 これが、この時代の戦い方であり、これから逆転を狙う人のための戦略であると僕は考えています。
僕が運営するコミュニティFRONTLINE WORKSで、これまで数え切れないほど受けた質問があります。 それは、 「やる気やモチベーションが続かないのですが、どうすればいいでしょうか?」 というもの。 ここで僕の本音を言わせてもらえば、 「やりたくなかったらやらなきゃいいじゃん」 ってなります。 会社員とかであれば、やりたくないことをやって給料をもらっているわけなんで、それはそれでいいと思います。 でも、自分でビジネスをやっている人、これからやりたいと思っている人ほど「やりたくなかったらやらなきゃいいじゃん」って姿勢でいるべきだと僕は思います。 自分でビジネスをやるってそういうことじゃないですか? 別に誰からも強制されているわけじゃない。 自分で「これをやるぞ!」と覚悟を決めて、自らの意志で始めているわけなんで。 しかも、実際にやればやっただけ返ってくるし、やらなければ返ってこない世界。 普通に考えれば、やりたきゃやればいいし、やりたくなければやらなければいい。 シンプル極まりない話です。 ですが、 「やる気やモチベーションが続かないのですが、どうすればいいでしょうか?」 この質問は、僕がコミュニティを始めてから5年間くらいずっとなくならないのも事実。 そこで、何かヒントになるかなと思って、僕自身のやる気やモチベーションについて話をしたいと思います。 僕の場合、やる気やモチベーションが一定水準に常に保たれている状態で、そこから下がることがありません。 ただ、たまに一定水準を超えて「やる気が出まくるとき」があるんですね。 僕は普段から「読書の重要性」についてお伝えしていますが、実は僕が一番読んでいるジャンルの本は「ビジネス系」ではなく「マンガ」です。 もちろんビジネス系の本も読んでいますが、月に何十冊という自分でも数え切れないくらいのマンガを読んでいます。 では、どんなマンガを読んでいるか? 実は「人が死ぬ漫画」を僕は好き好んで読むんです。 文字だけで見ると、悪趣味、グロいと勘違いされてしまいそうなのですが、実際にはそうではありません。 ストーリーのなかで人が亡くなっていく漫画です。 そうした漫画を読むと僕は 「ヤバい!まだ死にたくない!全然まだやりたいことあるし、今死ぬのはごめんだ」 と感じて、やる気が一気に高まったりするわけです。 これは「誰かの死を見ることで自分の死を意識する」というある種の人間の機能みたいなものだと思うんです。 やる気とかモチベーションは、脳内物質と関係しているといわれていますよね。 ドーパミンやセロトニンだったり、ノルアドレナリンやアドレナリン。 つまり、「誰かの死を見る=身近に危険を感じる」という流れのなかで、それによってノルアドレナリンとアドレナリンが分泌されて、やる気が高まるという感じなのでしょう。 よくよく考えると、原始時代とかって至るところに危険が存在していたわけです。 狩りに出掛けたら、凶暴なマンモスに殺されそうになったり・・・ 移住しようと山に登ったら崖から落ちてしまったり・・・ 食べるものがなく飢え死にしたり・・・ 旧石器時代の寿命は平均15歳といわれてます。 衝撃ですよね、現代は100年時代ですからね。 死の危険が日常にあった時代に比べて、今は身近に危険を機会が少なくなっている。 だから、ノルアドレナリンやアドレナリン不足しやすく、やる気がおきない状態に陥りやすいんだと思うんです。 バンジージャンプとかスカイダイビングなどは、ノルアドレナリンやアドレナリンを欲している現代人特有のもので、死の疑似体験もしくは死に近づく危険を体感しているのでしょう。 このようなものと同じように、おそらく僕は死の疑似体験を漫画を読んでやっているのだと思います。 漫画の世界観やストーリーに没入しているときって、本当に目の前で人が死んでいくような感覚がある。 そして、それがエネルギーを生み出すことにつながっているのかもしれません。 変な話ですけどね。 ちなみに、死の疑似体験に関係した話になるのですが、多くの人が「死ぬ間際に後悔すること」って何なのか知っていますか? それを理解できる重い本がありまして、それが『死ぬ瞬間の5つの後悔』です。 この本に書かれている後悔とは・・・ 後悔1:自分に正直な人生を生きればよかった 後悔2:働きすぎなければよかった 後悔3:思い切って自分の気持ちを伝えればよかった 後悔4:友人と連絡を取り続ければよかった 後悔5:幸せをあきらめなければよかった 以上の5つです。 ただ、僕がお伝えしたい重要な点はこの5つの内容ではなく、 「人は死ぬ間際に後悔がやってくる」 ということなんです。 僕は『クビでも年収1億円』コミック版のあとがきで「人生の目覚まし時計」という話をしました。 「人生の目覚まし時計」とは、自分の人生について心から真剣に考えさせるもの、もしくはそのきっかけです。 ちょっと目を閉じて想像してみてください。 「恋人や家族の死」 あなたの恋人や家族がいなくなってはじめて「できたはずなのにしていなかったこと」がはっきりと見えてきます。 「ガンの宣告」 あなたは医師から残り数ヶ月の命だと宣告される。 それまでは仕事に人生を捧げ、ビジネスや人脈作り、出世などに忙しくしていたものが、一瞬で無意味なものになってしうかもしれません。 このような突然の危機に直面すると・・・ 人は「自分の時間の使い方」と「自分にとって本当に重要なこと」との間にギャップがあることに気づかされる。 こういった予期せぬアクシデントで「人生の目覚まし時計」が鳴ってしまっては、行動しても遅いのです。 失ってはじめてわかることがあり、失う前に「ああしておけばよかったな」という経験は誰にでもあります。 それが後悔で済むレベルであればいいのですが、さきほど想像していただいたレベルだと後悔という言葉で簡単に片付けることはできませんよね。 だからこそ、あなたにとって本当に重要なことは何か・・・ もう一度ゆっくりと時間をとって考えてみてください。 そして、そのことに時間を使えるように、意識し、行動してみてください。 そうすれば、やる気やモチベーションが続かないなんてことには、きっとならないのではないでしょうか。
今回は「情報発信におけるキャラ設定」について解説していきたいと思います。 僕が主催するFRONTLINE WORKSというビジネス・コミュニティでは、インターネットで情報発信をしている人が非常に多いです。 そこでよく「キャラ設定をどうしたらいいでしょうか?」という質問をいただきます。 いきなり結論から言ってしまうと・・・ 「そもそも自分にないものを出すことはできない」 これに尽きます。 当たり前の話ですが、僕らは役者ではないですし演技を勉強をしたこともないので、もともと自分に備わっていないキャラクターの話し方だったり、雰囲気を出すことはできません。 もし、仮に演じることができたとしても、それを実行に移したところで、めちゃくちゃ嘘臭くなるので、絶対にやめたほうがいいです。 そのため「キャラ設定をどうしたらいいでしょうか?」と聞かれたときに僕は「普通でいいじゃん」とお伝えすることが多くなります。 ただ、この答えではつまらないので・・・ もう少しだけ掘り下げてお伝えしていきたいと思います。 情報発信する際のキャラ設定において「外見を意識する」ことは、非常に重要な役割を担います。 「人は見た目が9割」という言葉があるくらい、実は外見によって、どういった層の人たちが自分のお客さんになるかが、結構決まってくるんです。 僕自身も情報発信を始めて10年近くになりますが、外見はコロコロ変わっています。 会社員を辞めたとき、僕は髪の毛を金色に近い茶髪にしていました。 今となっては恥ずかしい話なんですが・・・ 会社を辞めた反動というか、会社員時代にできなかったことをやりたくなるというか、とにかく急に髪の色を変えたくなって、さらにはごわーっとしたパーマをかけたりして。 もっと言うと、金色のピアスまでしてました。 ライオンみたいな髪型で、耳には金色のピアス。 ただ、僕としても意図していた部分もありまして・・・ 「会社に縛られない自由の象徴」 というイメージで活動することでメリットがあると考えていわけです。 だから、服装もアロハシャツに白い短パン、サンダルみたいな究極にゆるい感じでした。 そして、その後に『クビでも年収1億円』という本の出版が決まったんです。 このときは、本の内容的にも多くの会社員の方々に読んでもらいたいという想いがありました。 でも、その『クビでも年収1億円』の著者が、茶髪でピアスしているって・・・ 「そりゃお前クビになるわっ!」 そんな感じで、外見的にツッコまれることが容易に想像できました。 そこですぐに、それまでのチャラチャラしたパーマの長髪を切り、髪の色も黒く染め直して、会社員の方々が普段着ているようなスーツ姿にネクタイというスタイルに変更したわけです。 そうしたらですね、選挙に立候補した人のポスターみたいなビジュアルになったんです。 そこからは、しばらく書籍を出し続けていたこともあり、作家っぽく、というか、知的なインテリなイメージになりたくて、髪型もストレートの黒髪をシャっと7・3わけにした感じで、服装もシャツにジャケットというスタイルでメディア露出していました。 僕は、出版する前までは、インターネットのなかのアングラ世界でひっそりと活動していたので、急に作家デビューという華やかな表舞台に出て、スポットライトがあったたら、やっぱりカッコつけたいって気持ちになっちゃったんですよ。 2チャンネルとかで「小玉 詐欺」とか書かれていましたし、そんなこともあってか、必要以上にちゃんとした人に見られたいみたいなところがあったように思います。 その後、僕はいったん出版はお休みしようということで、それまでの企画の依頼をお断りさせていただき、それにつられて、ちょっと髪の色も茶色くして、服装もゆるくなっていっていきました。 しかーし、僕の息子が幼稚園に入るということで、お受験がありまして・・・ そう、そこでは「親子面接」があるわけですよ。 さすがに、そこで茶髪はまずいよって話になって、また完全に黒髪に戻ったり。 そこからは、その時代にあわせて、 「カチッとしたほうが受け入れられるのかな~」 「ラフなほうがウケるのかな~」 なんて具合に、そのときどきの景気や社会情勢、世の中の空気感みたいなものにあわせて試行錯誤してきましたね。 今はもうなんか結構適当な感じでございますが・・・ でも、こうして振り返ってみると 自分が茶髪でラフな雰囲気だったり、「会社に縛られない自由の象徴」みたいなイメージのときには、「お金稼ぎたいぞー」って勢いのある人がお客さんになりました。 反対に、スーツでカチッとしたイメージのときには、同世代の会社員で、しかもわりと名のある一流企業にお勤めしているお客さんが多かったんですね。 だからこそ、やっぱり見た目って大事で、その雰囲気に近しい人が好感を持つ傾向があるわけです。 このあたりについては、僕が運営する「ビジネス読書チャンネル」のほうで詳しくわかりやすく解説しているので、気になる人はぜひご覧ください。 見た目に、これだけの影響力があるってことはですよ、当然ながら発信内容についても同じようなことがいえるわけですよ。 たとえば、自分のプロフィールだったり、普段から発信している内容だったり、そういった情報に近い雰囲気の人がお客さんになります。 僕は子供が3人いるんですね。 今って少子化が進んでいて、合計特殊出生率が1.36%しかなくて、この数字が2より低いというのは人口がどんどん減っていくことを意味しているんですね。 だから僕が子供3人いるって平均よりも多いわけです。 それもあってか、僕のお客さんは家庭的というか家庭感が出ている人が多いんですよね。 たとえば、僕が主催するFRONTLINE WORKSというビジネス・コミュニティのなかで、ZOOM配信をすると、よくお客さんの画面に子供が出てきたりしますし、僕の息子なんかも寄ってきて映ったりするんですよ。 ちょっと話がそれましたので、ここまでの話を一度まとめます。 「情報発信におけるキャラ設定」で意識すべきなのは「自分の中のどの部分を出していこうか」ということです。 人間は誰しも多面性があって、 「積極的な一面もあるけど、極端に慎重になる部分もある」 「性格的に熱くなる部分もが、一方では冷静に判断できることもある」 こんな感じで、人には色々な一面あるわけですよ。 その中で「どこを押し出していこうか」というのを決めると、他人から見たときのイメージや特徴が定まってきて、結果、その人っぽさ、人間味みたいなものが出るんですね。 もし僕が、いっさい家族の話をしなければ、結婚していても独身感が出るわけです。 たとえば、僕の『クビでも年収1億円』という本をプロデュースしてくれたのが、フォレスト出版で編集長もしていた伝説の編集者である長倉顕太さん。 長倉さんは、結婚していて子供もいるはずなんですけれども、一切そんな話はしない。 しても、1年に1回するかしないかみたいな。 さらには親の話もしないから、こちら側の受け手のイメージとしては「天涯孤独」のように感じるわけです。 まぁ僕の勝手なイメージと言われればそれまでですが、実際に僕はそう感じ取っているわけで、会ってみたらわかりますが、そういうオーラを放ってるんですね。 つまり、結婚していっても家庭的な感じを消すことはできるわけです。 これ間違っていたら申し訳ないんですけど、おそらく長倉さんのところに集まっている方々は、家庭的な人は少ないんじゃないかなと思うんですね。 どちらかといえば「孤高な人」が多そうだな~と。 では、ここで「情報発信におけるキャラ設定」で迷っている人にオススメの実践方法を紹介していきます。 「自分にはどんなバックグラウンドがあるのか」 「そのバックグラウンドが影響してどんな考えを持つようになったのか」 「その思考プロセスのなかでどんな主張をしたいのか」 それらを一度、時間をとって棚卸ししてみてほしいんですね。 そのうえで、作り込むというよりは、これは自分の中でしっくりくるから、そこを特に出していこうみたいな流れで考えていったらいいと思います。 ビジネス系インフルエンサーの人なんかも、独自の世界観というかその人特有の雰囲気ってあるじゃないですか? 「イケハヤさん」なら高知で田舎暮らしをエンジョイしていたり・・・ 「マナブさん」であれば、タイでゆるっと日々を送りながら、独自目線でアウトプットを続けている・・・ 「やまもとりゅうけんさん」の場合は、ズバッとキレのいい発信をするけど奥さんのお尻に敷かれているとか・・・ りゅうけんさんは設定感の勘所がうまいなーと思います。 僕もりゅうけんさんには、2回ぐらいしか会ったことがないから情報としては少ないんですど、りゅうけんさんって、実際お会いすると、あの動画でのバーっと話すイメージよりは、どっちかと言えば「聞くタイプ」なんですよね(間違っていたらごめんなさい)。 りゅうけんさんのTwitterって、ちょっと上からな感じあるじゃないですか。 あの印象とかはまったくないんですよね。 話をまた戻しますね。 すでに自分にあるものの中から何を出していこうかなって考えると、キャラ設定みたいなことができるかなと思います。 僕自身、昔はこう見られたいみたいな願望があって、いろいろと考えていました。 でも今は本当に何も考えずに普通にやっています。 キャラ設定やイメージ戦略、ブランディングにこだわりたいと思っている人にオススメの本があります。 『魅きよせるブランドをつくる7つの条件 一瞬で魅了する方法』 この本では、人に自分のことを魅力的に思ってもらおうとするには「7つのトリガー」があると書かれてるんですね。 その7つのトリガーというのが 「欲望」 「神秘性」 「警告」 「威信」 「権力」 「悪徳」 「信頼」 これです。 この本ついて詳しく解説するとなると、3万文字以上必要になるので、今日はお伝えできませんが、深くキャラ設定について考えてみたいという人がいたら、ぜひこの本を読んでみてくださいね。 ただ、色々と言いましたが僕の結論としては、普通にしているのがもう一番ラクですね。 なので僕は、家でも会社でも、お客さんの前でも友達の前でも、こんな感じです。
僕がyoutubeを本格的に始めたのは2020年の3月ぐらい。 Twitterは2018年の2月頃からでした。 現在、僕の会社は10期目なので、実は2010年から活動しているんです。 YouTubeやTwitterを始める前は、メルマガ主体で情報発信していました。 そのため、メルマガ読者さんは結構多くて28万人ほどいます。 メルマガというのは、自分のメールアドレスを登録して初めて読めるもの。 ですから、媒体としてはクローズドなわけです。 一方でYouTubeやTwitterなどは、誰でも見られるわけだから媒体としてはオープンな媒体といえます。 そんなオープンな媒体であるYouTubeで8ヶ月ぐらい、Twitterで1年9ヶ月ぐらい、お金の稼ぎ方を中心に発信し続けていると・・・ コメント欄やリプライで 「小玉は詐欺師だ!」 「詐欺師野郎!クソ!」 「バカ!アホ!」 とかいわれることが増えるんですよ~泣 なぜこんなにも誹謗中傷されるのか? その理由は・・・ 稼げる系の商品やコンテンツを販売すると、それらを購入してくれた人たちのなかで、一定数の稼げない人が出てきて 「お前!これで稼げるって言ったじゃねーかよ」 みたいな感じになるからです。 でも、僕からしてみれば「いやいや、あなたがこちらの言った通りにやってくれないからでしょ。言った通りにそのままやってくれれば稼げるから・・・」と思ってしまうんですね。 今振り返れば、そのときの僕は期待値のコントロールがめちゃくちゃ下手だったんだと思います。 「嘘ついて騙そう」なんて考えはそもそもありませんが、僕の発信によって簡単に稼げるようなイメージを相手に期待させてしまったんですね。 これは反省していますし、もっと「これは難しいよ」といえばよかったわけです。 しかしながら、正直な話をすると、僕がこれまで色々なコンテンツを出していくなかで、僕自身はこんなの簡単だし、やればできるって本当に思ったんですよ。 「この通りやってくれれば普通に稼げるから」って感じです。 ですが、受け取る側の人たちにとっては、まぁ簡単ではなかったわけですね。 言い訳してるみたいでアレですけど、このすり合わせが下手だったなと。 あとはやっぱり、単純に強めに言い過ぎたってことももちろんあります。 なので、僕の発信やビジネススキルのレベル感がハマっている人はどんどん稼いでいく。 一方でハマらない人は稼げていないという状況が生まれて 「小玉!お前が稼げるって言ったじゃねーかよ!この詐欺師ヤロー」 となったわけです。 そういった経緯がありまして、今は結構、厳しめの発信にガラッと変わりましたね。 「稼ぐのは本当に大変ですよ!難しいですよ!」という具合に。 過去の失敗は自分でも本当に反省しています。 でも、その当時はそうした一部の稼げない人たちの声を引き合いにして 「小玉歩 詐欺」 みたいなキーワードを入れたタイトルでブログの記事を書き、アクセスを集めて、自分たちの商品を販売するみたいな人たちが結構いたんですよ。 この手法を誰が教えているのかはわからないけど、胴元みたいな人がいて一斉に記事を外注に書かせたりしていて、これって完全に悪い人たちなんです。 流れをまとめると 「情報発信をしている人やプロモーションをしている人の名前+詐欺」というキーワードを入れて記事を書く。 ↓ 一定数のアクセスが集まる。 ↓ 記事を読み進めると「小玉は詐欺師なので騙されないでください。かわりにこちらの商品はいかがでしょうか?」と売り込まれる。 みたいな手法が広まっていました。 だから「発信者の名前+詐欺」で検索すると、いろいろな記事が出てきます。 ただ、その記事を書いてる人ってだいたい匿名だったりするし、記事の内容も嘘ばっかりでインチキだったりするわけです。 たとえば、スクールのレビューの記事とか書かれてたりしているのですが、「これお前絶対参加してねーだろ!」ってくらい、いい加減な内容なんですね。 でも、この世界観って僕がYouTubeとかTwitterとかを始める前の話です。 それで、僕がYouTubeを始めたらコメント欄に「詐欺師」「ばか!」とか書かれたり、Twitterを始めたらリプライで「嘘つき」「危険」とか送られてきたり。 そう、そっちでも絡まれ始めたわけです。 僕はもう10年やっているんで、昔は2ちゃんねるに誹謗中傷とか書かれまくっていたころもあって、あまり気にしてないんですが・・・ 今って SNS上での誹謗中傷が問題になってるじゃないですか。 それによって命を落とす人もいたりして。 そういう時代おいても、いまだに誹謗中傷を書き込んだりしている人って大丈夫なのかなぁって思うわけです。 ブログ記事の場合は、攻撃したいという気持ちよりも、あくまでもお金稼ぎの手法として割り切ってやっていることが多いのですが、SNSで直接リプライしたり、YouTubeのコメント欄に執拗に嫌がらせを書き込んでくる人たちの場合は、何か怨念めいたものを感じてしまうんです。 個人的な感情をぶつけたりして、しかも粘着で嫌がらせコメントの量がすごい。 こういった話になると、よく名誉毀損とか出てきますけど、実は「侮辱罪」っていうのがあります。 侮辱罪というのは 「事実を摘示しないで、公然と人を侮辱することを内容とする犯罪である(刑法231条)」 であり、れっきとした犯罪です。 だから、YouTubeのコメント欄で執拗に「詐欺」「ばか」「嘘つき」などと書ている人を見ると、この人たちは侮辱罪にあたるんじゃないのかな~と心配になるわけですよ。 「書き込んでいる人たちを全員侮辱罪で訴える!」という感じで、動こうと思えば、たぶん動けます。 特にYouTubeのコメント欄で執拗に書き込んでいる人たちを調べてみると、若い人たちがやっている傾向があるんですね。 そんな誹謗中傷って生産性がまったくないし、誰かが本格的に動いたら損するわけです。 たとえば、僕がその気になったら、損害賠償とかが目的ではなくて、「どれだけお金がかかってもいいから、お前のことをオモテに引きずり出して懲らしめてやる!」みたいな感じでゴリゴリやることも可能なわけです。 軽い気持ちで書き込んだだけなのに、それやられたら結構キツいじゃないですか。 実際に僕じゃなくても、そのうち誰かが本気で動き始めるじゃないかなと思っているわけです。 僕が「お金とかどうでもいいからって」本気でやるかもしれませんしね。(でも、やっぱりめんどくさい) 何が言いたいかというと・・・ ネットの匿名性なんてなくなってくる時代ですし、ネット強い人だったらサーバーとか運営会社とかに情報開示請求をしなくても、誹謗中傷をしているやつらの身元を特定できたりするわけですよ。 だからこそ、面と向かって文句を言う度胸があるならば、それは全然いいと思いますが、それができないのであれば、誹謗中傷はやめたほうがいいと僕は思いますね。 このブログを読んでいる人のなかで、子供がいるって人は、そういう話をぜひとも教えてほしいです。 生まれた瞬間からインターネットがある環境で育った子供は、ちょっとこういった感覚ってわかんないと思うんですよ。 インターネットは、世界に開かれている公共の場だということを理解しておいてほしいなというふうに思います。
今回は「副業でいくらぐらい稼げたら独立するべきなのか?」をテーマにお伝えしていきます。 「私の副業はお小遣い稼ぎなんで・・・」 こういった人には関係ない話なのでこれ以上は読まなくてOKです。 逆に「副業で将来的に稼げるようになりたい」「ゆくゆくは独立・起業したい」という人には、本当に大事なことをお伝えしますので、このまま読み進めてください。 ネットビジネスから副業を始める人って圧倒的に多いんですね。 僕自身も会社員時代に副業からスタートして、最終的には会社に副業がバレて、そのまま会社を辞めるというか、なかばクビ同然みたいな流れでした。 ただ、その時には月700万円くらい稼いでいました。 そんなこんなで今はFRONTLINE WORKSというビジネスコミュニティを運営しているのですが、そのなかで 「副業でいくら稼いだら独立していいですか?」 という質問をけっこうな割合でいただくことが多いんですね。 正直なところ、「ズバリいくらです」ってお答えするのはかなり難しいんですよ。 なぜなら「稼いでいる金額よりも、どんなビジネスやっているか、どのようなどのような稼ぎ方をしているか」のほうが重要だからです。 たとえば「月に200万円を稼げるようになりました」という話を聞いたら、それはもう金額的には独立していいですよね~ってなりますよね? しかし、その稼ぎ方が単純にAmazonで買った商品を転売しているビジネスだったとしたら・・・ 僕は「ちょっと待てよ。それで独立は危険だな~」と思ってしまうんですね。 だってですよ。 仮にAmazonが「今日から個人で購入したものを転売することは禁止します」というルールを設定したら、明日からの収入はいきなりゼロになるわけじゃないですか。 そして、この人はAmazonでの転売しかやってこなかったので、他の稼ぎ方は知らないし、できないわけですよ。 だから月に200万稼いでいたとしても、いきなり翌月からゼロになる可能性がある。 これってヤバくないですか? 結局はAmazonというプラットフォームを利用してビジネスしてるわけです。 商品も自分のオリジナル商品ではなくて、どこかのメーカーのものですし・・・ 正規ルートではない仕入れ商品を販売しているわけで・・・ これはもう「商品」も「売り方」も「誰か」の「何か」に乗っかったビジネスだってことになってしまうと僕は思うんです。 つまり、自分以外のところでコントロールされている要素が多すぎる。 もっといえば、その200万円は、究極、自分の力で稼いだお金かと問われたら、ちょっと怪しいし、微妙だなって感じませんか? だって何も自分のオリジナルがそこにはないから。 反対に、同じ物販だとしても、どこかの小売り業者から買ってきたものでなく、自分でメーカーを探してきて自分のビジネス専用の商品を共同開発したり、海外で生産するOEMとかで、自分でオリジナル商品をつくり・・・ それらをAmazonや楽天などのプラットフォームを利用することなく、自分で作って運営しているネットショップで販売して月に50万円の利益が出ている状態。 こういう場合であれば、僕は独立してもいいって思うんです。 Amazon転売で月200万円より、こっちの月50万円のほうが圧倒的に安定している。 理由は簡単です。 「商品」も「売り方」も「誰か」の「何か」に乗っかっている要素が限りなく少ないから。 そして、この場合の月50万円というお金は、間違いなく自分の力で稼いだものです。 ショップにファンがついていれば、リピート施策も簡単に組めますし、そのような仕掛けや施策をしていけば、売上は自然と右肩上がりで伸びていくものです。 もちろん、ちゃんと運営していなければ、簡単に飽きられて、売上は自然と下がっていく。 でも、ちゃんと運営するかしないかは、自身でネットショップをつくっている場合には、自分でコントロールできる部分じゃないですか。 ようするに、努力と行動量の差なわけです。 これまでの話をいったんまとめると、 「誰か」や「何か」のプラットフォームで販売したり・・・ 自社のオリジナル商品ではないものを販売したり・・・ こういった自分のコントロール外の要素が多いビジネスというのは、いくら稼いでも結局のところ足元がグラついていて、とても危ないといえます。 一方で、自分がコントロールできる要素が多いビジネスで稼いでる人ほど、足元が安定しています。 つまり、いかに足元がしっかりしているのかというポイントが、独立を考えるうえでは重要になってきます。 なんかこういう話をお伝えすると、 「えっ⁉ 小玉さん? 転売は稼ぎやすいからオススメっていってたじゃないですか?」 と感じる人も少なからずいるかと思います。 実際に僕も「初心者は転売がいいよ」「転売やろうぜ」っていってますし、転売は最高に稼ぎやすいし、本当にこんなに簡単に稼げるビジネスって他にないと思っているんですね。 だって、他のビジネスをやっていて、何ヶ月も努力したけどダメだった人が、転売を始めた途端、急に月に50万円稼いだ、なんて話がゴロゴロありますから。 ただ、ただですよ。 僕が本当に伝えたいことは「転売が稼げる」って単純な話ではありません。 「いったん転売で稼げるようになったら、次のステップに進んでほしい」ってこと。 自分のビジネスへの取り組みや姿勢っていうのは、常に進化させていかなければならないんです。 そう強く感じるのには、ちゃんとした理由があります。 僕自身、10年以上にわたりネットビジネスをやっていく過程で、月に何百万円とか稼げるようになったのに、いつまに稼げなくなり姿が見えなくなってしまった人たちをめちゃくちゃ見てきたわけです。 では、なぜその人たちが稼げなくなったのか? もう理由は明確で、「誰か」や「何か」のプラットフォームや情報、仕組みやシステム、サービスなどに超依存していて、その時は稼げてるからいいやーみたいな感じで、結局そこから挑戦も進化せず、のほほーんと暮らしていたからです。 はい、完全に現状維持ですね。 世の中や社会、人間関係などすべて「移り変わり」があるのが当たり前で、ずっと同じ稼ぎ方がずっと通用するっていうのは、ほとんどないって僕は思うんです。 また「誰か」の「何か」に長期間、依存し続けるってリスクしかないわけですよ。 月に100~200万円稼げるようになっても、それが1~2年とかで突然ゼロになったら、そんなの意味ないじゃないですか。 今は人生100年時代ですからね。 結論として、最初は「誰か」や「何か」のプラットフォームや情報、仕組みやシステム、サービスなどの乗っかったビジネスで全然OKですし、そのほうが稼げるようになるスピード速いので初心者にはマジでオススメなんです。 やっぱり、副業を始めるにあたって、稼げない期間が長ければ長いほど、精神的にも体力的にもしんどくなっていくわけですから。 ただ、本当に大事なのは、そこから次にどうビジネスを進めていくのか、進化させていくか、ということに尽きるって話なわけですよ。 具体的には、自分のコントロール外の要素を減らしていくための戦略を考えて、どれだけそれらを実践できるか。 現状維持に甘んずることなく、日々、挑戦と進化を目指していくことが、ビジネスをしていくうえでも非常に重要です。 最後に今日のテーマである「副業でいくらぐらい稼げたら独立するべきなのか?」という質問に対しての僕の答えは・・・ 「誰か」や「何か」のプラットフォームに頼らず、自分の力で月に50万の利益が出るくらいになったら、独立してもいいのかなって考えています。
シンプルに「お金を稼ごう!」というテーマで、お話ししていきます。 僕はTwitterで、いろんな経営者やインフルエンサーをフォローしていて、みんながどんな発言をしているか?また、そこにどんなリプライが集まって盛り上がっているかなどを研究してます。 それらの発言を見ていると、僕は素直に、その人たちを「かっこいいな~」と思います。 なんか、こうミッションや大義名分を掲げて自分の事業に邁進してたり・・・ 世の中のために、社会のため、人のためにビジネスを進めながらも、僕たちに学びになるようなアウトプットをしてくれている。 本当にありがたいです。 一方で、僕は「お金の稼ぎ方」について発信しているわけで・・・ まぁ、ぶっちゃけ「カネ、カネ」している。 でも、先ほどの僕がTwitterでフォローしている経営者やインフルエンサーの人たちって、まったくそういった感じがしないんですね。 むしろ、お金に興味ないんじゃないのかなってくらい、そういった話題にふれないし、自ら発信することもない。 こんな僕からしたら、その人たちは「清く・尊い」存在なわけです。 しかし、しかしですよ。 僕の発信を見ている人は、やっぱりお金を稼ぎたいと思っている人が多いはずなんです。 だから、逆に、経営者やインフルエンサーのそうした「清く・尊い」発言を見たり、聞いたりすると「あれ自分ってお金に汚いのかな~」って感じちゃう人もいるかもしれないなと。 そう「この世はお金がすべてじゃないのかもしれない・・・」なんて具合に。 でも、結論からいうと「お金を稼ごう!」が、まずは正解なので、とにかく稼ぐべきです。 もちろん「お金の稼ぎ方」はいろいろあるわけですが「稼がねばならぬ」のです。 「会社の給料が少なくて困っている」 「家族を養って、何不自由のない生活をさせてあげたい」 「自分のやりたいことに挑戦するためにお金が必要だ」 「値段を気にせず、旅行や買い物ができる経済的・精神的自由を手に入れたい」など 人生の可能性を自分で切り拓くためには、結局お金が必要なんです。 では、なんで経営者やインフルエンサーたちの「清く・尊い」発言を見たり聞いたりすると、「自分ってお金に汚いのかな~」と感じてしまうのか? ここからは、そのカラクリについてお伝えしたいと思います。 まずは「マズローの法則(欲求の5段階説)」というのがあるのを知っていますか? アメリカの心理学者アブラハム・マズローは、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、欲求五段階説という形で、人間の欲求が5つの階層に分けられることを解き明かしています。 1つめは「生理的欲求」とされる「生きていくうえで必要な欲求」。 たとえば、「お腹空いたからご飯を食べたい」「眠いから寝たい」「喉が渇いたから水を飲みたい」といった、生きていくうえで必要なものを満たしたい欲求です。 性欲もここに入ります。 2つめは「安全の欲求」。 さきほどの「生理的欲求」が満たされると、次に私たち人間が考えることは「安全」についてです。 安全とは、「自分に対して危険が及ばないか、攻撃されないか」ということ。 具体的には、「安全な家に住みたい」とか「治安のよい場所で暮らしたい」とか。 また、ここには「安心・安定」も含まれるため、「安定した毎月の給料がほしい」とか、そうした欲求もありますね。 3つめは「社会的欲求」です。 「安全の欲求」が満たされると、「家族や組織に所属して、自分の居場所がほしい」となります。 あとは「自分を誰かに受け入れてもらいたい」とか。 孤独ってやっぱりさびしいじゃないですか。 僕は人が好きだし、群れていたいほうなんですよ。 そして、4つめが「承認欲求」。 社会的欲求によって、新しくつながった人たちから「自分の存在価値を認めてもらいたい」とか「すごい存在だと思われたい」とか、そういった欲求ですね。 「誰からも賞賛される結果や成果を出したい」という感情もこれにあたります。 そして、一番上位に位置するのが「自己実現欲求」ですね。 これは、この世の中で自分にしかできないことを成し遂げたいという欲求。 「俺はこれで世界を変える!」とかもこれです。 最近は、この5段階のさらに上があるといわれています。 それが「自己超越欲求」。 マジで漫画みたいな名前なんですけど・・・ ここまでくると、もはや自分とかどうでもよくて「社会をより良くしたい」であったり、「世界平和に貢献したい」っていうものなんですね。 これはもう神ですよ。 ここで話をまとめると、最初の3つである ・生理的欲求 ・安全の欲求 ・社会的欲求 これらは、物質だったり、自分を取り巻く外側のものを満たしたいという感情なわけです。 つまり「お金がほしい」とか「モノがほしい」とか「自分のことを受け入れてくれる人たちがほしい」とか・・・ あとの2つの ・承認欲求 ・自己実現欲求 これらは、逆に他の人がどうこうとか関係なくて、自分自身の内面を満たしたいという感じなんですね。 そう考えると、Twitterで清くて尊い発信している人たちは、あとの2つの「承認欲求」「自己実現欲求」を満たしたい印象があるから、僕らのほうが「自分ってお金に汚いのかな~」って勝手に思い込んでしまうわけです。 でも、僕はちょっと腑に落ちないんですよ。 だって、そもそも欲求ってピラミッドで表現できないと考えているんですね。 というか、僕は「上のほうを欲求を満たそうとしているが偉いわけじゃない」と思うわけですよ。 もっといえば、下のほうの欲求については、そもそも興味がない人たちがいるかもしれないわけで。 たとえば、アーティストを志す人で、住むところも服も何もかもに興味がない、来月生活できるかもわからない、明日のご飯すらままならない・・・ でも、自分の作品だけはとにかく時間をかけて追求する、みたいな。 こうなったときに、この人は「自己実現欲求」を追っているけど、その下の欲求は起こってない可能性があるわけですよ。 つまり、このマズローの法則をピラミッド化していること自体が、僕はおかしいと感じていて、こうした構図のせいで、自分自身をちょっと卑下しちゃう人が出てきてしまうのってなんかヘンだと思いませんか? 別にこの5つの欲求って縦に積む必要なくて、横に並んでてもいいじゃんって。 ちょっと別の話になりますが、Twitterで発信しているカッコイイ人たちが、物質的なものへの欲求を感じさせない理由っていうのが、僕は3つあると考えていて・・・ 1 そもそも物質的欲求がない 2 もう満たされている 3 本当はお金がほしいけど今はオモテに出してない 1の「そもそも物質的欲求がない」人たちって、育ちや生まれがいい人たちが多いと思うんですね。 僕なんかは幼少期から貧乏で「おもちゃほしい」とか「お菓子食べたい」とか、とにかく物質的に満たされていなかったから、それを現在までこじらせているわけですよ。 その部分での憧れが強かったこともあって、やっぱりピラミッドの下の3つ欲求(生理的欲求・安全の欲求・社会的欲求)がもう強いんです。 昔に比べたら、かなり減ってきたところもありますが・・・ 2の「もう満たされている」人たちの場合は、だいたい自分で創業した会社を売却して、すでに大きなお金を手にしていたりします。 そういった人たちって、今は「カネカネ感」がゼロからもしれませんが、昔はいつもギラギラしていた可能性が高いわけです。 それかその頃はTwitterをやっていなかっただけとか。 そう考えたら、「なんて今の自分はカネカネしているんだ!」って卑下することなんてないわけです。 僕ですら10年前と今ではまったく違いますから。 今でもね、他の人よりは「カネカネ」しているかもしれませんが、以前はもっとギラギラしていました。 人間なんてそんなもんなんじゃないんですか? こんな考え方はダメですかね? でも、会社を売却するっていうのは、めちゃくちゃすごいことです。 その時点で能力的には、もうスーパーな印象ですし、殿上人といえます。 そして最後の3「本当はお金がほしいけど今はオモテに出してない」パターン。 この場合、そもそも出しちゃうとカッコ悪いからって理由もあると思いますが、目先のお金はとりあえず置いておいて、 IPOやM&Aを目指しているケースとかも考えられるわけです。 それらを見据えて、今は清く・尊い発言することで、将来の大きなお金を手にしようと戦略的にやっている人だっているはずです。 ただ、やっぱり 「やりたいことをやろうとすると、どうしてもお金がかかる」 というのが真実。 こんな僕も、2019年にあるプロジェクトに個人的にチャレンジをしていた時期がありまして、それがトータルで4000万円くらいのお金がかかったんですね。 このプロジェクトはお金儲けではなくて、売上とかもなく、ただただ個人のお金を使って、自分の使命感に駆られて取り組み始めたものでした。 でも、心の底からそれに挑戦したいと思って、実際にプロジェクトを動かすためには、結構なお金が必要だった。 だから、シンプルに「お金を稼ごう!」でもいいじゃんって。 さっきのマズローの欲求にしても、上のほうがカッコイイ、下のほうはダサいと考えている人が世の中的には多いかもしれません。 でも、僕はそんなの関係ないし、どうでもいいじゃんって思うんですね。 人間なんて人それぞれだし、みんな色々あったうえで生きてるわけじゃないですか。 5番目の「自己実現欲求」とか、その上の「自己超越欲求」を追い求められる人なんて、正直、世界の選ばし何パーセントの人だって僕は思うんです。 また、自己実現欲求を満たそうとするのが、社会的に正しいとか世の中的に正義みたいな印象があって、みんなそこを目指そうとしますが、みんながそうだから自分をそうしなくては・・・なんて考えること自体が間違っていると僕は感じますね。 最初、ほとんどの人は下の3つの欲求を満たそうと頑張っていくわけです。 来週、食いっぱぐれてしまったら、元も子もない。 僕は正直、毎日ずっと寝てたいし、安定した収入もほしいし、一緒に笑い合える仲間に囲まれて生きていたいし、普通に周りから「小玉すげー」って思われたいし、自分にしかできないことをしたいし、「あー世界が平和であればいいなぁ」と思うし・・・ 結局は全部ほしいんです! だからこそ、結論として 「あなたがお金を稼ぎたいと思っていたら、そのことを恥じることも卑下することもない」 「それぞれが自由だろ!」ってこと。 もっといえば、コロナの影響で世界的に景気の先行きがあやしいなかで、カッコイイとかカッコ悪いとか、そんな体裁を気にするよりも、まずはとにかくお金は稼いでいったほうがいい。 そのほうが、大切な人も救えるし、行きたかったところへ行けるし、自分がやりたかったことに挑戦できるし、何よりも心が自由を感じることができるって僕は考えています。
「副業を始めてみたが、なかなか結果が出ない・・・」 「空き時間に転売ビジネスを始めたが、全然利益にならない・・・」 「新しいビジネスモデルを思いついたがどうやって始めたらいいかわからない・・・」 「オンラインサロンで稼ぐための知識を学んでいるのに成果につながらない・・・」 「独立・起業してみたが、全然稼げなくてがっかりしている・・・」 今日は、これらの原因とその解決方法についてお伝えしていきます。 ぜひ素直な気持ちで読んでいってくださいね。 僕はFRONTLINE WORKSというビジネスコミュニティの運営をしているほか、ビジネス系の教材を数多く販売しています。 また、無料でYouTubeやポッドキャストでも「収入を増やすコツ」や「副業で稼ぐヒント」みたいな情報をお伝えしています。 しかしながら、こういった情報を受け取ってビジネスに取り組む人たちみんなが稼げるようになるかというと、やっぱりそんなことはありません。 ではいったい、なぜ、同じ情報を受け取ったところで「稼げる人」と「稼げない人」が生まれてしまうのか? 結論からいうと「稼げない人」の共通点は3つ。 1 自分の能力を過信している 2 成果が出るまでの期間の見積もりや努力量を甘く見過ぎている 3 日常に引き戻されていく では、さっそく「自分の能力を過信している」について解説していきます。 こういう人っていうのは、だいたい、うまくいっている人に対して意味不明に上から目線だったり、人の成果を素直にすごいと思えないといった特徴があります。 あとは、おじさんに多いのですが、会社でそれなりの役職についているからなのか、コミュニティ内で変に偉そうにしているわけです。 こういった態度をとられると、単純に「それって学ぶ姿勢としてどうなんですか?」と思いますし、何をアドバイスしても「これ、理解してないわ~」ってなっちゃいますよね。 世の中には「本当にすごい能力が高い人たち」が存在するわけです。 大企業や外資系企業でバリバリ活躍してトップになったり、ベンチャーで社会を変えるような事業やサービスを開発したり、いくつもの会社を経営して上場させたり、一人で毎年100億円売り上げる事業をつくったり・・・ そもそも、「副業 稼ぐ」とかで検索して情報を得たり、 YouTubeで「ネットで稼ぐには?」みたいな動画を見ている時点で、今は成功していないわけで、能力だって高くないわけですよ。 もちろん、それは僕も含めての話です。 僕は、自分の実力を客観的に見て、大企業でバリバリやっているわけでもなく、世界や社会を変えるようなサービスを開発することもできないことくらいはわかっているつもりです。 だからこそ、自分の居場所でやるべきことがハッキリしています。 僕にできることは、超シンプルに「稼ぎ方を教える」こと。 そして僕も稼ぐ。 僕みたいな凡人の延長線上にいる人でも、そこそこお金は稼げますし、稼げるように教えることもできるので、自分の居場所は面白い世界だと思ってます。 要するに、これまでの話をまとめると 「中途半端な自己評価の高さが、学びの姿勢を壊している」 ってことに尽きます。 そのため、謙虚になって、自分の能力を高くもなく低くもなく冷静にジャッジして、素直に学ぶ姿勢を保つことが非常に大事なんです。 自分は凡人であるから、学びに対して努力しなければならないことを強く自覚する必要があるわけです。 物事を斜めから見ている人に限って、こういう話をされると「素直さが大事とかいって自分の意見100%聞くように仕向けて洗脳するんじゃないの?」とか思っちゃったりする。 でも、それは超もったいないことです。 僕自身、素直に聞いて実践したけどうまくいかなかったことも正直ありますが、これまでの人生をトータルで考えたときに、「素直に実践すること」はかなりプラスに作用したといえます。 もし、今あなたがなかなかうまくいっていない状況であれば「物事を斜めに見ない」っていう考え方は大事になってきます。 続いて「成果が出るまでの期間の見積もりや努力量を甘く見過ぎている」について。 僕は独立する前に会社員をやっていたのでわかるのですが、会社で結果を出して毎月の給料を5万円をあげることに比べたら、転売で毎月5万円稼ぐことのほうがやっぱり簡単なんですね。 毎日夜遅くまで残業して、必死で働いて、毎月の給料が2万円アップしたとか、マジで会社はそういう世界。 会社員で年収1000万円とか2000万円とか、もう世の中的にはモンスターですよ。笑 でも簡単の尺度って、人それぞれで、やっぱり自分に都合のいい理解してしまうんですね。 「転売で簡単に稼げる方法」 「ネットビジネスで人生一発逆転しよう」 みたいなところが入口だったりすると余計に「これめちゃくちゃ簡単にできるんだ!」って思ってしまう。 つまり、「成果が出るまでの期間の見積もりや努力量を甘く見すぎている」というのは、自分に都合よく考えてしまうことが原因になっているわけですね。 よくある質問で「こんな私でもできるでしょうか?」というのがありますが、正直いえば「人による」としか答えられないんです。 人それぞれ能力違うので、僕が簡単にできることで、あなたができないものもある。 一方、あなたが簡単にできることで、僕にはできないことあるわけです。 では、どうすれば、成果が出るまでの期間や努力量を正しく見積もることができるのか? まず大前提として「自分が取り組むことを理解する」というのがあります。 よくありがちなのが、ビジネスモデルを理解せずにテンションだけで「俺は稼ぐぜ!」ってなっている状態では、そもそも正しいジャッジができないわけですよ。しかも自分は初心者なわけなんで。 ではどうすればいいのか? 僕のこれまで教えてきた経験から 「普通のことを普通に理解ができる」 「コミュニケーションが普通に取れる」 という人で、1日2~3時間やれば、3ヶ月で全体像が見えてきます。 そして、半年で「成果が出るぞ」という感覚があって、1年ぐらいでそれで食えるぐらいになる。 贅沢しなければ生活していけるぐらいの収入になってくるイメージでしょうか。 その後は、2年やったらもうかなり世界が変わるといえますね。 年商で2000万円、3000万円くらいでしょうか。 もちろん人によってはもっと早く結果が出たり、サボれば結果が出るのが遅くなったりします。 僕の場合は、海外の商品を落札してヤフオクで売って、初月で50万円の粗利が出ました。 これまでの話をまとめると「成果が出るまでの期間の見積もり」として・・・ ・1日2~3時間、毎日取り組む ・3か月で全体像が見える ・半年で最初の成果が出る ・1年で食えるくらいになる ・2年で世界が変わる このくらいのイメージで考えておくとよいかと思います。 最後の「日常に引き戻されていく」について解説します。 ビジネスや副業をやるというのは、新しいことに取り組むってことです。 私たち人間なので、やっぱり新しいことをするって大変なわけですよ。 これまで普段やっていなかった勉強や読書をしたり、セミナーに参加したり・・・ となると当然しんどい。 これまでなんとなく日常を過ごしてきたんですが、そういっても忙しいわけです。 家族のこと、会社のこと、友人や恋人とのこと・・・ つまり、「副業やビジネス頑張るぞ!」という状態であっても、結局は、日常の用事に時間も心も奪われてしまう。 土日でセミナーに参加して、すごいやる気が出たけど、月曜日から会社に行ったら、また同じ日常に引き戻されていくみたいな。 勉強しようと思っても、今日は疲れてるから明日やろうみたいな感じで、結局はそのままずっとやらないまま辞めちゃったり・・・ 会社は嫌だけど、副業で稼ぐの思っていたより難しいし大変だから、今のままでいいかな~とか。 こういうパターンめちゃくちゃ多いんです。 では、どうすれば「日常に引き戻されずに」継続していくことができるのか? まずは「時間の確保」。 これに尽きます。 1日24時間で、これは誰に対しても平等に与えられた時間。 だからこそ、自分の行動の棚卸をしてください。 1日単位、1週間単位で、自分は何にどのくらい時間をつかっているかを把握する。 そのうえで、次にやめるべきことを決めてください。 そして、そのやめたところを使って1日2~3時間、ビジネスの時間を入れる。 今までの生活パターンのうえに、あらたに1日2~3時間も加えることはほとんどの人が難しいといっても過言ではないと思います。 ちなみに僕の場合は、寝るのをやめました。 要は睡眠時間を削ったということです。 あとは、「短時間でも必ず毎日何かをやる」という習慣をつくってみてほしい。 人間というのは不思議で、何もしない日が1日2日3日と増えていくと、気づいたら日常に戻ってしまうんですね。 そうならないためにも「何もしない日を作らない」のはとても大事です。 僕が運営するビジネスコミュニティのFRONTLINE WORKSでは、みんなに日報を書いてもらっています。 もちろんみんなの取り組みを把握するために書いてもらっているわけですが、実はやらない日を作らないようにするという意図もあるわけです。 ここまで、あなたが稼げない理由についてお伝えしてきましたが、最後にメッセージがあります。 僕はこれまで数多くの方々を見てきましたが、「ダメな人はずっとダメなのか」というと、そんなことはなく、ちゃんと人生が好転していった人たちも数多くいます。 なので今回お伝えした ・自分の行動の棚卸をする ・やめるべきことを決める ・1日2~3時間、毎日取り組む ・短時間でも必ず毎日何かをやる ・素直に実践する ・物事を斜めから見ない これらを今日から実践してみてほしいと思います。
「食わず嫌い」ってビジネスの世界ではマジで超ヤバイことだと思うんです。 改めて「食わず嫌い」の言葉を広辞苑でみると・・・ ①食べたこともなく、味も知らずに嫌いだと思い定めること。 ②(比喩的に)妙味や真価を悟らないでわけもなく嫌うこと。 となってました。 なぜ「食わず嫌い」がヤバいのか? 慎重すぎて何もできない人だったり、「俺は賢い」「私は特別だ」みたいな感じで物事を斜めに見て結局は何もしない評論家気取りみたいな人っているじゃないですか。 そういった人たちの未来というのは「確実に貧乏になる」と僕は考えているわけです。 では、なぜそういった人たちが貧乏になるのか? それには明確な理由があります。 あなたは「イノベーター理論」って知ってますか? 1962年にスタンフォード大学の社会学者であるエベレット・M・ロジャース教授が自身の著書『イノベーション普及学』のなかで提唱したイノベーションの普及に関する理論のことで、市場にモノが広がっていくときの普及の過程を5つに分類したものです。 ・イノベーター(Innovators:革新者) 冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。 市場全体の2.5%。 ・アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用層) 流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。 市場全体の13.5%。 ・アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随層) 比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。 市場全体の34.0%。 ・レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随層) 比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。 市場全体の34.0%。 ・ラガード(Laggards:遅滞層): 最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。 市場全体の16.0%。 だいたいの場合、イノベーターが取り組み始めたときは世の中のほとんどの人が気づいてないわけですね。 ただ、その次のアーリーアダプターが取り組み始めたときに、評論家ぶって「アレは絶対にこない」とか食わず嫌い的に否定する人っているじゃないですか。 実は、そういう態度を一度でも取ってしまうと非常に危険なんです。 その理由は明確で、人間には「一貫性の原理(法則)」という心理が働くから。 人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したいという心理が無意識レベルで働きます。 人間は一貫性を保つことで社会生活において他者から高い評価を受けるという考えがあり、複雑な物事を目の前にしたときに簡易的に行動を決定することができるようになるからともいわれています。 つまり、一度とった態度を変えることができないわけです。 だから、アーリーアダプターの段階で「アレ絶対来ないよな」とか「アレ超ダサいじゃん」とか発言していると、あとでブームになり盛り上がったときにも、なかなかその態度を変えられない。 アーリーマジョリティとレイトマジョリティで、一番盛り上がっているときにも一貫性の法則が働いて参加できないっていう悲しい現実を見るんです。 ビジネスに置き換えたら、ブーム手前で参入したらめちゃくちゃ儲かるわけですよ。 でも、批判した態度でいると、一貫性の原理が働いて儲けを逃すみたいな。 これからの時代は、新しい価値を生むものに取り組まないと、お金を得られる機会っていうのはどんどんなくなっていきます。 AIやロボットの出現によって、これまで以上に単純作業の価値もどんどん落ちていくし、誰でもできることほど価値が落ちまくる。 よって、積極的に新しい市場に参加しなきゃいけない時代になっていくわけです。 そこで一番おすすめの戦略は 「イノベーターたる人が何かを始めたときに素直にくっついていく」 これに尽きる。 もちろん自分がイノベーターであり、自分は感度が高くて市場全体の最初の2.5%に入れる人間だって人はそれでいいと思いますが、正直なところ、やっぱりなかなかそういうわけにはいかないですよね。 僕自身もイノベーターたる人間にはなれないなと感じてます。 ここで大事なポイントは 「素直にくっついていったところで、それがうまくいくかは誰にもわからないけど、くっついていく」 2.5%のイノベーターに自分が属していないと思うのであれば、まずはこれを実践すべきでしょう。 イノベーターたる人が何かを始めた最近の例でいえば「音声メディア」がそれにあたると思います。 ビジネスインフルエンサーや感度の高い人たちが、かなりの割合で「音声メディア来るぞ!」と発言しているのを聞いて、僕は素直に始めました。 正直、僕自身「音声メディアが来る!」って言われても全くピンときていなかったですし、実際に音声メディアは何も聴いてもいなかったのです。 でも、これは自分の感覚はいったん無視して、イノベーター的な人の感覚に乗っかってやるのが正解だなと思って始めたわけです。 しかも、始めてみると、音声メディアにしかない価値を感じられて、やってよかったなって思ってます。 音声メディアで来るか来ないかはわかりませんが、実際の動きとしてGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)がポッドキャストにめちゃくちゃ力を入れています。 そして、アメリカで流行ったものは、その2~3年後に日本でも流行ると言われてますから、この流れでいくと普通に日本でも流行るかなと思っています。 一番のオススメは、さきほどもお伝えしましたが 「イノベーターたる人が何かを始めたときに素直にくっついていく」 ですが、実はもうひとつ別の方法があります。 それは 「意固地にならず、素直に後乗りする」 「あんなの来ないよ!」とか「アレだせぇ~」と発言しちゃったとしても、一貫性の原理に頑固にならずに、いったん「ごめんなさい」をして、素直に後乗りしましょう。 僕が実際に「素直に後乗り」したのがYouTubeなんです。 たしか2018年、2019年くらいに、ビジネス系の人が YouTubeを始めたときに僕はそれを見て「いやいやいやいやビジネス系の動画なんて誰が見るんですか~」って感じで、完全にスルーしていたわけです。 そう、まさに評論家ぶって斜めに見てたわけです。 しかし、今ビジネス系のYouTubeがすごいことになっていて、チャンネル登録者数も50万人いたりする。 その状況を見て、僕は遅ればせながら素直にYouTubeを始めたんです。 マジでさっさとやっておけばよかったな~って今は思ってます。 真面目な話でいうと今のYouTubeの世界は、イノベーター理論でいう「アーリーマジョリティ」を超えて「レイトマジョリティ」に入ったところだと思うんです。 一番おいしい時期は終わっちゃったかな~といった印象。 先行者利益はもうないですが、まだまだ収穫できる果実があるのも事実なので、YouTubeに注力することは、僕自身はすごく意味があることだ感じてます。 で、ここからが超大事な話。 お金がない、人脈もない、世の中に対する影響力もない・・・ そんな人たちが逆転するためには「可能な限り早い段階でトレンドに入る」ことが必要になってくるわけですよ。 YouTubeやTwitter、Instagramなど、インターネット上の個人が影響力を持てるようになるサービスっていうのは、強きものがどんどん強くなっていく世界というか仕組みになっています。 そのため、先に行ってる強い人たちを追いかけようとしても、この人たちはさらにすごいスピードで強くなっていく。 たとえば、YouTubeで同じテーマで同じ内容の話をしている動画があるとします。 一方は「登録者50万人のチャンネル」で、もう一方は「登録者100人のチャンネル」。 その場合、「50万人登録のチャンネル」のほうが圧倒的に支持されるわけです。 悲しいかな、100人登録チャンネルの動画のほうが内容が優れていたとしてもです。 そして、さらに再生回数が増えれば増えるほど、どんどん50万人登録の動画のほうにアクセスが集まっていくわけです。 「みんなが見ているから私も見る」 「再生回数が100万回を超えているから見る」 「チャンネル登録者数が70万人いるから見る」 そんな感じで、人間は社会的証明や権威性に無意識のうちに影響を受けてしまう。 これに関してものすごい面白いエピソードがあって・・・ 僕の友達にホストの人がいて、彼がホストの仕事をはじめて3か月目でお店のナンバーワンになったんですね。 で、ナンバーワンになった瞬間にある変化が起こったっていうわけです。 「お客さんの自分を見る目が変わった」っていうんです。 お店に初めて来るお客さんも、「あっ・・・この人がお店のナンバーワンはなんだ・・・」みたいな感じで、とにかく相手の自分を見る目と自分への接し方が全然違うことに気づいた。 でもよくよく考えてみると、昨日まで自分とナンバーワンになった次の日の自分というのは、人間としてのスペック的には何も変わっていないわけで・・・ 「ナンバーワンという肩書・称号」がついただけで、周囲はナンバーワンとして扱ってくれるし、接客もすごくラクになったいいます。 そして、その彼は次のことを教えてくれました。 「もし生まれ変わってホストをやるとしたら、借金してでもお金作ってそれを友達に渡してそれで飲みに来てもらって勤務初月でナンバーワンになる!」 どうせナンバーワンになるんだったら同じだし、こっちのほうが早いって言うわけですよ。 これは「ずるい」とか「ずるくない」とかそういう議論ではなくて、人間はそれくらい無意識的に権威性や社会的証明に影響を受けてしまうということ。 世の中に無数に存在する「ランキング」を見てください。 あれはもう人間の判断にめちゃくちゃ影響を与えるわけで、経済的な行動にもつながっていくわけです。 売れ筋ランキングとか見たら自然と1位の商品を買ってしまうとか普通にありますよね。 ですから、インターネット上で個人が影響力を持てるようになるサービスは、強きものがどんどん強くなっていくルールをなかなかひっくりかえすことができないんです。 ひっくり返せるとしたら、他のどこかでそもそも影響力がめちゃくちゃある人か芸能人とかでしょう。 それか資本力がめちゃくちゃがある人とか。 そうでなければやっぱり厳しいわけです。 「なぜそう言い切れるの?」って思った人・・・ 最近のYouTubeの急上昇ランキングを見てください。 そこに登場してくる人たちは、ほとんどが昔からいる人気ユーチューバーか、ここ最近参入したその話題の芸能人とかなんです。 仮にですよ、昔から何年間も継続して人気ユーチューバーの地位を獲得している人が、今このタイミングで、参入当時の実力でチャンネルをオープンしたら、絶対に無理なわけですよ。 明確に、あのタイミングだからうまくいったわけであって、そこがイノベーターたるゆえん。 もはやそれ自体が「才能」と呼べるんじゃないかなと思います。 だからこそ、一発逆転じゃないですけれども、「私には何もない」という人が成功をつかもうするならば、イノベーターたる人にくっついて、そこに飛び込んで勝負をすることが重要なんです。 もはや、ある種の「賭け」みたいなものですね。 しかも、イノベーター理論とセットになっている「キャズム理論」というのがあります。 「キャズム」とは直訳すると「溝」のことで、マーケティング的にいうと「市場に製品・サービスを普及させる際に発生する『超えるべき障害』」という意味になります。 先ほどのイノベーター理論で解説した「アーリアダプター」と「アーリーマジョリティ」・・・ 実はこの間にはめちゃくちゃ深い溝があって、ここを越えると本格的なブームがくるのですが、越えるまで相当な時間がかかりますし、そもそも越えられずに終わってしまうことだってあるんです。 つまり、世の中の85%がまったく興味のない状態で、それでもなお自分だけは淡々と活動を続けていく。 これがめちゃくちゃ大変なことだって簡単に想像できますよね? しかも、イノベーターたる人にくっついてやるわけですから、自分自身も確信がもてない、いわば疑心暗鬼の状態でひたすらに継続していくっていう・・・ でも結局は、そこでなんとか踏みとどまって取り組み続けて、キャズムを越えて本格的なブームがくるまで継続する。 これしか、何かをつかむっていうのは無理なんですよ。 やはり、持たざる者が何かをつかむためには、これらをやり遂げることが必要不可欠で、最初はしんどいかもしれないけど、実際にそこにしかチャンスはないと思うわけです。 僕自身もそれに賭けて音声メディアをやっていますし、YouTubeに関しては強き者がより強くなるサイクルが強烈になりすぎて正直しんどいですが、自分でやれることは継続してやっていこうと考えています。 そのため大切なのは、今の段階でこれが来る、これが来ないとか勝手に決めつけないこと。 自分にその能力や才能があるかもしれないのに、「あんなのは意味がない」と食わず嫌いをしているのは、非常にもったないってことなんです。 これは、どんな業界、どんな物事にもあてはまる真理みたいなもの。 多くの人がその価値にまだ気づいていない段階で、自分がガーっとそこに行くと、遅れてそこに多くの人たちが加わって、はじめて花開くみたいな感覚ですね。 これが、この時代の戦い方であり、これから逆転を狙う人のための戦略であると僕は考えています。
僕が運営するコミュニティFRONTLINE WORKSで、これまで数え切れないほど受けた質問があります。 それは、 「やる気やモチベーションが続かないのですが、どうすればいいでしょうか?」 というもの。 ここで僕の本音を言わせてもらえば、 「やりたくなかったらやらなきゃいいじゃん」 ってなります。 会社員とかであれば、やりたくないことをやって給料をもらっているわけなんで、それはそれでいいと思います。 でも、自分でビジネスをやっている人、これからやりたいと思っている人ほど「やりたくなかったらやらなきゃいいじゃん」って姿勢でいるべきだと僕は思います。 自分でビジネスをやるってそういうことじゃないですか? 別に誰からも強制されているわけじゃない。 自分で「これをやるぞ!」と覚悟を決めて、自らの意志で始めているわけなんで。 しかも、実際にやればやっただけ返ってくるし、やらなければ返ってこない世界。 普通に考えれば、やりたきゃやればいいし、やりたくなければやらなければいい。 シンプル極まりない話です。 ですが、 「やる気やモチベーションが続かないのですが、どうすればいいでしょうか?」 この質問は、僕がコミュニティを始めてから5年間くらいずっとなくならないのも事実。 そこで、何かヒントになるかなと思って、僕自身のやる気やモチベーションについて話をしたいと思います。 僕の場合、やる気やモチベーションが一定水準に常に保たれている状態で、そこから下がることがありません。 ただ、たまに一定水準を超えて「やる気が出まくるとき」があるんですね。 僕は普段から「読書の重要性」についてお伝えしていますが、実は僕が一番読んでいるジャンルの本は「ビジネス系」ではなく「マンガ」です。 もちろんビジネス系の本も読んでいますが、月に何十冊という自分でも数え切れないくらいのマンガを読んでいます。 では、どんなマンガを読んでいるか? 実は「人が死ぬ漫画」を僕は好き好んで読むんです。 文字だけで見ると、悪趣味、グロいと勘違いされてしまいそうなのですが、実際にはそうではありません。 ストーリーのなかで人が亡くなっていく漫画です。 そうした漫画を読むと僕は 「ヤバい!まだ死にたくない!全然まだやりたいことあるし、今死ぬのはごめんだ」 と感じて、やる気が一気に高まったりするわけです。 これは「誰かの死を見ることで自分の死を意識する」というある種の人間の機能みたいなものだと思うんです。 やる気とかモチベーションは、脳内物質と関係しているといわれていますよね。 ドーパミンやセロトニンだったり、ノルアドレナリンやアドレナリン。 つまり、「誰かの死を見る=身近に危険を感じる」という流れのなかで、それによってノルアドレナリンとアドレナリンが分泌されて、やる気が高まるという感じなのでしょう。 よくよく考えると、原始時代とかって至るところに危険が存在していたわけです。 狩りに出掛けたら、凶暴なマンモスに殺されそうになったり・・・ 移住しようと山に登ったら崖から落ちてしまったり・・・ 食べるものがなく飢え死にしたり・・・ 旧石器時代の寿命は平均15歳といわれてます。 衝撃ですよね、現代は100年時代ですからね。 死の危険が日常にあった時代に比べて、今は身近に危険を機会が少なくなっている。 だから、ノルアドレナリンやアドレナリン不足しやすく、やる気がおきない状態に陥りやすいんだと思うんです。 バンジージャンプとかスカイダイビングなどは、ノルアドレナリンやアドレナリンを欲している現代人特有のもので、死の疑似体験もしくは死に近づく危険を体感しているのでしょう。 このようなものと同じように、おそらく僕は死の疑似体験を漫画を読んでやっているのだと思います。 漫画の世界観やストーリーに没入しているときって、本当に目の前で人が死んでいくような感覚がある。 そして、それがエネルギーを生み出すことにつながっているのかもしれません。 変な話ですけどね。 ちなみに、死の疑似体験に関係した話になるのですが、多くの人が「死ぬ間際に後悔すること」って何なのか知っていますか? それを理解できる重い本がありまして、それが『死ぬ瞬間の5つの後悔』です。 この本に書かれている後悔とは・・・ 後悔1:自分に正直な人生を生きればよかった 後悔2:働きすぎなければよかった 後悔3:思い切って自分の気持ちを伝えればよかった 後悔4:友人と連絡を取り続ければよかった 後悔5:幸せをあきらめなければよかった 以上の5つです。 ただ、僕がお伝えしたい重要な点はこの5つの内容ではなく、 「人は死ぬ間際に後悔がやってくる」 ということなんです。 僕は『クビでも年収1億円』コミック版のあとがきで「人生の目覚まし時計」という話をしました。 「人生の目覚まし時計」とは、自分の人生について心から真剣に考えさせるもの、もしくはそのきっかけです。 ちょっと目を閉じて想像してみてください。 「恋人や家族の死」 あなたの恋人や家族がいなくなってはじめて「できたはずなのにしていなかったこと」がはっきりと見えてきます。 「ガンの宣告」 あなたは医師から残り数ヶ月の命だと宣告される。 それまでは仕事に人生を捧げ、ビジネスや人脈作り、出世などに忙しくしていたものが、一瞬で無意味なものになってしうかもしれません。 このような突然の危機に直面すると・・・ 人は「自分の時間の使い方」と「自分にとって本当に重要なこと」との間にギャップがあることに気づかされる。 こういった予期せぬアクシデントで「人生の目覚まし時計」が鳴ってしまっては、行動しても遅いのです。 失ってはじめてわかることがあり、失う前に「ああしておけばよかったな」という経験は誰にでもあります。 それが後悔で済むレベルであればいいのですが、さきほど想像していただいたレベルだと後悔という言葉で簡単に片付けることはできませんよね。 だからこそ、あなたにとって本当に重要なことは何か・・・ もう一度ゆっくりと時間をとって考えてみてください。 そして、そのことに時間を使えるように、意識し、行動してみてください。 そうすれば、やる気やモチベーションが続かないなんてことには、きっとならないのではないでしょうか。